資料詳細

目次

序章 研究の背景・目的・方法

  1.研究の背景と目的

  2.先行研究の検討

  3.研究の課題と方法

  4.用語の定義

第Ⅰ部 理論的基盤

第1章 教室・学校・地域における市民性教育の理論的基盤

  1.市民性教育の射程とアメリカの学校における展開

  2.市民性教育の分析に向けた背景理論

  3.現代アメリカの市民性教育を捉える基本的枠組

第Ⅱ部 現代アメリカ貧困地域の市民性教育の問題構造

第2章 貧困地域における子どもの経験の連関構造と市民性への影響

  1.地域での日常的経験の影響

  2.学校と地域での日常的経験の連関

  3.考察

第3章 現代アメリカの教育改革による貧困地域の市民性教育の周縁化

  1.市民性教育の政策の展開と課題

  2.テストスコアに基づく学力保障政策の陥穽

  3.ゼロ・トレランスを基調とした学校規律強化政策の浸透

  4.考察

第Ⅲ部 現代アメリカ貧困地域における市民性教育改革の展開

第4章 <社会科アプローチ>の市民性教育改革

  1.Beth C.Rubinと社会科教員による実践

  2.「アクション・シヴィックス」の実践

  3.考察

第5章 <学校全体アプローチ>の市民性教育改革

  1.学校全体での市民性教育に向けた改革論議と「学校風土」の効果への注目

  2.学校全体で取り組まれる市民性教育改革の実践

  3.考察

第6章 <地域コミュニティアプローチ>の市民性教育改革

  1.地域コミュニティの変革の理論的背景

  2.地域との連関性を基盤とした市民性教育改革の実践

  3.考察

第Ⅳ部 総合考察

第7章 アメリカ貧困地域の市民性教育改革の構造と特質

  1.貧困地域における市民性育成の方法と特質

  2.改革の持続と展開への可能性と課題

終章 研究の総括と成果・課題

  1.研究の総括

  2.研究の成果と課題

補章 大都市学区での市民性教育改革の新展開

  1.イリノイ州の公民科推進政策とシカゴ学区独自の改革

  2.シカゴ学区の改革の内容と特徴

  3.大規模な改革の実現に向けた学区の役割

  4.考察

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