斉藤 泰雄/著 -- 東信堂 -- 2012.5 --

所蔵

所蔵は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 書庫 一般図書 /372.6/5001/2012 7100553938 Digital BookShelf
2012/06/01 可能 利用可   0
Eメールによる郵送複写申込みは、「東京都在住」の登録利用者の方が対象です。

資料詳細 閉じる

ISBN 4-7989-0116-9
ISBN13桁 978-4-7989-0116-9
タイトル 教育における国家原理と市場原理
タイトルカナ キョウイク ニ オケル コッカ ゲンリ ト シジョウ ゲンリ
タイトル関連情報 チリ現代教育政策史に関する研究
タイトル関連情報読み チリ ゲンダイ キョウイク セイサクシ ニ カンスル ケンキュウ
著者名 斉藤 泰雄 /著
著者名典拠番号

110005086100000

出版地 東京
出版者 東信堂
出版者カナ トウシンドウ
出版年 2012.5
ページ数 9, 346p
大きさ 22cm
価格 ¥3800
内容紹介 南米チリは、軍事独裁政権下で、国家主義と経済の市場主義双方の原理的相克を孕みつつ、世界で最初に教育の市場化・民営化を実施し、その基本的骨格を継承して今日に至る。現代チリ教育のダイナミズムを活写・分析する。
書誌・年譜・年表 文献:p327~339
一般件名 教育政策-チリ-歴史-1945--001111849-ndlsh
一般件名カナ キョウイク セイサク-チリ-レキシ-1945--001111849
一般件名 チリ-教育 , 教育政策-歴史
一般件名カナ チリ-キョウイク,キョウイク セイサク-レキシ
一般件名典拠番号

520029210080000 , 510664810020000

一般件名 チリ
一般件名カナ チリ
一般件名典拠番号 520029200000000
分類:都立NDC10版 372.66
資料情報1 『教育における国家原理と市場原理 チリ現代教育政策史に関する研究』 斉藤 泰雄/著  東信堂 2012.5(所蔵館:中央  請求記号:/372.6/5001/2012  資料コード:7100553938)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152070871

目次 閉じる

序章 新自由主義的教育政策の先駆的事例としてのチリ
  第1節 なぜチリなのか
  第2節 資料収集と先行研究
  第3節 本論の構成
  第4節 本研究の特色と独自性
第一章 チリの国家形成と教育の歴史
  はじめに
  第1節 チリの自然環境と地理
  第2節 チリ教育の歴史-植民地時代
  第3節 独立共和国の誕生と国民教育制度形成の努力
  第4節 初等義務教育法の制定と一九二五年憲法の教育条項
  第5節 二〇世紀前半のチリの社会と教育
  むすび
第二章 チリ教育制度の近代化と民主化
  はじめに
  第1節 キリスト教民主党フレイ政権と教育改革
  第2節 アジェンデ社会主義政権の誕生
  第3節 アジェンデ政権下での教育政策
  第4節 高等教育の変革と拡大
  むすび
第三章 軍事政権の出現と軍政前半期における教育政策
  はじめに
  第1節 軍事政権の誕生とその国家改造宣言
  第2節 軍政初期における教育政策
  第3節 シカゴ・ボーイズの登用と新自由主義的経済政策の推進
  第4節 新自由主義的教育政策理念の出現
  第5節 一九八〇年憲法の制定とその教育条項
  第6節 教育改革の具体化にむけての作業
  むすび
第四章 新自由主義的教育政策の導入
  はじめに
  第1節 教育の地方分権化=基礎・中等教育機関の管理運営の自治体への移管
  第2節 教員の非公務員化
  第3節 中等職業技術学校の民間経営者団体への移管
  第4節 教育バウチャーの導入と学校選択制の推進
  第5節 全国的学力試験システムの導入
  第6節 新自由主義的高等教育政策の導入
  むすび
第五章 経済危機による混乱と政策の実施過程
  はじめに
  第1節 カトリック教会の教育改革への「懸念」
  第2節 市町村への移管と教員の非公務員化の進展
  第3節 中等職業技術学校の民間企業家団体への経営委託
  第4節 バウチャー制度の浸透とその影響
  第5節 全国的学力試験の実施と結果公表の制限
  第6節 高等教育政策の遂行と高等教育制度の変貌
  むすび
第六章 軍政の終焉と教育改革の見直し
  はじめに
  第1節 軍政の終焉とその教育政策の評価の試み
  第2節 市町村への移管の評価をめぐって
  第3節 教育バウチャーをめぐる評価
  第4節 高等教育に関する評価
  第5節 各政党、団体による軍政の教育改革への評価と提案
  第6節 軍政の置き土産-教育に関する憲法構成法の制定
  むすび
第七章 文民政権の教育政策-継続と変革
  はじめに
  第1節 エイルウィン政権の成立とその課題
  第2節 「継続と変革」の教育政策
  第3節 九〇年代前半文民政権の教育政策プログラム
  第4節 教職法の制定
  第5節 バウチャー制度の修正=学費分担システムの導入
  第6節 高等教育分野における継承と軌道修正
  むすび
第八章 九〇年代後半の教育政策-教育の近代化を求めて
  はじめに
  第1節 フレイ政権の特色と教育改革論議
  第2節 助言専門委員会報告と国民審議会最終報告書
  第3節 フレイ政権の教育政策
  むすび
終章 教育政策の評価をめぐって
  はじめに
  第1節 一九九〇年代におけるチリ教育の変化
  第2節 バウチャー・システムの評価をめぐって
  第3節 OECDチリ教育政策調査団報告書
  おわりに