小野澤 眞/著 -- 八木書店 -- 2012.6 --

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中央 3階C 一般図書 /188.6/5182/2012 7100891953 配架図 Digital BookShelf
2012/10/05 可能 利用可   0
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ISBN 4-8406-2090-1
ISBN13桁 978-4-8406-2090-1
タイトル 中世時衆史の研究
タイトルカナ チュウセイ ジシュウシ ノ ケンキュウ
著者名 小野澤 眞 /著
著者名典拠番号

110004439830000

出版地 東京
出版者 八木書店
出版者カナ ヤギ ショテン
出版年 2012.6
ページ数 12, 749, 43p
大きさ 22cm
価格 ¥17000
内容紹介 時衆の全体像と意義を考察。歴史科学的な定義をはじめ、時衆が中世社会において有した機能、浸透する過程・形態、教勢の消長とその背景、日本仏教の庶民化にはたした役割りなどを解明する。
一般件名 時宗-歴史-中世-001116010-ndlsh
一般件名カナ ジシュウ-レキシ-チュウセイ-001116010
一般件名 時宗-歴史 , 日本-歴史-中世
一般件名カナ ジシュウ-レキシ,ニホン-レキシ-チュウセイ
一般件名典拠番号

510425410010000 , 520103814550000

分類:都立NDC10版 188.692
資料情報1 『中世時衆史の研究』 小野澤 眞/著  八木書店 2012.6(所蔵館:中央  請求記号:/188.6/5182/2012  資料コード:7100891953)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152107394

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序章 時衆研究を行うにあたって
  はじめに-日本中世社会の時衆-
  第一節 研究の意義
  第二節 研究の回顧
  第三節 学校教育における時衆
  第四節 研究の問題点
  おわりに-研究の課題と展望-
第一部 時衆とは何か
第一章 時衆の定義
  はじめに
  第一節 時衆の語義
  第二節 行儀に発する時衆の規定
  おわりに
第二章 時衆史の再構成
  はじめに
  第一節 時衆の有する職能と庶民信仰における時衆の意義
  第二節 時衆から時宗への変遷-宗旨としての確立-
  おわりに
第三章 一向俊聖教団研究の回顧と展望
  はじめに-研究の意義-
  第一節 教団史の梗概
  第二節 研究史の回顧
  第三節 論点と今後の展望
  第四節 史料論
  おわりに-中世思想史への転回-
第二部 時宗の展開
第一章 四条時衆の展開
  はじめに-問題の所在-
  第一節 京都四条道場系の時衆の変遷
  第二節 摂河泉における時衆各派寺院の分布と立地
  第三節 四条時衆の民衆への結縁とその機能
  第四節 他宗あるいは他地域の時衆の動向との比較
  おわりに-まとめに代えて-
第二章 霊山時衆の展開
  はじめに
  第一節 京都における時衆道場
  第二節 霊山時衆の沿革
  第三節 「国阿上人」にまつわる史料とその人物像
  第四節 霊山時衆の地方展開
  第五節 都市京都における霊山時衆の地理
  第六節 都市京都における霊山時衆の意義
  おわりに
第三章 善光寺聖の展開
  はじめに
  第一節 信濃善光寺信仰の形成
  第二節 信濃国における時衆の展開
  第三節 歴史風土からみた踊り念仏の発祥
  第四節 庶民信仰における善光寺聖の意義
  第五節 寺社における「分身」と宗教都市
  第六節 他地域における善光寺信仰の一例
  おわりに
第四章 藤沢時衆の展開
  はじめに
  第一節 水戸『開基帳』解題ならびに徳川光圀の宗教政策
  第二節 『開基帳』所載時宗一三箇寺概史
  第三節 常陸の時衆寺院の歴史的意義-中世前期-
  第四節 戦国大名と時衆-中世後期-
  第五節 近世大名と時宗-江戸時代-
  おわりに
第五章 一向俊聖教団の展開
  はじめに
  第一節 俊聖教団と一遍時衆
  第二節 奥羽における時衆の教線
  第三節 高野坊遺跡出土の墨書礫の概要とその意義
  第四節 天童系の俊聖教団の特質
  第五節 俊聖教団による墨書礫埋納から考える原始一向宗論
  おわりに
第三部 中世社会にはたした時衆の意義
第一章 中世における「悪」
  はじめに
  第一節 「悪」観念と悪党
  第二節 破戒の悪僧たち
  第三節 私度僧教団の変容-その体制化-
  おわりに-時衆から真宗へ-
第二章 一遍智真による時衆構築と他阿真教によるその変容
  はじめに
  第一節 先行研究と時衆の概要
  第二節 一遍以前の時衆
  第三節 『一遍聖絵』における一遍と『遊行上人縁起絵』における真教
  第四節 他阿真教による教団化と律僧
  第五節 時衆による“新仏教”の基盤形成
  おわりに
第三章 中世仏教の全体像
  はじめに
  第一節 中世仏教論に内在する問題点
  第二節 室町期・戦国期の仏教研究へ
  第三節 聖による仏教
  第四節 各教団史の再考
  第五節 新教団の草創と守成
  第六節 旧仏教の庶民信仰-古義真言宗の事例から-
  第七節 新仏教の成立とその背景
  おわりに-中世時衆凋落の背景-
附章 近世・近現代時宗と国家権力
  はじめに-研究史の回顧-
  第一節 時衆の特質
  第二節 近世時宗史の概観
  第三節 近世における国家観・天皇観
  第四節 近現代における国家観・天皇観
  第五節 アジア・太平洋戦争前後の時宗
  おわりに-まとめに代えて-
終章