南 相旭/著 -- 彩流社 -- 2014.5 --

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中央 3階C 一般図書 /910.26/ミ1/688 7103899973 配架図 Digital BookShelf
2014/05/30 可能 利用可   0
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ISBN 4-7791-1983-5
ISBN13桁 978-4-7791-1983-5
タイトル 三島由紀夫における「アメリカ」
タイトルカナ ミシマ ユキオ ニ オケル アメリカ
著者名 南 相旭 /著
著者名典拠番号

110006606300000

出版地 東京
出版者 彩流社
出版者カナ サイリュウシャ
出版年 2014.5
ページ数 326p
大きさ 20cm
価格 ¥2800
内容紹介 若き韓国の研究者が、隣国から見た三島由紀夫の「アメリカ」とは? 三島由紀夫の小説作品にあらわれるアメリカ表象の分析を通じて、戦後日本文学における「アメリカ」という問題を把握し、考察する。
書誌・年譜・年表 文献:p302~323
個人件名 三島, 由紀夫,(1925-1970)(00043882)(ndlsh)
個人件名カナ ミシマ, ユキオ,(1925-1970)(00043882)
個人件名 三島 由紀夫
個人件名カナ ミシマ ユキオ
個人件名典拠番号 110000941940000
個人件名 三島 由紀夫
個人件名カナ ミシマ ユキオ
個人件名典拠番号 110000941940000
一般件名 アメリカ合衆国-文学上-ndlsh-01143793
一般件名カナ アメリカガッシュウコク-ブンガクジョウ-01143793
一般件名 アメリカ合衆国
一般件名カナ アメリカ ガッシュウコク
一般件名典拠番号

520003500000000

分類:都立NDC10版 910.268
資料情報1 『三島由紀夫における「アメリカ」』 南 相旭/著  彩流社 2014.5(所蔵館:中央  請求記号:/910.26/ミ1/688  資料コード:7103899973)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152443366

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序章 三島由紀夫と「アメリカ」
  第一節 三島由紀夫の「日本」から離れて
  第二節 三島由紀夫の生涯における「アメリカ」と三島研究における「アメリカ」
  第三節 戦後日本文学と「アメリカ」-三島由紀夫の「アメリカ」の不在
  第四節 本書の方法と意義
第一章 「花ざかりの森」における「アメリカ」-「貴族の瞳」から眺められる「アメリカ」と「アメリカ」の「日本」
  第一節 「日本」を表象する物語としての「花ざかりの森」のなかの「アメリカ」
  第二節 「母」における文化的アイデンティティの意味-「当世の女」の文化としての「アメリカ」と貴族階級の女性の文化
  第三節 「わたし」の「アメリカ」批判の下にあるもの-ヨーロッパ中心主義
  第四節 「近代」の伝播者としての「アメリカ」
第二章 『金閣寺』における「アメリカ」-占領期の「アメリカ」表象という問題
  第一節 三島由紀夫の「美」の物語から「占領」を語る物語へ
  第二節 おくれて着く「進駐軍の検閲の印」の手紙-「検閲」に対する三島の認識
  第三節 占領後に「占領」を語ることの難しさ-「江口初女覚書」と「鍵のかかる部屋」における「アメリカ」を中心として
  第四節 「日本文化」を表象する「アメリカ」
  第五節 占領軍の「暴力」を表象すること
  第六節 日本人における「自然」を破壊する「アメリカ」
第三章 『鏡子の家』における「アメリカ」-「日本」のなかの「アメリカ」から「日本」の外の「アメリカ」へ
  第一節 占領の「あと」に残る「アメリカ」
  第二節 「復興」を意味づける「焼跡」という記憶
  第三節 新しい「法」の提供者としての「アメリカ」と「鏡子の家」
  第四節 「進駐軍払下の各種の娯楽」の文化としての「アメリカ」
  第五節 「日本」を正当化する「アメリカ」、「日本」の外にある「アメリカ」
第四章 『美しい星』における「アメリカ」-米軍基地の「跡」としての「日本」に残された「アメリカ」
  第一節 安保闘争の後、核戦争の危機のなかの「アメリカ」
  第二節 米軍基地の「あと」に残された「アメリカ」
  第三節 「核」とアメリカ-「人間」概念に変化をもたらす存在
  第四節 「アメリカ的生活様式」と「平和」
第五章 『音楽』における「アメリカ」-「精神分析」を通して変わっていく「アメリカ」と「日本」
  第一節 「精神分析」の『音楽』から『音楽』の「精神分析」の向こうへ
  第二節 「高度発展」という名の「アメリカ化」を支える「精神分析医」
  第三節 占領期の体験による「日本人」から「精神分析」が創る「日本人」へ
  第四節 「精神分析」を通して見えてくる「アメリカ」
  第五節 「近代」という名の下で見失われる「アメリカ」
  第六節 「アメリカ」化される「日本」の外部としての「山谷」という「現実」
終章 三島由紀夫の「アメリカ」から見えてくるもの-「文化」への問いかけから見えてくる「人間」の在り方