日本生態学会/編 -- 共立出版 -- 2012.3 --

所蔵

所蔵は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /468.0/5139/9 7100394958 配架図 Digital BookShelf
2012/04/23 可能 利用可   0

Eメールによる郵送複写申込みは、「東京都在住」の登録利用者の方が対象です。

    • 統合検索
      都内図書館の所蔵を
      横断検索します。
      類似資料 AI Shelf
      この資料に類似した資料を
      AIが紹介します。

資料詳細 閉じる

ISBN 4-320-05737-1
ISBN13桁 978-4-320-05737-1
タイトル シリーズ現代の生態学
タイトルカナ シリーズ ゲンダイ ノ セイタイガク
巻次 9
著者名 日本生態学会 /編
著者名典拠番号

210000036880000

出版地 東京
出版者 共立出版
出版者カナ キョウリツ シュッパン
出版年 2012.3
ページ数 15, 269p
大きさ 21cm
各巻タイトル 淡水生態学のフロンティア
各巻タイトル読み タンスイ セイタイガク ノ フロンティア
各巻著者 吉田 丈人/担当編集委員,鏡味 麻衣子/担当編集委員,加藤 元海/担当編集委員
各巻の著者の典拠番号

110005473850000 , 110005934690000 , 110006158350000

価格 ¥3400
内容紹介 新進気鋭の若手生態学者たちが考える生態学の体系をシリーズ化。9では、進化、適応、遺伝子、食物網、レジームシフトなど、淡水生態学の最前線をさまざまな視点から論じる。
書誌・年譜・年表 文献:p235~262
一般件名 淡水生物-ndlsh-00572697
一般件名カナ タンスイセイブツ-00572697
一般件名 生態学
一般件名カナ セイタイガク
一般件名典拠番号

511056600000000

各巻の一般件名 淡水生物
各巻の一般件名読み タンスイ セイブツ
各巻の一般件名典拠番号

511141300000000

分類:都立NDC10版 468.08
資料情報1 『シリーズ現代の生態学 9』( 淡水生態学のフロンティア) 日本生態学会/編  共立出版 2012.3(所蔵館:中央  請求記号:/468.0/5139/9  資料コード:7100394958)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152044475

