高田 彰二/著 -- 丸善出版 -- 2025.6 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /464.9/5035/2025 7119355794 配架図 Digital BookShelf
2025/07/26 可能 利用可   0

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ISBN 4-621-31147-9
ISBN13桁 978-4-621-31147-9
タイトル 生物物理学
タイトルカナ セイブツ ブツリガク
タイトル関連情報 1分子の機能から細胞のシステム生物学まで
タイトル関連情報読み イチブンシ ノ キノウ カラ サイボウ ノ システム セイブツガク マデ
著者名 高田 彰二 /著
著者名典拠番号

110006177300000

並列タイトル Biophysics:From Single Molecular Functions to Cellular Systems Biology
出版地 東京
出版者 丸善出版
出版者カナ マルゼン シュッパン
出版年 2025.6
ページ数 6, 294p
大きさ 26cm
価格 ¥4500
内容紹介 京都大学での講義内容をベースとした生物物理学の入門書。分子から細胞までのさまざまな現象を物理的・数理的にモデル化し、その振舞いを解説。基礎方程式からほとんどの数式を導出できるよう工夫する。
書誌・年譜・年表 文献:p287~290
一般件名 生物物理学
一般件名カナ セイブツ ブツリガク
一般件名典拠番号

511058500000000

分類:都立NDC10版 464.9
テキストの言語 日本語  
資料情報1 『生物物理学 1分子の機能から細胞のシステム生物学まで』 高田 彰二/著  丸善出版 2025.6(所蔵館:中央  請求記号:/464.9/5035/2025  資料コード:7119355794)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154832663

目次 閉じる

1章 生物物理学への招待
  1.1 生物物理学とは
  1.2 分子細胞生物学のいろは
第Ⅰ部 状態論
2章 蛋白質の状態と遷移
  2.1 蛋白質の状態と遷移:2状態モデル
  2.2 2状態モデルの平衡論
  2.3 2状態モデルの速度論
  2.4 2状態モデルの1分子軌跡:計測,Monte Carloシミュレーション
  2.5 速度論のn状態への一般化とマスター方程式
3章 結合と状態変化
  3.1 ミオグロビンとヘモグロビン
  3.2 単純リガンド結合モデル
  3.3 結合の自由エネルギー
  3.4 Hillの協同結合モデル
  3.5 単純リガンド結合の速度論
  3.6 結合と構造遷移の共役モデル
  3.7 Monod-Wyman-Changeux(MWC)モデル
  3.8 Koshland-Némethy-Filmer(KNF)モデル
  3.9 Eigenの一般化
4章 酵素
  4.1 リゾチームの機能
  4.2 Henri-Michaelis-Menten(HNM)の式
  4.3 定常状態法による速度論:Briggs-Haldane機構
  4.4 Briggs-Haldane機構の2つの領域と解釈
  4.5 Arrheniusの式
  4.6 酵素反応の自由エネルギー論と酵素基質相補性
  4.7 線形自由エネルギー関係とHammond効果
  4.8 様々なバリエーション
5章 生体分子機械
  5.1 2つの非平衡環境
  5.2 トランスポーター
  5.3 マスター方程式と非平衡定常状態
  5.4 不可逆熱力学:熱力学的力と流束
  5.5 自由エネルギー変換効率,トレードオフと熱力学的不確定性関係
  5.6 分子モーター(膜エネルギー駆動)
  5.7 分子モーター(化学エネルギー駆動)
  5.8 生体分子機械とマクロな人工機械
第Ⅱ部 構造論
6章 相互作用の物理化学
  6.1 原子間の相互作用
  6.2 水溶液中の原子間の相互作用Ⅰ:水和の非静電効果(疎水性相互作用)
  6.3 水溶液中の原子間の相互作用Ⅱ:水和の静電効果
  6.4 蛋白質の構造安定性と結合に寄与する力
  6.5 DNAの相互作用
  6.6 pH滴定,pKa,プロトン化
  6.7 depletion(枯渇)力
7章 高分子・ソフトマターの物理学
  7.1 理想鎖
  7.2 コイルとグロビュール
  7.3 高分子溶融体
  7.4 相分離:水と油
  7.5 相分離:高分子と水(Flory-Huggins理論)
8章 蛋白質・DNAのフォールディングと物性
  8.1 Anfinsenの熱力学原理,Levinthalのパラドックス,郷の整合性原理
  8.2 小型蛋白質の実験
  8.3 Wolynesのエネルギー地形理論
  8.4 相転移アナロジー
  8.5 細胞内でのフォールディング
  8.6 DNAの構造と物性
  8.7 DNAのねじれと超らせん
  8.8 ゲノムDNAフォールディング
9章 拡散,Brown運動と化学反応速度論
  9.1 細胞内の分子拡散
  9.2 拡散とBrown運動
  9.3 リガンドの結合サイト探索:拡散律速反応
  9.4 転写因子のDNA配列探索:促進拡散
  9.5 Langevin方程式とFokker-Planck方程式
  9.6 Kramersの化学反応速度論
第Ⅲ部 細胞のシステム生物学
10章 遺伝子発現とその制御
  10.1 遺伝子発現の制御と転写ネットワーク
  10.2 遺伝子発現のミニマルモデル
  10.3 反応方程式と熱力学モデル
  10.4 負の自己制御
  10.5 feed‐forward loop
  10.6 多出力feed‐forward loop:遺伝子発現順序の制御
  10.7 発生の転写ネットワーク:正の相互フィードバック
  10.8 遺伝子発現ゆらぎと化学マスター方程式
11章 生体リズム
  11.1 細胞周期
  11.2 2サイクリンモデル
  11.3 相平面解析と定常点の安定性
  11.4 Hopf分岐と極限サイクル
  11.5 2サイクリンモデルの解析
  11.6 細胞周期制御系のネットワーク
  11.7 概日リズム,時間遅れの負のフィードバック
  11.8 システム特性の整理
12章 電気生理学入門
  12.1 ニューロンの電気生理学
  12.2 静止膜電位
  12.3 膜電位ダイナミクス
  12.4 膜電位依存性イオンチャネルの開閉ダイナミクス
  12.5 膜電位とイオンチャネル開閉の共役ダイナミクス
  12.6 筋線維のMorris-Lecarモデル
  12.7 ニューロンのHodgkin-Huxleyモデルと活動電位
13章 シグナル伝達
  13.1 シグナル伝達経路
  13.2 受容体のシグナル検知
  13.3 リン酸化経路のGoldbeter-Koshland超感応性
  13.4 リン酸化経路:MAPキナーゼのカスケード
  13.5 Ca[2+]シグナリングの細胞全体モデリング
14章 代謝
  14.1 代謝ネットワーク
  14.2 分岐のない代謝経路
  14.3 分岐のある代謝経路のモデル
  14.4 流束均衡と化学量論行列
  14.5 制限付き最適化と線形計画法
  14.6 大腸菌糖分解代謝経路の解析
  14.7 細胞全体の代謝と自己複製:細菌の増殖則
  14.8 細胞全体の代謝と自己複製:ミニマルモデル
補遺
15章 熱・統計力学
  15.1 熱力学
  15.2 平衡統計力学