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目次

序章 アングラ演劇の文態-言語活動の展開と新たな劇言語の創出

  1…アングラ演劇の誕生

  2…活発な言語活動

  3…やってきた偽物の救世主-待つ演劇から到来させる演劇への転換

第Ⅰ章 偽物の肉体-唐十郎連作『ジョン・シルバー』

  1…「特権的肉体」とはなにか

  2…起源から複製へ-『絵巻巷談ジョン・シルバー』

  3…「不在」の裏側に屹立する肉体-『戯曲ジョン・シルバー』

第Ⅱ章 騙る身体-鈴木忠志『劇的なるものをめぐって・Ⅱ』

  1…肉体の言葉、狂気という皮膜

  2…切断、連続そして解放-『劇的Ⅱ』のテクスト構造

  3…偽の暴露-千田是也『近代俳優術』との比較

第Ⅲ章 我慢する身体-別役実『正午の伝説』

  1…静寂と苛烈-別役実の劇世界

  2…ハニカミの力学-『マクシミリアン博士の微笑』

  3…神の目をあざむく-『正午の伝説』

第Ⅳ章 革命にひきさかれる身体-演劇センター68/71『翼を燃やす天使たちの舞踏』

  1…「運動としての演劇」始動

  2…動く劇場-旅公演と言語活動

  3…歴史に抗して-『翼を燃やす天使たちの舞踏』

終章 叛乱する言葉、偽りの肉体、運動する躰

  1…言葉への戦略

  2…中心の欠如と偽者たちの登場

  アングラはよくしゃべる-あとがきにかえて

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