日本哺乳類学会/編 -- 文永堂出版 -- 2023.9 --

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中央 2F 一般図書 /489.0/5054/2023 7117455039 配架図 Digital BookShelf
2024/01/13 可能 利用可   0
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ISBN 4-8300-0904-4
ISBN13桁 978-4-8300-0904-4
タイトル 日本の哺乳類学
タイトルカナ ニホン ノ ホニュウルイガク
タイトル関連情報 百年のあゆみ,日本哺乳類学会設立百周年記念
タイトル関連情報読み ヒャクネン ノ アユミ,ニホン ホニュウルイ ガッカイ セツリツ ヒャクシュウネン キネン
著者名 日本哺乳類学会 /編
著者名典拠番号

210000648990000

出版地 東京
出版者 文永堂出版
出版者カナ ブンエイドウ シュッパン
出版年 2023.9
ページ数 18, 429p
大きさ 26cm
価格 ¥6000
内容紹介 設立100年を記念し、日本哺乳類学会の総力を結集した学術白書。日本での哺乳類学の歴史を振り返るとともに、分類学/進化、古生物学、医学/畜産学、生態学などの各論を収録。
書誌・年譜・年表 文献:p418~419
一般件名 哺乳類
一般件名カナ ホニュウルイ
一般件名典拠番号

511520600000000

分類:都立NDC10版 489
資料情報1 『日本の哺乳類学 百年のあゆみ』 日本哺乳類学会/編  文永堂出版 2023.9(所蔵館:中央  請求記号:/489.0/5054/2023  資料コード:7117455039)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154247095

