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目次

第1章 これからの社会政策論の対象と課題

  1 「社会問題」と社会政策論

  2 「社会問題」としての少子化問題と人口減少社会

  3 結婚,出産,育児をめぐる問題はいかなる「社会問題」であるか

  4 日本の「少子化対策」

  5 「少子化対策」をめぐる社会政策の「理念と目的」

  6 経済社会の構造変化と社会政策論

  7 労働政策と社会政策

第2章 社会政策論の史的展開

  1 マルクス経済学

  2 日本の社会政策論の展開

  3 総合社会政策論から「経済社会学」へ

第3章 自由と民主主義に関する経済社会思想

  1 「個人の自由」をめぐる倫理学の葛藤

  2 功利主義の思想

  3 ミルの自由思想

  4 多数決民主制の問題と課題

  5 「功利主義の限界」を超えるヒント

第4章 経済社会思想と社会政策の展開

  1 自由主義と社会主義

  2 社会保険の成立と普及

  3 自由主義の挫折と混合体制への歩み

第5章 福祉国家体制と経済社会思想

  1 新自由主義の政策思想

  2 新社会主義の政策思想

  3 社会政策のいっそうの推進

第6章 「社会福祉基礎構造改革」の意義と課題

  1 「社会福祉基礎構造改革」への文脈

  2 社会福祉基礎構造改革がもたらす問題と課題

第7章 介護保険制度の統御欠陥

  1 制度設計の時点で織り込まれた問題

  2 介護保険制度改革

  3 ドイツの介護保険制度から学ぶべきもの

第8章 蔵内社会学にもとづく「新しいコミュニティ論」

  1 「中間組織」と「コミュニティ」をめぐる議論

  2 「新しいコミュニティ論」の課題

  3 個人と社会の関係

  4 蔵内社会学における「体験」と「視界」の意味

  5 我と汝の「視界の相互性」

  6 全体社会の概念規定

  7 全体社会の基礎

  8 社会変動の理論

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