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目次

第1章 高齢者福祉と財政に関する改革

  1 はじめに

  2 厳しい国財政の状況

  3 社会保障給付費と社会保険料収入の関係

  4 高齢化の進展と家族における変化,雇用構造の激変

  5 介護保険制度の現状と課題

  6 介護従事者の賃金・労働条件の改善に向けて

  7 当座しのぎを超えた制度の構築を

  8 安心のセーフティネットの構築と社会連帯税としての消費税の可能性

第2章 社会保障国民会議における医療・介護費用のシミュレーションについて

  1 はじめに

  2 シミュレーションと改革の方向性

  3 改革シナリオの効率化・重点化と充実化

  4 医療・介護サービスの需要と供給,医療・介護のサービス基盤のシミュレーション

  5 マンパワーのシミュレーション

  6 医療・介護サービスごとの単価のシミュレーション

  7 医療・介護サービス費用のシミュレーション

  8 オプションシミュレーション

  9 改革シナリオの実現可能性と課題(1)

第3章 介護従事者の賃金労働条件改善の取り組みと課題

  1 よくない介護従事者の待遇

  2 介護報酬引上げとその特徴

  3 介護報酬引上げの内容

  4 今回の介護報酬引上げの利用者への影響

  5 介護職員処遇改善交付金事業について

  6 むすびにかえて

第4章 後期高齢者医療制度の創設と課題

  1 ほころびが見え始めた年金,医療,介護などの社会保障制度

  2 高齢社会の進行

  3 後期高齢者医療制度の創設

  4 医療費負担増の凍結の動きと後期高齢者の保険料問題

  5 後期高齢者医療制度と後期高齢者終末期相談支援料,後期高齢者医療診療料,「担当医」制

  6 2008年の実施直後の後期高齢者医療制度への国民の不満噴出と政府の新たな改善策

  7 後期高齢者医療制度の課題

  8 社会保障制度再構築と消費税の役割

第5章 フィンランドにおける高齢者福祉の変化(1990-2006)

  1 はじめに

  2 1990年代前半の不況以後のフィンランドの特徴(1)

  3 1990年代前半の不況以後のフィンランドの特徴(2)

  4 高齢者と高齢者介護サービスの状況(1990-2005年)

  5 福祉民営化の進行

  6 高齢者介護の財政

  7 結論

第6章 フィンランドにおける2010年の国庫支出金改革と自治体財政の状況

  1 はじめに

  2 フィンランドにおける国と地方自治体の税源配分と自治体財政の状況

  3 フィンランドの地方自治体の状況(1)

  4 フィンランドの地方自治体の状況(2)

  5 2010年の国庫支出金改革

  6 むすびにかえて

第7章 義務教育段階の地方教育費の現状と課題

  1 はじめに

  2 税源配分の三位一体改革の経過と内容

  3 三位一体改革の地方財源への影響

  4 市町村教育費の動向

  5 むすびにかえて

第8章 「子どもの貧困」と就学援助制度

  1 問題の所在

  2 就学援助制度のしくみ(1)

  3 就学援助制度の仕組み(2)

  4 就学援助の実態

  5 文部科学省「就学援助に関する調査結果について」(2006年6月16日)

  6 就学援助費の動向

  7 就学援助制度と地方交付税

  8 就学援助制度の保護者への周知の重要性

  9 むすびにかえて

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