吉川孝/著 -- 知泉書館 -- 2011.11 --

所蔵

所蔵は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 書庫 一般図書 /134.9/5231/2011 5021324609 Digital BookShelf
2011/12/02 可能 利用可   0

Eメールによる郵送複写申込みは、「東京都在住」の登録利用者の方が対象です。

    • 統合検索
      都内図書館の所蔵を
      横断検索します。
      類似資料 AI Shelf
      この資料に類似した資料を
      AIが紹介します。

資料詳細 閉じる

ISBN 4-86285-118-5
ISBN13桁 978-4-86285-118-5
タイトル フッサールの倫理学
タイトルカナ フッサール ノ リンリガク
タイトル関連情報 生き方の探究
タイトル関連情報読み イキカタ ノ タンキュウ
著者名 吉川孝 /著
著者名典拠番号

110004598860000

出版地 東京
出版者 知泉書館
出版者カナ チセン ショカン
出版年 2011.11
ページ数 11, 262, 28p
大きさ 22cm
価格 5000
内容紹介 1890〜1920年代前半のフッサール現象学の発展を倫理学の観点から考察。実践理性の学問としての倫理学を確立するプロセスのなかで、フッサールがいかに自らの現象学そのものの意味を変化させていったかを解明する。
書誌・年譜・年表 文献:巻末p13〜28
個人件名 Husserl, Edmund,(1859-1938)(00444093)(ndlsh)
個人件名 Husserl,Edmund
個人件名カナ フッサール エトムント
個人件名 Husserl,Edmund
個人件名カナ フッサール, エドムント
一般件名 倫理学-ndlsh-00569521
一般件名カナ リンリガク-00569521
分類:都立NDC10版 134.95
資料情報1 『フッサールの倫理学 生き方の探究』 吉川孝/著  知泉書館 2011.11(所蔵館:中央  請求記号:/134.9/5231/2011  資料コード:5021324609)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1108547100

目次 閉じる

序章
  一 本書の問題設定
  二 フッサールの倫理学
  三 フッサール現象学における倫理学の位置
  四 研究方法
  五 先行研究
第一章 感情としての志向性
  一 ブレンターノにおける心的現象
  二 ブレンターノにおける心情活動の合理性
  三 「基礎論理学のための心理学的研究」における表象の分析
  四 感情としての志向・充実
  五 先現象学的分析から普遍的相関性のアプリオリの発見へ
第二章 客観化作用と非客観化作用
  一 心理学主義の克服
  二 表現と意味
  三 客観化作用としての志向的体験
  四 非客観化作用の解明
  五 非客観化作用の表現
  六 『論研』における倫理学の可能性
第三章 意志、行為、感情の現象学
  一 プフェンダーの意志の現象学
  二 ライナッハの行為の現象学
  三 シェーラーの感情の現象学
第四章 哲学の理念と価値構成のジレンマ
  一 現象学と理性批判
  二 現象学的還元と絶対的理性の理想
  三 哲学の理念
  四 認識の現象学とその射程
  五 価値構成のジレンマ
  六 ジレンマの突破と一つの理性
第五章 理論理性の優位
  一 実践理性のノエシス・ノエマ分析
  二 『イデーンⅠ』の理性概念
  三 『イデーンⅠ』の表現論
  四 形式的倫理学における定言命法論
  五 価値の客観性と公平な観察者
第六章 志向性への批判
  一 ハイデガーにおける志向性の存在
  二 レヴィナスにおける享受の志向性
  三 リクールの意志の現象学
  四 アンリにおける生の情感性
第七章 フッサールの自己批判
  一 知覚における情緒的契機
  二 ゲッティンゲン倫理学における定言命法論の限界
  三 「意志の現象学」における志向性の再考
  四 『イデーンⅡ』における人格論
第八章 倫理学的転回
  一 ドイツ観念論の感情概念の受容
  二 実践理性の包括性
  三 倫理学的転回
第九章 実践理性の現象学
  一 人間の有限性と自己創造
  二 職業的生
  三 倫理的生
  四 試しとしての生
第十章 倫理学的転回の射程
  一 主知主義をめぐって
  二 相対主義をめぐって
  三 利己主義をめぐって
  四 自己形成の合理性
  五 理性の責任
終章 生き方について哲学はどのように語るのか
  一 意味概念の変化(存在的意味・精神的意味・生の価値)
  二 「強い評価」の倫理学
  三 「厚い概念」の倫理学
付録 問いの現象学
  一 非客観化作用としての問い
  二 言語行為としての問い
  三 信念の様相としての問い
  四 判断の実践性格としての問い
  五 現象学的還元としての問い