里見 龍樹/著 -- 風響社 -- 2017.2 --

所蔵

所蔵は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階A 一般図書 /382.7/5048/2017 7108992101 配架図 Digital BookShelf
2017/07/07 可能 利用可   0
Eメールによる郵送複写申込みは、「東京都在住」の登録利用者の方が対象です。

資料詳細 閉じる

ISBN 4-89489-236-1
ISBN13桁 978-4-89489-236-1
タイトル 「海に住まうこと」の民族誌
タイトルカナ ウミ ニ スマウ コト ノ ミンゾクシ
タイトル関連情報 ソロモン諸島マライタ島北部における社会的動態と自然環境
タイトル関連情報読み ソロモン ショトウ マライタトウ ホクブ ニ オケル シャカイテキ ドウタイ ト シゼン カンキョウ
著者名 里見 龍樹 /著
著者名典拠番号

110006534050000

出版地 東京
出版者 風響社
出版者カナ フウキョウシャ
出版年 2017.2
ページ数 428p
大きさ 22cm
価格 ¥5000
内容紹介 南太平洋のソロモン諸島マライタ島の北東岸に広がるサンゴ礁。そこにはアシまたはラウと呼ばれる人々が築いた人工の島々が点在する。彼らの独特な海上居住の実態とそこに内在する変化をフィールドワークをもとに明らかにする。
書誌・年譜・年表 文献:p393~414
一般件名 ソロモン諸島-風俗・習慣-00580459-ndlsh,水上生活者-ソロモン諸島-001263235-ndlsh
一般件名カナ ソロモンショトウ-フウゾクシュウカン-00580459,スイジョウ セイカツシャ-ソロモン ショトウ-001263235
一般件名 ソロモン諸島 , 水上生活者
一般件名カナ ソロモン ショトウ,スイジョウ セイカツシャ
一般件名典拠番号

520027700000000 , 511029300000000

分類:都立NDC10版 382.732
資料情報1 『「海に住まうこと」の民族誌 ソロモン諸島マライタ島北部における社会的動態と自然環境』 里見 龍樹/著  風響社 2017.2(所蔵館:中央  請求記号:/382.7/5048/2017  資料コード:7108992101)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152988914

目次 閉じる

序論 別様でありうる「住まうこと」-非同一的な生の民族誌に向けて
  一 アシ/ラウと「海に住まうこと」の現在-素描
  二 「住まうこと」(トーラー)とその偶有性
  三 現代メラネシアにおける土地・場所・居住
  四 同一性、「生成」と偶有性
  五 調査の概要
  六 各章の概要
第一章 「海に住まうこと」の現在-民族誌的概観
  一 マライタ島北部のアシ(海の民)またはラウ
  二 アシ地域における植民地時代
  三 調査地-T村と沖合人工島群
  四 人工島居住の過去と現在
  五 現在における社会的動態
第二章 海を渡り、島々に住まう-移住と人工島群の形成史
  一 T村沖の島々
  二 アシの移住伝承
  三 T村沖人工島群の形成史
  四 a島の事例
  五 移住伝承の諸事例
  六 出来事としての「住まうこと」
第三章 海を渡る生者たちと死者たち-葬制、移住と親族関係
  一 海を渡る頭蓋骨
  二 オーストロネシア語圏における葬制の人類学
  三 アシの伝統的葬制と「トロラエア」
  四 伝統的葬制における氏族、移住史と祖先崇拝
  五 伝統的葬制における女性と氏族
  六 集合性/個別性をめぐる逆説
  七 葬送儀礼と他でありうる「われわれ」
第四章 「カストム/教会」の景観-現在の中のキリスト教受容史
  一 a島の<二重の墓地>
  二 アシ地域における「教会」と「カストム」
  三 「教会」の景観
  四 T地域におけるキリスト教受容史
  五 「カストム」から切り離されたアシ
  六 「カストム」の形象としての人工島
  七 「カストム/教会」をめぐる偶有性
第五章 夜の海、都市の市場-漁業と「住まうこと」の現状
  一 夜の海の「タウン」
  二 メラネシアにおける漁業と海洋資源管理
  三 アシ地域における漁業の現状
  四 夜間の潜水漁
  五 漁業への意識と「住まうこと」
  六 他なる「海」と「住まうこと」
第六章 生い茂る草木とともに-土地利用と「自然」をめぐる偶有性
  一 草木の茂みとともに「住まう」
  二 アシ地域における土地利用の現状-客観的分析
  三 土地利用の空間的パターン
  四 自給的農耕の現状
  五 土地利用をめぐる意識-「アルトーア」の観念と「住まうこと」
  六 草木の茂みと「住み、とどまること」
  七 土地利用に内在する他者性
第七章 想起されるマーシナ・ルール-「住まうこと」と偶有性の時間
  一 a島の「フィッシャリー」の記憶
  二 メラネシア人類学における「カーゴ・カルト」論
  三 マーシナ・ルールへのアプローチ-先行研究とその問題点
  四 (ポスト・)マーシナ・ルールの痕跡と想起
  五 T地域におけるマーシナ・ルール
  六 T地域のポスト・マーシナ・ルール-漁業組合とその記憶
  七 (ポスト・)マーシナ・ルールの想起の問題性
  八 別様でありうる「われわれ」を想起する
結論