資料詳細

目次

新約聖書の本文をどう定めるか

  1 副詞παλιν-厳密な意味で副詞的な意味を持った用例

  2 副詞παλιν-物語事象の構造化のための用例

  3 副詞παλιν-本文単位を結合するための用例

  4 ここで提示された本文批評の方法論に対する問い

  5 結論

  参考文献

本文校訂者の責務

  本文構成の正当化としての編集者の報告

  本文批評作業の要素としての異読の記述

  本文構成に依存する異読資料欄の形成

  提案1 証言と反証を挙げる

  提案2 発表されている異読資料を区別する

  提案3 ペアになっている異読を分割しない

  提案4 個々の写本証言をグループ記号の中に埋没させない

  提案5 本文に対する別の選択肢を識別しやすくする

  補遺

新約聖書は誰が書写したか

  1 著者の手-古代文献の伝承における自筆

  2 本文批評の第一の対象-写字生の手

  3 元来の手による修正-身元の欠落

  4 改訂者の手-古代の書物生産における校正者の仕事

  5 後代の手-文書を重記写本や表紙に再利用すること

  結語

新約聖書本文の問題

  1 元来の本文という解決不能な問題

  2 校訂における解決不能な問題

  3 地方本文における解決不能な問題

  4 本文批評の文体分析における解決不能の問題

  5 本文批評的判断の有効性の問題

  6 明白な推測的訂正の持つ価値に関する問題

  7 文献学的な「検証」の有効性という問題

  8 文献批評による分析結果の有効性という問題

  要約

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