目次

序論

第一部 遣隋使と仏教

第一章 南北朝～隋代における仏教と対中国交渉

  はじめに

  1 東晋・南朝への仏教的朝貢

  2 北朝への仏教的朝貢

  3 隋への仏教的朝貢

  4 南北朝～隋代における仏教と対外交渉

  おわりに

第二章 中国南朝の対外関係において仏教が果たした役割について

  はじめに

  1 天竺と師子国の例について

  2 上表文一致の背景

  3 仏教色の濃い上表文をもたらした仏教的朝貢の結果

  おわりに

第三章 隋代仏教の系譜

  はじめに

  1 梁の武帝の受戒

  2 陳・北朝の皇帝の受戒

  3 後梁帝室と隋

  4 隋の皇帝の受戒

  おわりに

第四章 遣隋使と仏教

  はじめに

  1 『隋書』倭国伝の検討

  2 仏教色の濃い上表文について

  3 仏教伝来

  4 梁の武帝と隋の文帝

  おわりに

第二部 唐の皇帝と天皇の受菩薩戒

第一章 唐の皇帝の受菩薩戒

  はじめに

  1 太宗の受戒

  2 承乾の受戒

  おわりに

第二章 唐の皇帝の受菩薩戒

  はじめに

  1 武后の受戒

  2 中宗の受戒

  3 睿宗の受戒

  おわりに

第三章 唐の皇帝の受菩薩戒

  はじめに

  1 代宗の受戒と受灌頂

  2 徳宗の受戒

  おわりに

第四章 唐代における仏教と対中国交渉

  はじめに

  1 唐代の仏教色を強調する対中国交渉

  2 唐の対外政策と仏教色を強調した対中国交渉

  おわりに

第五章 聖武・孝謙・称徳朝における仏教の政治的意義

  はじめに

  1 鑑真の招請

  2 天皇等の受戒

  3 受戒の先例

  おわりに

結論

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