資料詳細

目次

第1章 原発事故の思想責任

  1 二者択一の固定観念の浸透

  2 悲観的世界観の潮流に押されて

  3 人類なら二兎追って二兎得よ

  4 危険を過小評価する政策指針

  5 確率論・確率予測の非科学性

  6 原発事故に至る社会的な背景

  7 個人フォローの要素を政策に

  8 マルチセントラル化の実質化

  9 欲求の変容と不要な文明

第2章 環境社会政策学序説

  1 公共政策の本質構造

  2 環境政策の根本方策

第3章 環境政策を誤らせるリスク・ベネフィット論の欠陥

  1 問題の所在

  2 リスク・ベネフィット論の初歩的錯誤

  3 ドグマに呪縛されるリスク・ベネフィット論の固着思考

  4 リスク・ベネフィット論の科学への妄信

  5 むすび

第4章 アスベスト問題は何故こんなに深刻になったのか?

  1 責任の所在

  2 規制対策が進まなかった事実関係

  3 深刻化を辿った背景にある考え方

第5章 「自決権付与評価制度」宣言

  1 公共社会観の再編思索

  2 「自決権付与評価制度」の基本定式

第6章 環境破壊の意識構造

  はじめに

  1 近代自然科学の特質と認識論

  2 社会的意識と歴史進行の特質

  おわりに

第7章 社会発展政策の根本原理

  はじめに

  1 万物に共通するこの世界の原理

  2 人類には可能な原理的方策の確立

  おわりに

第8章 環境世界の真相

  1 特殊人間的存在からの視点

  2 物質界としての環境世界の実相

  3 環境世界の本質的実体への視点

補章 環境学の社会哲学的探求

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