小林 一美/著 -- 研文出版 -- 2012.6 --

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中央 書庫 一般図書 /362.2/5023/2012 7101189719 Digital BookShelf
2012/12/23 可能 利用可   0

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ISBN 4-87636-341-4
ISBN13桁 978-4-87636-341-4
タイトル M・ヴェーバーの中国社会論の射程
タイトルカナ エム ヴェーバー ノ チュウゴク シャカイロン ノ シャテイ
著者名 小林 一美 /著
著者名典拠番号

110000404020000

出版地 東京
出版者 研文出版
出版者カナ ケンブン シュッパン
出版年 2012.6
ページ数 446, 28, 12p
大きさ 22cm
価格 ¥5000
内容紹介 ヴェーバーへの深い洞察を基に、ヴェーバーの比較歴史社会学の視点に立って、「魏晋南北朝時代の倫理類型」「中国現代史における毛沢東勝利の意味」といった古代から現代にいたる中国史の諸問題に新しい照射を行なう。
書誌・年譜・年表 文献:巻末p11~17 ヴェーバー関係文献一覧表:巻末p18~22
個人件名 Weber, Max,(1864-1920)(00460377)(ndlsh)
個人件名カナ ヴェーバー マックス
個人件名原綴 Weber,Max
個人件名典拠番号 120000313070000
個人件名 Weber,Max(1864-1920)
個人件名カナ ウェーバー, マックス
個人件名典拠番号 120000313070000
一般件名 中国-歴史-ndlsh-00573808
一般件名カナ チュウゴク-レキシ-00573808
一般件名 中国-歴史
一般件名カナ チュウゴク-レキシ
一般件名典拠番号

520389911080000

分類:都立NDC10版 362.22
資料情報1 『M・ヴェーバーの中国社会論の射程』 小林 一美/著  研文出版 2012.6(所蔵館:中央  請求記号:/362.2/5023/2012  資料コード:7101189719)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152123352

目次 閉じる

第一章 総論 ヴェーバーの中国歴史社会論と中国史研究
  一 問題の提起
  二 ヴェーバー『儒教と道教』の中国歴史社会論
  三 日本のヴェーバー研究者の多くの成果
  四 中国倫理思想史を「戦士・勇者・武人」と「司祭・文人・儒生官僚」との対抗倫理連関で考察
  五 中国古代史に「戦士・勇者・武人的倫理」類型を発掘
  六 帝国前期(秦・漢代~隋・唐代)の二つの倫理類型の対抗関係
  七 帝国後期(宋代~清代)の二つの倫理類型の対抗関係
  八 「富貴・官界への道」から「市隠・芸文の道」への突破
  九 水滸伝・義和団式の英雄好漢が象徴する暴力と呪術の世界
第二章 中国古典古代の戦士たち
  一 春秋時代、戦士・勇者が活躍した時代
  二 濃密な国際的人事交流
  三 春秋時代は都市国家が発展・併存した時代
  四 「士」階級の解体とその後の行方
  五 春秋時代の階級配置
  六 辺境の戎、狄と中華の国々との関係
  七 諸子百家の「自由な世界」、その時代的位置と意味
  八 戦闘形態の変化と戦士と軍神の行方
第三章 孔子と子路
  一 孔子と子路が象徴する二つの倫理的対抗連関
  二 司馬遷の『史記』「仲尼弟子列伝」における子路
  三 「戦士武人エートス」を象徴する子路
  四 戦闘的政治家としての孔子
  五 孔子の亡命生活
  六 子路、衛国における義勇の死
  七 結論、中華帝国における二つの倫理的対抗
第四章 『史記』にみる家産官僚制下の戦士、戦略家、将軍の運命
  一 戦国時代の「戦略戦術家」から秦漢帝国の「家産官僚的将軍」へ
  二 中国古典古代の勇猛な戦士たち
  三 文人官僚制の勝利と戦士武人エートスの敗北
  四 ヴェーバーの家産官僚制国家としての秦漢帝国
  五 中国文化・文明の形式(パラダイム)の完成
第五章 増淵龍夫の中国古代史研究とマックス・ヴェーバー
  一 増淵の問題意識
  二 任俠的な人的結合原理とその変遷
  三 増淵のヴェーバー批判と中国革命への期待
  四 ヴェーバーの「理念型」と増淵の誤解
  五 游俠・任俠的世界の行方
  六 中国の游俠と日本の野武士の比較
  七 結論
第六章 魏晋南北朝時代の諸勢力、諸階層の倫理類型
  第1部 顔之推『顔氏家訓』、慧皎『高僧伝』にみる倫理類型
  一 『顔氏家訓』にみる北方民族
  二 儒教の世俗的な合理主義と倫理主義
  三 儒教と仏教の両思想の文化比較
  四 北方民族と漢人貴族の文化的対抗関係
  五 仏教布教、仏典探索に命を賭す戦士的僧侶たち
  六 三つの倫理類型の対立と融合
  七 南北朝時代における貴族的倫理の歴史的位置
  第2部 川勝義雄『魏晋南北朝』(講談社学術文庫)にみる倫理類型
第七章 唐代以降の科挙官僚制と官僚、読書人、民衆の精神世界
  一 ヴェーバーの中国家産官僚制論
  二 科挙官僚制下における文人・読書人・官僚の世界
  三 宋代、科挙官僚制の全面的展開
  四 明末清初の江南における官僚、郷紳及び民衆社会
  五 科挙官僚制下における郷紳・文人・都市民衆の世界
  補論1 水滸伝的な民衆文化の歴史社会的位置
第八章 儒教倫理とキリスト教倫理
  第1部 ジャック・ジョルネ『中国とキリスト教』を読む
  一 中国の思想・倫理とキリスト教
  二 『論語』と『新約聖書』の価値観の対立
  三 『論語』再考
  第2部 余英時「中国近世の禁欲的商人倫理」論の検討
  一 余英時の、中国宗教・思想論とヴェーバー批判
  二 <上篇>「中国宗教の世俗内的転回」の検討
  三 <中篇>「儒家倫理の新発展」の検討
  四 <下篇>「中国商人の精神」の検討
第九章 ヴェーバーの中国近代社会論
  一 旧中国の呪術的民衆世界
  二 太平天国に関するヴェーバーの視点
  三 太平天国(キリスト教の受容)から義和団(反キリスト教)への逆転過程
  四 辛亥革命指導者たちとキリスト教
  五 中国の「農民ボルシェヴィズム」論
第一〇章 中国現代史における毛沢東勝利の意味
  一 英雄戦士としての毛沢東
  二 毛沢東『体育の研究』の分析
  三 毛沢東の「戦士的エートス」と心身の鍛練
  四 「革命戦士」への道
  五 「湖南農民運動考察報告」における農民運動と民衆暴力
  六 毛沢東の施回点