劉 志偉/著 -- 京都大学学術出版会 -- 2012.6 --

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中央 3階B 一般図書 /815.7/5018/2012 7100982430 配架図 Digital BookShelf
2012/10/05 可能 利用可   0
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ISBN 4-87698-210-3
ISBN13桁 978-4-87698-210-3
タイトル 「姉小路式」テニヲハ論の研究
タイトルカナ アネガコウジシキ テニオハロン ノ ケンキュウ
著者名 劉 志偉 /著
著者名典拠番号

110007279670000

出版地 京都
出版者 京都大学学術出版会
出版者カナ キョウト ダイガク ガクジュツ シュッパンカイ
出版年 2012.6
ページ数 8, 344p
大きさ 22cm
シリーズ名 プリミエ・コレクション
シリーズ名のルビ等 プリミエ コレクション
シリーズ番号 13
シリーズ番号読み 13
価格 ¥4400
内容紹介 和歌作法を説くテニヲハ論書「姉小路式」の異本の一つ「手耳葉口伝」の記述を手がかりに、初期のテニヲハ論書と連歌論書における日本語文法意識変遷を明らかにする。
書誌・年譜・年表 文献:p319~336
一般件名 日本語-助詞-ndlsh-00568425
一般件名カナ ニホンゴ-ジョシ-00568425
一般件名 日本語-助詞 , 和歌-作法
一般件名カナ ニホンゴ-ジョシ,ワカ-サホウ
一般件名典拠番号

510395110400000 , 510388410060000

分類:都立NDC10版 815.7
資料情報1 『「姉小路式」テニヲハ論の研究』(プリミエ・コレクション 13) 劉 志偉/著  京都大学学術出版会 2012.6(所蔵館:中央  請求記号:/815.7/5018/2012  資料コード:7100982430)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152093348

目次 閉じる

序論
第一章 「はねてにはの事」を中心として
  はじめに
  第一節 「疑ひ」の言葉と「はねてには」
  第二節 「疑ひ」の意をもたない表現と「はねてには」
  第三節 「治定」と「疑ひ」
  第四節 連歌論書における「らん」の捉え方
  まとめ
第二章 係助詞の捉え方(一)
  はじめに
  第一節 「ぞ」の巻について
  第二節 「こそ」の巻について
  第三節 「ノベ」・「ツヅメ」・「ツメ」の三者の関係について
  第四節 「ぞかよ」から見る連歌論との交渉
  まとめ
第三章 係助詞の捉え方(二)
  はじめに
  第一節 「や」の巻について
  第二節 単独の「や」に関する分類
  第三節 複合形の「や」に関する分類
  第四節 『大概抄』・連歌論・「姉小路式」における「や」の比較
  第五節 口合ひのや
  まとめ
第四章 係助詞の捉え方(三)
  はじめに
  第一節 「か」の巻について
  第二節 「しか」の「し」は「過去のし」か
  第三節 「かは」の巻について
  第四節 「疑ひ」か「問ひ」か-「姉小路式」の「や」と「か」
  第五節 「こそ」・「ぞ」の記述と比較して-係結びの観点から
  まとめ
第五章 「姉小路式」及びその周辺に於ける「休めの類」
  はじめに
  第一節 永山の「休めの類」を中心に
  第二節 「姉小路式」の「休めの類」をめぐって
  第三節 初期のテニヲハ秘伝書における「休めの類」と伝統歌学の関係
  第四節 テニヲハ研究書における「休めの類」の流れ
  第五節 「休めの類」と「魂入れべきてには」
  むすび
第六章 「姉小路式」における修辞表現について
  はじめに
  第一節 省略に関する問題(第八巻)
  第二節 重出に関する問題(第十巻)
  第三節 相通に関する問題(第十一巻の後半とその他)
  第四節 「ことば」と「てにをは」
  まとめ
第七章 「姉小路式」における歌末への関心
  はじめに
  第一節 「しをといふてには」(第七巻)
  第二節 「ころとまり」(第十二巻)
  第三節 「にて」・「して」・「みゆ」(第十三巻)
  第四節 「かなといふてには」(第十一巻の前半)
  第五節 「留まり」と「止め」との関係
  まとめ
第八章 「姉小路式」の証歌について
  はじめに
  第一節 証歌の出典について
  第二節 和歌集別と歌人別の調査
  まとめ
第九章 テニヲハ研究書と連歌論書における語学的事項の交渉
  はじめに
  第一節 初期のテニヲハ秘伝書に先行する連歌論書について
  第二節 なぜ連歌論とテニヲハ論が影響し合うようになったのか
  第三節 個々のテニヲハの交渉(連歌論書から初期のテニヲハ研究書へ)
  第四節 『抄之抄』以降の交渉の軌跡
  第五節 連歌論とテニヲハ論が影響し合う過程の一私案
  まとめ
付録一 手耳葉口伝 懐紙作法 全
付録二 証歌の表記上のずれについて