資料詳細

目次

序章 問題の所在と分析視角

第Ⅰ部 理論的考察

第1章 第二次世界大戦前,戦時中における中小企業研究

  1 中小企業の存立条件

  2 日本における中小企業問題の歴史的推移

  3 存立条件論

  4 存立形態論

  5 下請制工業論と下請制論争

第2章 第二次世界大戦後における中小企業研究(前期)

  1 国民経済構造論

  2 系列化論争

  3 二重構造論

  4 競争理論からの分析アプローチ

第3章 第二次世界大戦後における中小企業研究(後期)

  1 効率性評価論(取引の対称性評価論)

  2 問題性重視論(取引の非対称性強調論)

  3 効率性・問題性統一論

第4章 中小企業と企業間関係

  1 企業間関係論と理論的研究の到達点

  2 企業間関係と中小企業の階層性

第Ⅱ部 実証分析

第5章 日本経済の発展と中小企業

  1 戦後日本経済再建期と中小企業

  2 重化学工業化の進展と中小企業

  3 産業構造の質的転換と中小企業

  4 低経済成長期と中小企業

  5 小結

第6章 日本経済の構造変化と中小企業

  1 第一次石油危機以降の経済環境変化と企業行動

  2 企業規模別経営諸指標推移とその比較

  3 中小企業,大企業における経営効率化比較と各特徴

第7章 労働市場の構造変化と中小企業

  1 中小企業と雇用

  2 労働力需給と雇用形態の多様化

  3 雇用不安と中小企業

  4 非正規雇用の増加と中小企業

第8章 中小企業と雇用・賃金構造

  1 賃金格差理論と先行研究

  2 企業規模間生産性格差の推移とその要因

  3 企業規模間賃金格差の拡大とその内実

  4 企業内労働福祉と労働諸条件の企業規模間格差の推移

  5 労働市場の階層性と労働力移動

第9章 中小企業雇用と新規開業

  1 先行研究

  2 新規開業の現状と問題点

  3 中小企業雇用と新規開業

  4 新規開業の制約要因

  5 小結

第Ⅲ部 政策的研究

第10章 中小企業政策の意義と新・旧中小企業基本法

  1 中小企業政策の意義

  2 中小企業庁設置法と旧中小企業基本法

  3 新中小企業基本法

第11章 中小企業政策の転換と中小企業問題

  1 先行研究:中小企業政策転換とその評価

  2 中小企業問題と企業規模間格差問題

  3 小結:中小企業政策の課題

終章 格差社会と中小企業

ページの先頭へ