資料詳細

目次

序章

  1 本書の概要

  2 多国籍企業とその活動に関する固有の研究は必要か

第Ⅰ部 進化と概念

第1章 進化と概念

  1 歴史的先行者

  2 支配

  3 企業の内部組織の進化

  4 現代の多国籍企業とその事業

  5 成長,特徴,形態

  6 海外直接投資

  7 国際生産

  8 多国籍企業による事業活動の代替様式

  9 世界的な国際取引へのインパクト

第1章補論 定義とデータの問題

  1 多国籍企業

  2 国際投資

  3 非株式形態による投資

  4 企業間協力協定

第Ⅱ部 第2次世界大戦前の国際投資アプローチ

序論

第2章 マルクス主義アプローチ

  1 ホブソンの帝国主義分析

  2 レーニンの帝国主義論

  3 ブハーリンの帝国主義と世界経済

  4 ローザ・ルクセンブルクの帝国主義論

  5 いくつかのコメント

第3章 新古典派パラダイムにおける海外投資

  1 背景

  2 オリーンの海外投資論

  3 ヌルクセによる発展

  4 イヴァーセンの分析

  5 いくつかのコメント

第Ⅲ部 現代の理論

序論

第4章 ハイマーの独創的研究

  1 理論の背景

  2 海外直接投資の決定要因

  3 ハイマー後期の発展

  4 コメント

第5章 プロダクト・ライフ・サイクルと国際生産

  1 背景

  2 バーノンの理論

  3 バーノンによる生産立地と寡占構造

  4 新しいマクロ環境のなかでのプロダクト・ライフ・サイクル

  5 コメント

第6章 寡占的反応と海外直接投資の地理的パターン

  1 ニッカバッカーの理論

  2 コメント

第7章 通貨地域と国際化

  1 理論とその背景

  2 いくつかのコメント

第8章 内部化と多国籍企業

  1 イントロダクション

  2 ウィリアムソンの展開

  3 内部化と国際企業

  4 国境を越えた水平的統合と垂直的統合:ケイブスの分析

  5 コメント

第9章 ダニングの折衷フレームワーク

  1 理論

  2 ダニングの後年の発展

  3 コメント

第10章 国際化プロセスの諸段階:スカンジナビア学派

  1 イントロダクション

  2 モデルとその背景

  3 コメント

第11章 多国籍企業の進化理論

  1 イントロダクション

  2 カントウェルの理論

  3 カントウェルの国際プロダクト・ライフ・サイクル批評

  4 カントウェルの内部化理論批評

  5 社会的コミュニティーとしての多国籍企業

  6 コメント

第12章 新貿易理論と多国籍企業の活動

  1 イントロダクション

  2 新貿易・立地論とその含意

  3 「新」貿易・立地論のなかの多国籍企業

  4 新しいパラダイムにおける緊張と矛盾

第13章 多国籍独占資本主義

  1 背景:過少消費説再考

  2 カウリング=サグデンの多国籍企業へのアプローチ

  3 コメント

第14章 国民国家と多国籍企業の戦略的行動

  1 イントロダクション

  2 対外性の不利益か多国籍性の優位か

  3 国民国家と規制レジーム

  4 多国籍性はなぜ優位性を作り出すのか

  5 国際生産の決定要因としての多国籍性の優位

  6 コメント

第15章 資源・ネットワーク・多国籍企業

  1 イントロダクション

  2 「資源の束」としての多国籍企業

  3 ネットワークと多国籍企業

  4 コメント

第Ⅳ部 影響

序論

第16章 影響評価の境界

  1 イントロダクション

  2 誰に対する影響か

  3 多国籍性それ自体の重要性

  4 仮定と選択肢

  5 次章以降の展開

第17章 イノベーションと多国籍企業

  1 イントロダクション

  2 知識,イノベーション,多国籍企業

第18章 労働への影響

  1 イントロダクション

  2 直接および間接の雇用効果

  3 労働に対するより広範囲の影響:質的問題

  4 新国際分業

第19章 貿易への影響

  1 イントロダクション

  2 貿易と国際生産

  3 貿易パターンへの影響

第20章 国際収支への影響

  1 イントロダクション

  2 国際収支への直接的影響

  3 国際収支への間接的影響

  4 境界区分および方法上の問題

ページの先頭へ