安室 知/著 -- 慶友社 -- 2012.2 --

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中央 3階A 一般図書 /384.3/5271/2012 7101538865 配架図 Digital BookShelf
2013/03/03 可能 利用可   0
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ISBN 4-87449-093-8
ISBN13桁 978-4-87449-093-8
タイトル 日本民俗生業論
タイトルカナ ニホン ミンゾク セイギョウロン
著者名 安室 知 /著
著者名典拠番号

110002977990000

出版地 東京
出版者 慶友社
出版者カナ ケイユウシャ
出版年 2012.2
ページ数 18, 511, 9p
大きさ 22cm
価格 ¥12000
内容紹介 第二次世界大戦前または高度成長期直前に時間軸を設定し、その時点での生業構造の復元を行なう。時代の動きの中に生業を捉え、生業の動きの中に時代を読み取る。
一般件名 職業-日本-歴史-ndlsh-01123132
一般件名カナ ショクギョウ-ニホン-レキシ-01123132
一般件名 生業
一般件名カナ セイギョウ
一般件名典拠番号

511054000000000

分類:都立NDC10版 384.3
資料情報1 『日本民俗生業論』 安室 知/著  慶友社 2012.2(所蔵館:中央  請求記号:/384.3/5271/2012  資料コード:7101538865)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152030716

目次 閉じる

序 民俗学における生業研究史
  (一)ルラール・エコノミーからの発想
  (二)民俗学の体系化と生業研究
  (三)民俗文化類型論と生業論のかかわり
  (四)生業論における複合的視点
  (五)複合生業論の提起
  (六)生業研究の未来
Ⅰ 複合生業論という方法
一 複合生業論とは何か
  (一)民俗文化類型からの発想
  (二)複合生業という発想
  (三)複合性の二類型
  (四)内部的複合生業のあり方
  (五)外部的複合生業のあり方
  (六)内部的複合生業の社会と外部的複合生業の社会
  (七)複合生業論の今後
二 一年の暮らしと複合生業
  (一)生活者の記録からの発想
  (二)農家日誌の中の家
  (三)多様な生業の営み
  (四)多様な労働のあり方
  (五)『農家経済簿』の示唆
三 人生の折り目となる一年と複合生業
  (一)暮らしの実感からの発想
  (二)昭和二十六年の意味
  (三)生業としての農
  (四)暮らしの組み立て
  (五)農と生活のリズム
  (六)中山間地農村の暮らしと生業
四 一世代の暮らしと複合生業
  (一)高度経済成長からの発想
  (二)高度経済成長と農業の変貌
  (三)農村生活の変貌
  (四)農家生活の変貌
  (五)高度経済成長と人生
  (六)高度経済成長、その後
Ⅱ 海・山・里・町の複合生業
一 海の生業戦略
  (一)「漁村」からの発想
  (二)「海付きの村」という視点
  (三)百姓漁師の農
  (四)百姓漁師の漁
  (五)百姓漁師という生き方
  (六)百姓漁師という自覚
二 海の生業類型
  (一)個性重視の発想
  (二)「農漁民」という視点
  (三)漁師百姓の農と漁
  (四)漁師百姓の生計維持戦略
  (五)漁師百姓と百姓漁師
  (六)高度経済成長後の海付きの村
三 磯根の生業戦略
  (一)磯根からの発想
  (二)アマの研究史と問題点
  (三)海付きの村の生業空間
  (四)アマの実像
  (五)磯漁の諸相
  (六)アマの位相
四 山の複合生業
  (一)「畑作文化」からの発想
  (二)ヤマを捉える視点
  (三)「畑作文化」という捉え方
  (四)「畑作文化」の正体
  (五)畑作文化論の修正
五 里の複合生業
  (一)平地からの発想
  (二)テーラの暮らし
  (三)ヤマからみたテーラ
  (四)テーラの民俗的位置づけ
六 町の生業戦略
  (一)商いからの発想
  (二)マチの魚
  (三)魚屋のさまざまな業態
  (四)魚屋としての一人前
  (五)魚屋のさまざまな技術
七 町と在
  (一)町衆からの発想
  (二)料理屋・旅館と魚屋の関係
  (三)魚をめぐるザイとの関係
  (四)町衆としての魚屋
Ⅲ 水田の複合生業
一 「水田」とは何か
  (一)多面的利用という発想
  (二)畑作の場としての水田
  (三)漁撈の場としての水田
  (四)狩猟の場としての水田
  (五)採集の場としての水田
  (六)日本稲作の歴史的展開構造
  (七)水田をめぐる民俗技術と現代的意義
二 水田漁撈から水田養魚へ
  (一)ドメスティケーションの発想
  (二)水田稲作をめぐる自然環境
  (三)漁撈の地位
  (四)水田養鯉の展開
  (五)漁撈から養魚へ
三 水田の魚は誰のものか
  (一)コモンズからの発想
  (二)水田用水系の多様な利用
  (三)エコ・コモンズと漁撈権
  (四)水田漁撈と土地所有
  (五)総有論からみた水田漁撈
  (六)エコ・コモンズと水田漁撈
Ⅳ 複合生業論と現代
一 「遊び仕事」とは何か
  (一)遊びという発想
  (二)「遊び仕事」のおもしろさ
  (三)「まごつき仕事」とは
  (四)「遊び仕事」と「まごつき仕事」
二 文化資源としての水田漁撈
  (一)フォークロリズムからの発想
  (二)地域おこしとしての祭礼
  (三)地域おこしと水田漁撈
  (四)水田漁撈の文化資源化と地域振興
三 復活する「田んぼの魚捕り」
  (一)「田んぼの魚捕り」からの発想
  (二)「田んぼの魚捕り」と水田漁撈
  (三)水田漁撈の歴史
  (四)水田漁撈の消滅と復活
  (五)文化資源化した水田漁撈
  (六)現代社会と水田漁撈