目次 閉じる

第1章 淡水動物プランクトン種の地理的構造を形成した歴史的プロセス
  1.1 はじめに
  1.2 氷河期サイクルが形作る北半球のミジンコ種の地理的構造
  1.3 日本の淡水ケンミジンコ類の地理的構造
  1.4 おわりに
第2章 淡水における空間個体群動態
  2.1 はじめに
  2.2 空間同調性研究の発展
  2.3 遍在する空間同調性とその生成プロセス
  2.4 淡水における空間同調性
  2.5 淡水にみる同調性研究の新展開
  2.6 おわりに
第3章 環境の変化に対する柔軟な応答:表現型可塑性
  3.1 表現型可塑性とは
  3.2 非生物的環境への応答
  3.3 生物的環境への応答
  3.4 トレードオフの関係(コスト,ベネフィット)
  3.5 人為的な汚染による影響(外分泌系の撹乱)
  3.6 展望
第4章 プランクトンがみせる迅速な進化
  4.1 短い時間で起こる進化
  4.2 迅速な進化と個体数変化の関係:進化と生態のフィードバック関係
  4.3 まとめ
第5章 シクリッドの視覚の適応と種分化
  5.1 なぜシクリッドを研究するか?
  5.2 種分化
  5.3 視覚による配偶者選択
  5.4 シクリッドの視覚
  5.5 視覚の適応が引き起こす種分化
  5.6 LWS視物質の吸収波長シフトと色彩識別
  5.7 人間の活動による種多様性への影響
  5.8 まとめ
第6章 魚類の表現型多型と生態系の相互作用:生態-進化フィードバック
  6.1 生物多様性の3つの階層
  6.2 表現型多型とは?
  6.3 水界の表現型多型
  6.4 ニッチ構築
  6.5 捕食者の種内多様性
  6.6 生態-進化フィードバック
  6.7 展望
第7章 外来生物の遺伝的構造と小進化
  7.1 はじめに
  7.2 導入圧と遺伝的多様性
  7.3 外来生物における集団間の形質分化
  7.4 中立進化と自然選択の役割
  7.5 表現型可塑性の進化
  7.6 おわりに
第8章 コイ科魚類の生活史:現代における記載的研究の意義
  8.1 日本に生息するコイ科魚類のおかれる現状
  8.2 分布状況が語る生活史と環境要求
  8.3 河川の普通種カマツカの生活史と環境選択
  8.4 農業用水路の絶滅危惧種カワバタモロコの生活史と環境選択
  8.5 特定の魚種に着目する盲点
  8.6 生活史研究の意義
第9章 河川の被食-捕食関係と食物網構造
  9.1 はじめに
  9.2 河川の藻類-藻類食者関係
  9.3 河川の食物網構造
  9.4 今後の課題と展望
第10章 河川の炭素循環
  10.1 生態系の炭素循環
  10.2 生態系代謝
  10.3 様々な生態系の代謝速度
  10.4 河川の生態系代謝
  10.5 河川における生態系代謝の日周パターン
  10.6 河川における生態系代謝の空間パターン
  10.7 おわりに
第11章 同位体の利用法
  11.1 はじめに
  11.2 同位体比の定義
  11.3 湖沼生態系における食物網研究
  11.4 河川生態系における食物網研究
  11.5 同位体手法の展開
第12章 遺伝情報の動態:微生物の遺伝子水平伝播
  12.1 遺伝子の水平伝播とは?
  12.2 3つの経路からみる水環境中の遺伝子水平伝播
  12.3 淡水中の遺伝情報と人間活動
第13章 より多様化する微生物食物網の研究
  13.1 はじめに
  13.2 より複雑な微生物食物網構造を扱う
  13.3 遺伝子レベルでの微生物の検出
  13.4 原生生物による細菌摂食研究の進展
  13.5 原生生物に対する捕食
  13.6 最後に
第14章 植物プランクトンの消失過程と生態系機能
  14.1 植物プランクトンの生態
  14.2 植物プランクトンの消失過程
  14.3 植物プランクトンの溶解死亡が物質循環におよぼす影響
  14.4 物質循環の予測
第15章 湖沼における底生動物の生態と役割
  15.1 はじめに
  15.2 湖沼の物質循環・食物網における底生動物の役割
  15.3 湖沼における底生動物の個体数と現存量を制限する要因
  15.4 最後に
第16章 湖沼のレジームシフト
  16.1 はじめに
  16.2 レジームシフトの起こる要因
  16.3 レジームシフトが起こる可能性
  16.4 実際の湖沼への予測の適用
  16.5 おわりに
第17章 外来生態系エンジニアによる淡水生態系のレジームシフト
  17.1 はじめに
  17.2 外来生態系エンジニアと淡水生態系のレジームシフト
  17.3 今後の課題
第18章 古陸水学的手法による近過去の湖沼生態系変動の解析
  18.1 はじめに
  18.2 古陸水学とは
  18.3 休眠卵やシストを使った進化生物学的視点からの研究
  18.4 環境変化とミジンコの生活史
  18.5 琵琶湖の過去100年にわたるモニタリング
  18.6 湖沼生態系の保全目標設定への適用
  18.7 おわりに
第19章 湖沼における沈水植物の再生
  19.1 沈水植物を再生する意義
  19.2 沈水植物の再生手法
第20章 人間社会と淡水生態系:その望ましい関係の構築に向けて
  20.1 はじめに
  20.2 淡水生態系とかかわる人々の歴史:その解明の生態学的意義
  20.3 淡水生態系と人間の共存関係を築く:流域ガバナンス論
  20.4 おわりに