資料詳細

目次

序章

  1 アフリカ農民研究の課題

  2 農民の生計活動に関する研究

  3 農村に住む難民の生計活動に関する研究

  4 二カ国での国家形成と紛争国周辺農村

  5 本書の目的

  6 調査方法

  7 本書の構成

第1章 南部アフリカでの国家形成と紛争史

  1 アフリカ南部諸国の経験と特徴

  2 ザンビアの国家形成と西部州の歴史

  3 アンゴラ紛争史

第2章 アンゴラ移住民と移動

  1 アンゴラ移住民

  2 生業と移動の歴史

  3 難民収容施設での受け入れと生活

  4 自然環境

第3章 新天地リコロ村での生活

  1 リコロ村の生活空間と居住集団

  2 村の創世期から今日までの移動の歴史

  3 耕せる土地、耕せない土地

  4 生計活動

  5 リンボでの相互扶助

  6 キャッサバ中心の生計活動への移行

第4章 過酷な環境でのキャッサバ栽培

  1 キャッサバとカラハリ・ウッドランド

  2 キャッサバ品種の選択

  3 農耕体系

  4 焼畑の養分特性

  5 種茎の管理技術

  6 塊根の収穫と利用

  7 過酷な環境を克服する農耕技術

第5章 ゆでキャッサバ、ロンボの商品化

  1 ザンビアの政治経済変動とキャッサバ栽培農民

  2 村における現金稼得活動の変化

  3 生計の収支からみたロンボ販売による現金収入

  4 県庁所在地でのロンボ販売

  5 キャッサバの不足

  6 リンボの住人間での関係維持

  7 「キャッサバ栽培農民」と「アンゴラ移住民」の現金稼得活動

第6章 ウッドランドでの土地用益権の調整

  1 移住前の土地管理

  2 ザンビアの土地制度

  3 分散的土地利用

  4 人の移動と耕地の開墾・放棄

  5 土地用益権に関する調整の増加

  6 リンボの住人にみられる多様な社会関係と土地管理

終章 制約下での生計活動

  1 アフリカ農民研究からみた生計活動の特質

  2 生計の長期的変化にみられる特徴

  3 国家、法制度との関係性

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