資料詳細

目次

第一章 本研究の概要

  第一節 問題の所在

  第二節 各章の要旨

第二章 秋雄・千枝の関係と英一郎の幼児期

  第一節 出会い

  第二節 新婚生活

  第三節 学説

  第四節 健次の存在

  第五節 閉鎖された世界

第三章 行き詰る英才教育

  第一節 公立小学校での生活

  第二節 常在戦場

  第三節 中学受験

  第四節 中学生活

  第五節 錯乱する精神

第四章 見捨てられる次男

  第一節 幼少期

  第二節 兄の後追い

  第三節 兄とは対照的な弟像

  第四節 兄への冷ややかな視線

  第五節 兄との確執

  第六節 兄を凌駕した現実

  第七節 病んだ兄への蔑視

第五章 封じられる秋雄の声

  第一節 秋雄の視点

  第二節 見合いの席

  第三節 結婚生活

  第四節 せめぎ合い

  第五節 衝突の回避

第六章 山積する疑問

  第一節 秋雄の胸中

  第二節 臨戦態勢

  第三節 英一郎異変への気づき

  第四節 千枝への批判的視点

  第五節 会社における英才教育の披瀝

  第六節 古川の死をめぐる解釈

  第七節 責任の放棄

第七章 女性という存在とエリート養成

  第一節 総司令官・千枝

  第二節 さびしげな外見

  第三節 出陣

  第四節 父親の影

  第五節 女性性の排除

  第六節 千枝を批判する女性たち

  第七節 敗れた小学校受験

  第八節 壊れる人格

  第九節 千枝主導の悲劇

第八章 宗教にすがる様相

  第一節 祈りの萌芽

  第二節 本格化する祈り

  第三節 祈りの伝播

  第四節 祈りの高揚

  第五節 利用された祈り

  第六節 無視される祈り

  第七節 忘れられた声

第九章 批判する他者の存在

  第一節 いけにえになる秋雄

  第二節 対決

第十章 「その日」以降の松沢家

  第一節 事故としての理解

  第二節 兄弟の状態

  第三節 自立の可能性

  第四節 敗れた夢

第十一章 英才教育が「ほんとうの自由人」を作るという発想

  第一節 素直な戦士たち

  第二節 ほんとうの自由人

  第三節 塾という選別の場

  第四節 人材育成の在り方

  第五節 比較され得る登場人物の文化

城山三郎『素直な戦士たち』あらすじ

ページの先頭へ