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<第1部 総論>
第1章 日本哺乳類学会のあゆみ
  1.設立前後から合併(合流)まで
  2.日本哺乳類学会発足以降の歴史
  付記 カタカナ目名問題
  コラム 徳田御稔
  コラム 内田照章
  コラム 宮尾嶽雄
第2章 日本の哺乳類学の源流
  1.はじめに
  2.本草学から哺乳類学への道のり
  3.近世資料における哺乳類
  4.動物の利用をめぐる規制と許容
  5.狩猟と鉄砲の規制
  6.民間の狩猟と猟師
  コラム カワウソ
  コラム ニホンアシカ
第3章 日本の哺乳類学の黎明
  1.はじめに
  2.哺乳類研究の黎明
  3.標本の収集と作製
  4.海外に渡って研究された埔乳類標本
  5.日本人による哺乳類の分類研究
  6.渡瀬庄三郎とその門下生
  7.戦前の日本哺乳動物学会とその終焉
  8.後の「日本哺乳動物学会」復活へ
  コラム 黒田長禮
第4章 アジアの中の哺乳類学,過去・現在・将来
  1.日本の戦前の哺乳類学(大正~終戦):哺乳類学の地方展開の時代
  2.日本の戦後の哺乳類学(終戦~平成):哺乳類学の発展確立期
  コラム 阿部余四男
第5章 日本人と哺乳類-日本列島の環境史
  1.はじめに
  2.旧石器時代,現生種の誕生
  3.縄文時代,狩猟採集生活と草食獣
  4.弥生・古墳時代,環境改変と新たな草食獣
  5.古代(飛鳥・奈良・平安時代),ウマとウシによる国の牽引
  6.中世,列島の原景観の成立
  7.近世,東北の牧と人々
  8.近代,北海道でのウマ生産とその波紋
<第2部 各論>
◆分類学/進化
第6章 現代の哺乳類像
  1.分子系統学の発展
  2.分類体系の見直し
  3.大陸移動と哺乳類の進化
  4.有袋類進化に果たした大陸移動の役割
  5.哺乳類の海を渡った移住
  6.絶滅種のDNA解析
  7.おわりに
第7章 化石からみた哺乳類の進化
  1.欧米における古哺乳類学のあゆみ
  2.哺乳類の起源に至る化石証拠
  3.新生代の哺乳類進化
第8章 日本の哺乳類の分類学と生物地理学
  1.はじめに
  2.シーボルト標本と日本産哺乳類の分類学
  3.明治維新と近代科学としての分類学の導入
  4.日本人による哺乳類分類学の幕開け
  5.大正期から終戦までの昭和初期の哺乳類分類学
  6.終戦以降の昭和期の哺乳類分類学
  7.平成期から現在の哺乳類分類学
  8.日本に分布する陸棲哺乳類
  9.日本産陸棲哺乳類の分布パターン
第9章 方法論からみた哺乳類の種認識
  1.種とは?
  2.生物学的種概念
  3.黎明期の種認識
  4.分類学の発展と種認識
  5.分類学の理念の多様化
  6.ゲノムからの種認識
  7.生物学的種概念の肓点
  8.哺乳類の認識
第10章 博物館・動物園と哺乳類の学の交錯史
  1.史的立脚点
  2.近代化,震災,戦災
  3.縦割りの彼方
  4.乖離する分類学者
  5.外からの支援
  6.大学になりたかった博物館と博物館になりたかった大学
  7.園に育たない学
  8.教育の商業化
第11章 外来哺乳類の歴史
  1.外来哺乳類問題とは何か
  2.外来哺乳類にかかわる法的規制と管理
  3.日本の主な外来哺乳類の歴史(各論)
  コラム 高島春雄
◆古生物学
第12章 哺乳類化石の研究史
  1.江戸時代-「龍骨」と哺乳類化石-
  2.明治時代初期-「龍骨」から古生物学へ-
  3.明治時代から第2次世界大戦まで-日本人の研究-
  4.第2次世界大戦後1970年代まで
  5.1980年代とそれ以降
◆医学/畜産学
第13章 感染症の哺乳類学
  1.はじめに
  2.総論
  3.各論
  4.おわりに:これからの展望・研究の発展に向けて
第14章 実験動物としての哺乳類
  1.実験動物とは
  2.実験動物の多様性と斉一性
  3.人のモデルとしての実験動物
  4.野生哺乳類の実験動物化
  5.主要な哺乳類の実験動物・その近縁種
  6.発展途上の主な日本の実験動物
  7.日本における実験動物としての哺乳類の利用史
  8.実験動物としての哺乳類研究に関する功績の足跡
  コラム 森協和郎
第15章 畜産動物の研究と展開
  1.在来家畜とは何か
  2.ブタ
  3.ウシ
  4.ウマ
  5.おわりに
◆生態学/産業
第16章 鯨類とその資源管理
  1.はじめに
  2.鯨類の概要
  3.分布と回遊
  4.鯨類の生物学的特性
  5.捕鯨業
  6.資源管理方策とその変遷
  コラム 大隅清治
第17章 哺乳類を対象にした生態学のあゆみ:応用から基礎へ
  1.はじまり
  2.アジア太平洋戦争からの再出発
  3.伊藤嘉昭と太田嘉四夫
  4.応用から基礎へ
  5.パラダイムシフト
  6.時系列データ分析の時代
  7.第4段階への道
  コラム 太田嘉四夫
  コラム 田中亮
◆生態学/群集
第18章 群衆の中の哺乳類
  1.はじめに
  2.食性分析法
  3.食性の類型
  4.主な哺乳類の食性
  5.食物資源としての哺乳類
  6.食性の可塑性と適応
  7.種間関係
  8.食物と個体群動態
  9.植物と哺乳類
◆生態学/行動社会
第19章 動物社会の研究史
  1.はじめに-河合雅雄逝去
  2.河合以前
  3.第2次世界大戦直後
  4.戦後の海外調査再開
  5.社会生物学以後
  6.おわりに-ポスト社会生態学
  コラム 河合雅雄
◆生態学/社会
第20章 野生動物の保全と管理
  1.はじめに
  2.ニホンジカの研究史
  3.イノシシの研究史
  4.クマ類の研究史
  5.おわりに
◆生物多様性/生態学
第21章 亜熱帯生態系の哺乳類研究
  1.はじめに
  2.島嶼の成立と哺乳類群集の特徴
  3.琉球諸島開拓の歴史
  4.調査研究の歴史と日本哺乳類学会の取組み
  5.希少種保全・生物多様性保全の時代へ:行政機関などの取り組み(1970年~2000年代)
  6.今日の状況,世界自然遺産登録へ(2000年~2022年)
  7.おわりに
  コラム 折居彪二郎
  コラム トゲネズミ類
第22章 北方生態系の保全と大型哺乳類の研究
  1.北海道における哺乳類研究の系譜
  2.大型哺乳類研究の系譜と展開
  3.国立公園と大型哺乳類の保全・管理
  4.自然生態系の保全・管理を支える大型哺乳類の研究
  コラム ラッコ