資料詳細

目次

第一章 美学、カルチャー、モダニティ

  1 文化の美学化

  2 モダニティの美学化

第二章 複製技術時代の優生学

  1 芸術作品の優生学的価値

  2 フィジカル・カルチャーの政治学

  3 身体、注意、アウラ

  4 退化都市分析

第三章 社会衛生学の主体

  1 芸術本能の培養

  2 小児培養

  3 遺伝素培養=家系培養

  4 想像のファミリー・ヒストリー

第四章 数学的に崇高な生殖

  1 「新しい女性的男性」

  2 感応遺伝

  3 印象の織物

第五章 ピグマリオニズム、あるいは関心という病

  1 芸術作品の倒錯的価値

  2 古典主義美学と優生学

  3 主観の能動性と性科学

  4 一つの曲線、二つの価値

  5 自由と倒錯

第六章 テクストのアナモルフォーズ

  1 不在の眼差しの二律背反

  2 眼差しの不在-ロジャー・フライとT・E・ヒューム

  3 斜めから見る

  4 斜めから読む

  補論Ⅰ 街路の美学化とスペクタクル

  補論Ⅱ 広告の反美学

第七章 ノイズ、未来派、ファシズム

  1 「ノイズの芸術」

  2 美学、音楽、ノイズ

  3 聴覚的眼差し

  4 ファシスト・モダニズム

第八章 ジョイスにおける物質性と文学性

  1 アイルランド「脱英国化」論における美学イデオロギー

  2 『若い芸術家の肖像』における記号と象徴

  3 『ユリシーズ』における文字の戯れ

第九章 モダニズムの崇高な対象

  1 階級的理性の二律背反

  2 全体性への意志-モダニズムと帝国主義

  3 ジョイス的崇高

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