橘川 武郎/著 -- 名古屋大学出版会 -- 2012.2 --

所蔵

所蔵は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 書庫 一般図書 /568.0/5126/2012 7100305911 Digital BookShelf
2012/03/30 可能 利用可   0

Eメールによる郵送複写申込みは、「東京都在住」の登録利用者の方が対象です。

    • 統合検索
      都内図書館の所蔵を
      横断検索します。
      類似資料 AI Shelf
      この資料に類似した資料を
      AIが紹介します。

資料詳細 閉じる

ISBN 4-8158-0695-8
ISBN13桁 978-4-8158-0695-8
タイトル 日本石油産業の競争力構築
タイトルカナ ニホン セキユ サンギョウ ノ キョウソウリョク コウチク
著者名 橘川 武郎 /著
著者名典拠番号

110002339450000

出版地 名古屋
出版者 名古屋大学出版会
出版者カナ ナゴヤ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2012.2
ページ数 5, 341p
大きさ 22cm
価格 ¥5700
内容紹介 日本石油産業の創始から今日までの本格的通史により、外国系と国内系石油会社の対抗を叙述。日本の石油会社の挑戦が挫折し続けた原因を摑みだすとともに、ナショナル・フラッグ・オイル・カンパニー創設への途を示す。
書誌・年譜・年表 文献:p313~319
一般件名 石油産業-日本-歴史-001103334-ndlsh
一般件名カナ セキユ サンギョウ-ニホン-レキシ-001103334
一般件名 石油産業-日本
一般件名カナ セキユ サンギョウ-ニホン
一般件名典拠番号

511078420180000

分類:都立NDC10版 568.09
書評掲載紙 日本経済新聞  2012/04/29   
資料情報1 『日本石油産業の競争力構築』 橘川 武郎/著  名古屋大学出版会 2012.2(所蔵館:中央  請求記号:/568.0/5126/2012  資料コード:7100305911)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152027616

目次 閉じる

序章 日本石油産業史の課題
  1.本書の課題と応用経営史
  2.日本石油産業が直面する問題
  3.日本石油産業の構造的脆弱性
  4.歴史分析の必要性
  5.本書の構成
Ⅰ-第2次世界大戦以前
第1章 産業の創始とナショナル・フラッグ創設の挫折
  1.日本石油産業の創始
  2.日本石油の垂直・水平統合戦略の限界
  3.石油業界におけるタイプの異なる3人の経営者
  小括
第2章 外国石油会社の日本進出と事業展開
  1.日本への直接進出
  2.日本市場への浸透
  3.産油・精製への進出と撤退
  4.1910-1920年代における地位低下
  5.ソコニーとヴァキュームの合併
  6.スタンヴァックの成立
  7.石油業法施行以降の対応
  小括
第3章 外国石油会社と国内石油会社との関係
  1.アジアをめぐる国際カルテル
  2.「6社協定」の成立まで
  3.「6社協定」の成立以後
  小括
第4章 日本政府と外国石油会社との関係
  1.商工省の2案発表以前
  2.商工省の2案発表以降
  3.「石油国策実施要綱」の発表以降
  4.法案の国会審議時
  小括
第5章 戦時統制期の石油確保と外国石油会社との交渉
  1.事実経過
  2.商工省鉱山局
  3.吉野信次と来栖三郎
  小括
第6章 先駆的な海外事業展開とその帰結
  1.出光商会の海外展開の時期区分
  2.満鉄への機械油納入と「満洲」進出(1911-1918年)
  3.中国北部・朝鮮半島・台湾への進出と経営上の苦難(1919-1930年)
  4.「満洲」での事業拡張と上海進出(1931-1936年)
  5.外地重点主義の徹底と企業体制の再編(1937-1941年)
  6.太平洋戦争下での苦闘と南方進出(1942-1945年)
  7.敗戦による打撃(1945-1947年)
  小括
Ⅱ-第2次世界大戦以降
第7章 GHQの石油政策と消費地精製・外資提携
  1.GHQの石油政策の転換
  2.メジャーズの対日戦略の転換
  小括
第8章 外資への挑戦とその限界
  1.エクソン,モービルと日本市場
  2.内側からの挑戦-東燃のケース
  3.外側からの挑戦-出光興産のケース
  小括
第9章 なぜナショナル・フラッグ・カンパニーは生まれなかったのか
  1.エンリコ・マッティとEni
  2.出光佐三と出光興産
  3.山下太郎とアラビア石油
  4.イタリアと日本を分けたもの
  小括
第10章 日本石油産業の脆弱性とその克服策
  1.規制と産業の脆弱性との相互増幅作用
  2.石油産業の規制緩和プロセスとその問題点
  3.メジャーズとヨーロッパ非産油国・石油輸入国国策石油会社の動向
  4.日本の石油産業の進路と規制緩和のあり方
  小括
第11章 競争力構築をめざす新しい動き
  1.日本石油産業の脆弱性
  2.脆弱性克服への2つの途
  3.上流部門での水平統合
  4.コンビナート高度統合と「下流の技術力で上流を攻める」
  小括
終章 日本石油産業の国際競争力構築
  1.日本石油産業における歴史的文脈
  2.日本石油産業の2つの脆弱性
  3.脆弱性克服・競争力構築の原動力
  4.ナショナル・フラッグ・オイル・カンパニーへの途