福山 泰男/著 -- 汲古書院 -- 2012.3 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /920.2/5100/2012 7100400240 配架図 Digital BookShelf
2012/05/02 可能 利用可   0

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ISBN 4-7629-2979-3
ISBN13桁 978-4-7629-2979-3
タイトル 建安文學の研究
タイトルカナ ケンアン ブンガク ノ ケンキュウ
著者名 福山 泰男 /著
著者名典拠番号

110006163870000

出版地 東京
出版者 汲古書院
出版者カナ キュウコ ショイン
出版年 2012.3
ページ数 8, 380, 16p
大きさ 22cm
価格 ¥11000
内容紹介 後漢中後期から三國時代魏末にいたる100年あまりの射程において、「女性」「少年」「國家」等の側面から、建安文學を再検討。詩壇外で文學的言説を発した曹操や、魏の黄初年間以後における曹植などを取り上げる。
一般件名 中国文学-歴史-漢時代-後漢-001106117-ndlsh
一般件名カナ チュウゴク ブンガク-レキシ-カン ジダイ-ゴカン-001106117
一般件名 中国文学-歴史
一般件名カナ チュウゴク ブンガク-レキシ
一般件名典拠番号

511160210070000

分類:都立NDC10版 920.24
資料情報1 『建安文學の研究』 福山 泰男/著  汲古書院 2012.3(所蔵館:中央  請求記号:/920.2/5100/2012  資料コード:7100400240)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152046614

目次 閉じる

序章 小著の目的と對象・方法および概略
  一 目的と對象・方法
  二 各章の概略
  三 構成および配列
  四 初出
第一章 張衡「四愁詩」をめぐって
  はじめに
  一 「四愁詩」の序文について
  二 情詩としての「四愁詩」
  三 「四愁詩」の受容
  四 五言詩「同聲歌」の性愛表現
  五 艶情作品の制作と受容
  六 張衡における艶情の文學と陰陽思想の關係
  小結
補説 張衡「論貢擧疏」辨誤
第二章 趙壹の詩賦について
  はじめに
  一 趙壹の活動時期
  二 「窮鳥賦」と飛翔のメタファー
  三 「刺世疾邪賦」と賦中の「詩」「歌」
  小結
第三章 後漢末・建安文學の形成と「女性」
  はじめに
  一 圖書目録から見た漢末魏晉の女性作家の位置づけ
  二 後漢中・後期における女性作家の概觀
  三 蔡琰と「悲憤詩」の展望
  四 丁【イ】の妻「寡婦賦」の展望
  小結
第四章 建安の「寡婦賦」について
  はじめに
  一 「寡婦賦」制作の背景
  二 曹丕・王粲の「寡婦賦」
  三 丁【イ】の妻の制作とされる「寡婦賦」の作品性
  四 「寡婦賦」をめぐる人的關係と詩壇
  五 儒學・文學兩テクストから見る「寡婦」
  小結
第五章 曹操「十二月己亥令」をめぐって
  はじめに
  一 「求才三令」の書き方
  二 文學テクストとしての「十二月己亥令」
  三 論爭的テクスト
  四 書き方の不統一とジャンルを超えた文學性
  五 自傳的散文
  小結
第六章 曹植の四言詩について
  はじめに
  一 「責躬詩」について
  二 「應詔詩」について
  三 曹植の四言詩と『詩經』
  四 「朔風詩」について
  小結
第七章 曹植の「少年」
  はじめに
  一 『史記』『漢書』における「少年」
  二 樂府中の「少年」と「名都篇」
  三 「野田黄雀行」の「少年」
  四 「送應氏」の「少年」
  五 曹植以後の詩人が詠む「少年」
  小結
第八章 曹植「自馬篇」考
  はじめに
  一 「白馬篇」の二重構造
  二 糾合される「少年」から「游俠兒」の形象へ
  三 典型・虚構としての「國難」
  四 曹植の假想現實
  小結
第九章 曹植と「國難」
  はじめに
  一 先秦から漢にいたる文學上の國家意識
  二 後漢末文學における國家意識
  三 曹植の漢家意識
  四 表象・虚構上の「國難」と「游俠兒」
  五 「游俠」の文學的意味づけと「慷慨」
  小結
第十章「悲憤詩」小考
  はじめに
  一 『後漢書』董祀妻傳
  二 一九五〇年代以降の「悲憤詩」眞僞論
  三 一九九〇年代以降のテクスト研究
  小結
第十一章 「悲憤詩」と「胡笳十八拍」
  はじめに
  一 「悲憤詩」と「胡笳十八拍」の表現上の差異
  二 「胡笳十八拍」作品群について
  三 僞作「蔡琰『胡笳十八拍』」の形成
  四 『後漢書』列女傳所收「悲憤詩」における「家」と「孝」
  小結
附章 【ケイ】康の「述志詩」
  はじめに
  一 「述志詩」第一首について
  二 後漢末三國時代における先行作品と飛翔のモチーフ
  三 建安文學の集成としての「述志詩」
  四 【ケイ】康詩評と「志」
  五 「述志詩」第二首について
  小結