資料詳細

目次

Ⅰ 行政裁量

  一 はしがき

  二 学説・判例の概要

  三 学説・判例の新たな展開

  四 問題の整理 むすびに代えて

Ⅱ 裁量統制

  一 はじめに

  二 古典的理論からの訣別

  三 裁量統制の基準と密度

  四 裁量権の踰越と濫用

Ⅲ 行政法上の不確定概念

  一 はしがき

  二 不確定概念の構造

  三 我が国の代表的な見解

  四 西ドイツの典型的な見解

  五 不確定概念における裁量領域

  六 おわりに-「判断余地」論について

Ⅳ 裁量の瑕疵

  一 はしがき

  二 W・イェリネックの裁量瑕疵論

  三 裁量瑕疵論の位置づけ

  四 判断余地論

  五 新たな裁量論

  六 むすびに代えて

Ⅴ 紹介:エームケ「行政法における“裁量”と“不確定法概念”」

  一 はじめに

  二 問題の歴史的展開

  三 「裁量」、「不確定法概念」および「判断余地」

  四 行政関係、行政の任務および行政裁判所の任務

  五 おわりに

Ⅵ 計画裁量

  一 はしがき

  二 判例における計画裁量の展開

  三 計画裁量の法的構造

  四 むすびに代えて

Ⅶ 計画裁量の限界

  一 はじめに

  二 西ドイツの判例理論

  三 計画法の構造

  四 比較衡量要請の原則

  五 コントロール密度の問題

  六 おわりに

Ⅷ 補論:計画裁量とその統制

  一 はしがき

  二 行政裁量と計画裁量の区別

  三 比較衡量過程の統制

  四 裁量統制の問題-オッセンビュールの整理

  五 コントロールの状況

Ⅸ 再入国不許可処分における裁量

  一 はじめに

  二 入管法二六条に定められた再入国許可処分に関する法務大臣の裁量権について

  三 裁量統制の基準および密度について

  四 再入国不許可処分の違法性について

Ⅹ 行政規則による不確定法概念の具体化

  一 はじめに

  二 ドイツにおける判例の展開

  三 ドイツにおける学説の動向-五つのモデル

  四 我が国における問題-審査基準・処分基準

ⅩⅠ 裁量収縮について

  一 はしがき

  二 ドイツにおける便宜主義の内容と限界

  三 警察法(危険防止法)における裁量収縮論

  四 警察法以外の領域における裁量収縮論

  五 我が国における裁量収縮論

  六 総括-むすびに代えて

ⅩⅡ 行政裁量

  一 はじめに

  二 現状の総括

  三 憲法視点の不足

  四 行政裁量論の方向

  五 おわりに

<増補>

ⅩⅢ 専門技術的裁量について

  一 はしがき

  二 専門技術的裁量の定着

  三 疑わしい専門技術的裁量

  四 専門技術的裁量の問題点

  五 むすび

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