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目次

はじめに

第1章 「愛国心」がきみを追い回す

  子どもより子どもな大人たち

  いまの子どもは大変だ

  愛せる国は、日本だけ?

  「愛国心」への必殺技

第2章 「右翼」と「左翼」は、ひとりの人間のなかにいる

  人は鳥ではないけれど

  正義の「左翼」

  出おくれた「右翼」

  アイゼンハワーは、来なかった

  小さくなったふたつの翼

  右翼度七〇パーセント、左翼度三〇パーセント!?

第3章 少年は「愛国心」で人を殺した

  僕と同じ十七歳の少年

  襲いかかってきたリアルな殺人

  「国のため」になぜ命を捨てる?

  オロオロするばかりの僕

  「テロ」の光と影

  「愛」がなぜ「殺人」を呼ぶ?

第4章 「宗教」が認めた「暴力」

  愛を説きながら殴る教師たち

  強制されれば反発するさ

  「お前こそいらない」

  少年は「日本の危機」を救ったのか

第5章 気がつけば「ぼくは右翼」

  解決できない大きな疑問

  春休みの秘密の冒険

  「豆単」炎上、そして退学

  気ままな大学生活、のはずなのに…

  自由がほしい、わかってほしい

  「やるべきよ、鈴木君!」

  すごい男が敵なんだ

  「バリケード」をめぐる戦い

第6章 「お前はつかまりたかったんだね」

  つぶれた「左」、去っていく「右」

  北朝鮮は理想の国?

  死んだ「三島」とズルイ「俺たち」

  サラリーマンの「サークル活動」

  逮捕された僕

  「運動」と「書くこと」

  野村秋介さんという人

  「愛国心」の実行

  一水会の新人

第7章 失敗したから、道は開けた!

  生きのびる奇跡、すてばちの勇気

  神様からのショック療法

  「正義」は不遜だ

  父親が伝えてくれたこと

  人生は格闘技だ。「受け身」をとれ!

  死ぬことは「選択肢」じゃない

  「人間らしい」天皇の物語

  「謙虚さ」とはなんだろう

  戦争史の中の奇跡

第8章 でかい「正義」に気をつけろ!

  五千回の君が代、五千回の国旗掲揚

  「愛国いじめ事件」

  「愛国心」は深く、複雑だ

おわりに

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