石原 美奈子/編著 -- 春風社 -- 2021.3 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /167.2/5061/2021 7114619728 配架図 Digital BookShelf
2021/10/05 可能 利用可   0

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ISBN 4-86110-730-6
ISBN13桁 978-4-86110-730-6
タイトル 愛と共生のイスラーム
タイトルカナ アイ ト キョウセイ ノ イスラーム
タイトル関連情報 現代エチオピアのスーフィズムと聖者崇拝
タイトル関連情報読み ゲンダイ エチオピア ノ スーフィズム ト セイジャ スウハイ
著者名 石原 美奈子 /編著
著者名典拠番号

110004628640000

出版地 横浜
出版者 春風社
出版者カナ シュンプウシャ
出版年 2021.3
ページ数 550p
大きさ 22cm
シリーズ名 南山大学学術叢書
シリーズ名のルビ等 ナンザン ダイガク ガクジュツ ソウショ
価格 ¥6300
内容紹介 20世紀初めに西アフリカからやってきたひとりのスーフィー(イスラーム神秘主義者)がエチオピア西部のオロモ社会に受け入れられ、聖者として崇敬されるようになった過程、およびその死後に社会に与えた影響を追った民族誌。
書誌・年譜・年表 文献:p522~542
個人件名 ウマル, アフマド, 1891-1953-entity-031543720
個人件名カナ ウマル, アフマド
一般件名 イスラム神秘主義-エチオピア-ndlsh-031592131
一般件名 イスラム教-エチオピア , スーフィ
一般件名カナ イスラムキョウ-エチオピア,スーフィ
一般件名典拠番号

510102120180000 , 510182700000000

分類:都立NDC10版 167.2
資料情報1 『愛と共生のイスラーム 現代エチオピアのスーフィズムと聖者崇拝』(南山大学学術叢書) 石原 美奈子/編著  春風社 2021.3(所蔵館:中央  請求記号:/167.2/5061/2021  資料コード:7114619728)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153823560

目次 閉じる

序章
  第1節 エチオピア帝国の形成からアビー政権まで
  第2節 エチオピアにおけるイスラーム/ムスリム研究
  第3節 エチオピアにおけるスーフィズムと聖者崇拝
  第4節 アフマド・ティジャーニーとティジャーニー教団
  第5節 ムスリム聖者崇拝研究の新たな視角
第Ⅰ部 西部オロモ社会とイスラーム
第1章 オロモの社会と宗教
  第1節 オロモであること、オロモになること
  第2節 オロモ社会の宗教
  第3節 オロモ社会の儀礼首長
  第4節 まとめ
第2章 ジンマ地方のイスラーム化:「商人」と学者
  第1節 「商人」の宗教的役割
  第2節 ギベ5王国のイスラーム化
  第3節 混淆的イスラームと刷新的イスラーム
  第4節 エチオピア帝国への包摂
  第5節 イスラーム学者のネットワークの広がり
  第6節 まとめ
第Ⅱ部 カリスマの誕生:アルファキー・アフマド・ウマルの人生誌
第3章 聖者性の醸成:西アフリカからエチオピアへ
  第1節 アフマド・ウマルの生い立ち
  第2節 権力と修行の狭間で
  第3節 「聖者性」潜伏期
  第4節 まとめ
第4章 聖者性の発現:ミンコ村からクサイェ村へ
  第1節 ミンコ村での日々:聖者性の発現
  第2節 イタリア植民地統治時代(1936~41年):民衆の「傘」として
  第3節 クサイェ村への移転:「聖者性」の留保
  第4節 まとめ
第5章 聖者性の存統に向けて
  第1節 ジンマ地方ゲラ郡への移転
  第2節 メッカ巡礼
  第3節 ヤアに死す
  第4節 まとめ
第Ⅲ部 カリスマの日常化:ティジャーニー教団の「土着化」
第6章 聖者と精霊:イスラーム化と霊媒師の役割
  第1節 西ウォッレガ地方における霊媒師
  第2節 マアドとハドラ
  第3節 マアドの解釈
  第4節 霊媒師の「正統性」をめぐる議論
  第5節 まとめ
第7章 ティジャーニー教団の展開と「イスラーム化」
  第1節 つながるティジャーニー教団
  第2節 アルファキー・アフマド・ウマルの子孫
  第3節 アフマド・ウマルを敬愛する人々:サグラ
  第4節 脱神秘化と「イスラーム化」の拡大
  第5節 まとめ
第8章 「聖性」の政治学:ヤア聖者廟村の形成と変容
  第1節 「聖地」と参詣のなりたち
  第2節 日常化される「コミュニタス」:ヤア聖者廟村の共産・共同所有体制
  第3節 国家体制の変化と「聖地」の変容
  第4節 非日常化される「コミュニタス」:ヤア聖者廟村の変革への試み
  第5節 まとめ
第Ⅳ部 「カリスマ」を取り巻く社会環境の変容
第9章 ヤアの今日的状況:土地取引と民族対立の最中で
  第1節 ヤアの経済的打撃と政府主導の開発
  第2節 資源開発の対象としてのヤア
  第3節 農業開発とティグライ人投資家
  第4節 農業開発と想起される歴史
  第5節 ヤアにおける民族衝突の回避
  第6節 まとめ
第10章 引き継がれるアルファキーの「仕事」:トリ集落とアブドゥルカリーム
  第1節 聖者が暮らす村
  第2節 アフマド・ウマルの力を継ぐ者
  第3節 始まった「仕事」
  第4節 アブドゥルカリームと「世界の平和」
  第5節 まとめ
終章