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目次

はじめに

  一、はじめに

  二、作者の「あとがき」を読む

第一章 茜色の海

  一、導入部

  二、満六歳の誕生日の一日

  三、それから間もない、ある日

  四、十二歳、秋が深まる祭りの日-パリス帰還

  五、十五歳の年、吉凶二つの事件

  六、十六歳の春、パリスに同行してギリシアに向けて出航

第二章 笑う前夜

  一、レスボス島西海岸での五十年間

  二、スキロス島までの長い海路-パリスの発言

  三、スキロス島からエボイア島、カボドーロ海峡を抜け、マレア岬からラコニコス湾のギシオ港、それから陸路スパルティへ北上

  四、スパルティでの「事件」

  五、脱出

  六、スパルティの混乱

  七、船上のパリスとヘレネ

  八、アイネイアスの帰国

  九、ミケーネのアガメムノン

第三章 軍船襲来

  一、戦争の一年目、その年の春から夏の終りまで

  二、翌年の冬から春にかけて

  三、更に年明けの春近き頃。アイネイアス二十歳

第四章 葬送の歌

第五章 城塞燃ゆ

  前半一、狭義の「トロイア戦争」の最終局面

  前半二、終戦直後

  後半一、アイネイアスの漂泊

  後半二、ギリシアの英雄たちの「帰国物語」

  後半三、エネズにてトラキアを断念するアイネイアス-次章「西方伝説」に連結

第六章 西方伝説

  一、デロス島

  二、クレタ島

  三、ギリシア本土

  四、イタリア半島南端からシチリア島へ

  五、ティレニア海の嵐

第七章 カルタゴ

  はじめに-表題「カルタゴ」の意味

  一、カルタゴのアイネイアス

  二、シチリア島ドレバヌムのアイネイアス

  三、イタリア半島のアイネイアス

第八章 二つの愛

  一、ラティウム王家の事情とアイネイアスの関与

  二、アイネイアスの決戦

第九章 遠い残照

  一、新トロイア「ラウィニウム」建設

  二、十数年の歳月が流れる

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