呉 泰均/著 -- 北海道大学出版会 -- 2020.4 --

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配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階B 一般図書 /815.8/5058/2020 7113035671 配架図 Digital BookShelf
2020/07/07 可能 利用可   0

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ISBN 4-8329-6855-4
ISBN13桁 978-4-8329-6855-4
タイトル 日本語聞き手待遇表現の社会語用論的研究
タイトルカナ ニホンゴ キキテ タイグウ ヒョウゲン ノ シャカイ ゴヨウロンテキ ケンキュウ
著者名 呉 泰均 /著
著者名典拠番号

110006914750000

出版地 札幌
出版者 北海道大学出版会
出版者カナ ホッカイドウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2020.4
ページ数 7, 341p
大きさ 22cm
価格 ¥8600
内容紹介 現代日本語の運用において、聞き手をことばでどのように遇するかという「聞き手待遇表現」を取り上げ、社会語用論的観点から共時的な考察を行った書。一般言語学・社会言語学の知見を活用して多層的かつ多角的に分析する。
書誌・年譜・年表 文献:p297~301
一般件名 日本語-敬語-ndlsh-00568402,ポライトネス (言語学)-ndlsh-01138563
一般件名 日本語-敬語
一般件名カナ ニホンゴ-ケイゴ
一般件名典拠番号

510395115450000

分類:都立NDC10版 815.8
資料情報1 『日本語聞き手待遇表現の社会語用論的研究』 呉 泰均/著  北海道大学出版会 2020.4(所蔵館:中央  請求記号:/815.8/5058/2020  資料コード:7113035671)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153556991

目次 閉じる

第1章 研究目標と本書の構成
  1.1 研究の背景と目標
  1.2 本書の構成
第Ⅰ部 待遇表現形式の使用/不使用における文体の調整と語用論的発話効果
第2章 聞き手待遇の実現要素
  2.1 聞き手待遇表現の実現要素
  2.2 本研究で扱う聞き手待遇表現の形式
  2.3 聞き手待遇表現形式をめぐる形態的問題
  2.4 本書で用いる聞き手待遇表現関連の用語
  2.5 形態論的解釈による機能
  2.6 語用論的解釈による機能
  2.7 滝浦(2005)の距離化の表現
  2.8 おわりに
第3章 状況的要素と聞き手待遇表現
  3.1 人間関係
  3.2 場面の特徴
  3.3 聞き手待遇と場面形成の機能の連続性
  3.4 おわりに
第4章 ストラテジーと聞き手待遇表現
  4.1 本研究におけるストラテジーという概念の見方
  4.2 ストラテジーの成立条件
  4.3 ストラテジーの成立
  4.4 ストラテジーの不成立
  4.5 有標形式のレジスターと擬似ストラテジー
  4.6 ストラテジー使用における言語的特性
  4.7 おわりに
第5章 「聞き手」をどう捉えるか
  5.1 先行研究における「聞き手」概念の検討
  5.2 本研究における「聞き手」概念の見方
  5.3 聞き手における発話の呼びかけの集約性
  5.4 聞き手待遇に影響を与える範囲の境界線
  5.5 おわりに
第6章 待遇レベルのシフトにおける場面の柔軟性
  6.1 聞き手の変化と場面の関係性
  6.2 場面の動的調整に見る社会語用論的含み
  6.3 おわりに
第7章 ネオ敬語「(ッ)ス」の語用論的機能
  7.1 「デス」の進出と「ス」の出現
  7.2 「ス」の統語的特徴
  7.3 「ス」の語用論的機能
  7.4 丁寧語形式の社会運用能力
  7.5 ストラテジーの成立
  7.6 「ス」の使用動機
  7.7 「ス」の中間話体としての位置づけおよび社会言語学的解釈可能性
  7.8 ネオ敬語の役割語的要素
  7.9 丁寧語形式の運用上の無標性
第Ⅱ部 対人関係コミュニケーションにおける言語配慮行動
第8章 断り表現の語用論的選択メカニズムに見る配慮行動
  8.1 「いいです」と「大丈夫です」の語用論的選択メカニズム
  8.2 両表現に潜んでいる意味
  8.3 まとめと関連する問題点
第9章 伝聞表現の間接性と対人関係的発話効果
  9.1 はじめに
  9.2 研究の背景
  9.3 伝聞表現の選択に関与する文脈要素
  9.4 伝聞表現と間接化の関係性
  9.5 疑似伝聞表現による間接化
  9.6 伝聞表現の間接性とヘッジ
  9.7 まとめ
第10章 配慮表現としての「言いさし文」の語用論的機能
  10.1 荻原稚佳子(2008)の「言いさし発話の解釈理論」
  10.2 白川博之(2009)の「言いさし文」
  10.3 「言いさし文」における発話内行為と配慮表示機能
  10.4 談話レベルにおける「言いさし文」の特性
  10.5 「言いさし文」における間接発話行為とヘッジ
  10.6 ヘッジが持つ語用論的意義
  10.7 おわりに
第11章 話者交替における発話末形式「みたいな」の語用論的特徴
  11.1 はじめに
  11.2 本研究における問題提起の背景
  11.3 話者交替における「ミタイナ」の特徴
  11.4 談話上の語用論的含み
  11.5 今後の課題
第12章 全体のまとめと今後の課題
  12.1 全体のまとめ
  12.2 今後の課題