小池 直人/著 -- 大月書店 -- 2017.9 --

所蔵

所蔵は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /364.0/5485/2017 7109796614 配架図 Digital BookShelf
2018/01/12 可能 利用可   0
Eメールによる郵送複写申込みは、「東京都在住」の登録利用者の方が対象です。

資料詳細 閉じる

ISBN 4-272-36090-1
ISBN13桁 978-4-272-36090-1
タイトル デンマーク共同社会(サムフンズ)の歴史と思想
タイトルカナ デンマーク サムフンズ ノ レキシ ト シソウ
タイトル関連情報 新たな福祉国家の生成
タイトル関連情報読み アラタ ナ フクシ コッカ ノ セイセイ
著者名 小池 直人 /著
著者名典拠番号

110002267230000

出版地 東京
出版者 大月書店
出版者カナ オオツキ ショテン
出版年 2017.9
ページ数 7, 371, 5p
大きさ 22cm
価格 ¥4200
内容紹介 「世界一仕合せな国」はいかに形成されたのか? グローバリズムと新自由主義下にあって、制度革新を行いながら、共同に基づく「良好な社会」を探求しつづけるデンマーク。それを可能にした思想的背景と歴史過程を考察する。
書誌・年譜・年表 文献:p339~363 フレキシキュリティ関連年表:巻末p2~4
一般件名 デンマーク-社会-ndlsh-00580912,福祉国家-00563637-ndlsh
一般件名カナ デンマーク-シャカイ-00580912,フクシコッカ-00563637
一般件名 福祉国家 , デンマーク
一般件名カナ フクシ コッカ,デンマーク
一般件名典拠番号

511353400000000 , 520057900000000

分類:都立NDC10版 364.023895
資料情報1 『デンマーク共同社会(サムフンズ)の歴史と思想 新たな福祉国家の生成』 小池 直人/著  大月書店 2017.9(所蔵館:中央  請求記号:/364.0/5485/2017  資料コード:7109796614)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153067065

目次 閉じる

序章 「サムフンズ(共同社会)」をめぐる暫定テーゼ
  はじめに
  1 「ゲマインシャフト」と「ゲゼルシャフト」の止揚
  2 国家と市民社会の係留と埋め込み
  3 近代ヒューマニズムから「サムフンズ・フマニスメ」へ
  4 「民衆的国民性」から「共同市民性」へ
  5 人間学の場としての「スコーレ」
  6 「共通の最善」に向けた社会革新の実験場
  むすび
第Ⅰ部 新福祉国家と「サムフンズ」の進化
第一章 新福祉国家とフレキシキュリティ
  はじめに
  1 戦後福祉国家から新福祉国家へ
  2 「よい生」「良好な社会」の探求
  3 新自由主義に抗する「サムフンズ(共同社会)」
  4 人間学的資源としてのグルントヴィ哲学
  むすび
第二章 岐路に立つフレキシキュリティ
  はじめに
  1 福祉国家の「現代化」とフレキシキュリティ
  2 「よい生(活)」の探求、人間的な労働との連携
  3 「社会経済イデオロギー」としての協議連携
  4 「生の啓蒙」と学習連携
  むすび
第三章 ボランタリー社会活動の現状と公私関係史
  はじめに
  1 デンマーク型福祉モデル
  2 ボランタリー社会活動の定義と特徴
  3 具体的活動と経済問題
  4 公私関係の初期的展開
  5 普遍主義福祉国家の確立とその変容
  むすび
第四章 サムフンズと公共組織の再編
  はじめに
  1 新型公共管理の二つの機軸
  2 デンマークの新型公共管理(NPM)
  3 北欧の組織再編とデンマーク
  むすび
第五章 ソーシャル・キャピタルからサムフンズ・カビテルへ
  はじめに
  1 パットナムのソーシャル・キャピタル論とその問題性
  2 衰退アプローチと代替アプローチ
  3 制度が創出するソーシャル・キャピタル
  4 サムフンズ・カビテル
  むすび
第Ⅱ部 「サムフンズ」の思想史
第一章 福祉モデルとその思想
  はじめに
  1 デンマーク福祉国家モデル
  2 制度と給費の概要
  3 一九世紀末以来の近代的福祉国家の発展
  4 勤労福祉への接近と福祉国家の二重化?
  5 「グルントヴィとマルクス」
第二章 グルントヴィと知識社会
  はじめに
  1 架橋の知としての「生の啓蒙」
  2 信仰と直観
  3 経験の原理と常識過程
  4 歴史・詩的直観とその北欧的性格
  むすび
第三章 グルントヴィのホイスコーレ構想が拓いたもの
  はじめに
  1 知の改革としての「生の啓蒙」
  2 知・政治的資源の再配置と主体形成
  3 「共通の最善」とその具体化
  4 サムフンズの形成
  むすび
第四章 ユートピアから法制へ
  はじめに
  1 平等福祉の理念とキリスト教
  2 「一面的」自由主義への批判と媒介の思想
  3 社会主義の意義とその陥穽
  4 倫理的社会主義の綱領
  むすび
第五章 「生活形式」の思想史
  はじめに
  1 生の啓蒙
  2 二〇世紀転換期の社会主義
  3 生(活)形式の民主主義
  4 「開かれた不安的な均衡」としての「生活形式」
  むすび
補論 コックの「生活形式」の民主主義
  はじめに
  1 コックと戦後政治文化
  2 民主主義における「社会形式」と「生活形式」
  3 生活憲法とその問題性
  4 共同市民性の基礎づけ
  むすび
第六章 社会再生の民主主義
  はじめに
  1 人間的必要(ベデュルフニス)
  2 内在型「統治性」としての公共性
  3 知的拠点としての「生の啓蒙」
  むすび