資料詳細

目次

第1章 問題関心と分析視角

  1.1 食をめぐる現状

  1.2 先行研究

  1.3 本書における課題と方法

第2章 食育政策の形成過程

  2.1 政策化以前の食育をめぐる状況

  2.2 BSEの発生と「食育」というシンボルの政策への登場

  2.3 「『食』と『農』の再生プラン」以降の食育:「スローフード」と「地産地消」

  2.4 「食育」と食生活指針の推進体制の一体化

  2.5 自民党食用調査会における食育法制化の動き:「体験」の意味の変化

  2.6 食育基本法の国会における審議過程:「生きる力」による食育の統合

  2.7 食育推進基本計画の策定と地方へのステージ移動:生産者団体の動向に注目して

第3章 スローフード運動と政策の相互作用

  3.1 スローフード運動とはどのような運動なのか

  3.2 日本のスローフード運動:2004年度スローフード運動ヒアリング調査の概略

  3.3 日本のスローフード運動における食育委員会の発足

  3.4 食育委員会の活動の変遷と新たなシンボル構築

  3.5 まとめ

第4章 JAの食農教育活動と政策の相互作用

  4.1 農業協同組合および女性組織の組織特性と歴史的展開

  4.2 全国農業協同組合大会決議に見る生活活動の変遷:食農教育に至る経緯

  4.3 愛知県のJAの食農教育活動

  4.4 JAあいち知多女性部の活動

  4.5 まとめ

第5章 シンボルをめぐる社会的力学

  5.1 食育をめぐるシンボル構築と再編のプロセス

  5.2 分析枠組みの一般化に向けて

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