資料詳細

目次

第一章 《みかけを救う》ということ

  一 オシアンダー、ベッラルミーノ、バークリー

  二 《みかけを救う》ということ

  三 ボナヴェントゥーラとトマス・アクィナス

  四 地球中心的構図とプトレマイオス

  五 ウィリアム・オッカムとニコラス・オートゥルクール

第二章 匿名の序文が語りかけるもの

  一 ながき逡巡の末に

  二 いきさつ

  三 序文と教皇パウルス三世への献辞-コペルニクスの自序

  四 オシアンダーの序文

  五 匿名の序文が語りかけるもの

  六 『天球の回転について』とその後

  補遺 コペルニクスの自序(全文)

第三章 ベッラルミーノの《手紙》

  一 ベッラルミーノ-二つの横顔

  二 《手紙》の背景

  三 《手紙》

  四 《手紙》-その前段

  五 《手紙》-その中段

  六 テイコ・ブラーヘの構図

  七 《手紙》-その後段

  八 “prudentemente”

  補遺 ガリレオの科学に対する裏切り

第四章 ジョージ・バークリーにみる《オッカムの剃刀》

  一 不似合いな論考

  二 ニュートンにおける《絶対空間》

  三 《空間の神格化》-バークリーの危惧

  四 《オッカムの剃刀》

  五 《バークリーの剃刀》

  六 バークリーにとっての空間

  七 バークリーの意図したもの、オッカムの意図したもの

  八 《二人》のニュートン

  九 《バークリーの剃刀》と《みかけを救う》こと

第五章 デュエムの希求

  一 ピエール・デュエム-その横顔

  二 《デュエムの定立》

  三 道具主義者デュエム?

  四 《自然的分類》への漸近-デュエムの希求

  五 物理学と超越的秩序

結びにかえて-トマス、ベッラルミーノ、そしてデュエム

  付論一 オッカムにおける信仰と理性

  付論二 《たしかな知》と《たしからしい知》-ニコラス・オートゥルクールの語りかけたもの

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