資料詳細

目次

第一章 阡陌と方格地割

  1 七世紀の地域支配と「阡・陌」

  2 初期の按察使

第二章 「上毛野勢多評」成立の前提-勢多郡

  1 榛名山二ツ岳の噴火

  2 大開墾の時代

  3 大室古墳群から多田山古墳群へ

第三章 粕川流域の開発-佐位郡

  1 「条里」型土地区画成立以前の開発

  2 粕川水系(東半部)

  3 広瀬川水系(西半部)

第四章 前橋台地東辺の初期の開発-那波郡

  1 「広瀬古墳群」の実相

  2 水路状遺構の実態

  3 上毛野の平坦地域の開発

第五章 「上野国府」とその周辺-群馬郡

  一 「風呂川」の原型

  1 風呂川の現況

  2 現利根川以前の水路

  3 利根川の変流と前橋台地の開発

  二 現利根川の流路

  1 現利根川の形状

  2 端気川の変流

  3 「し字型」水路と「へ字型」水路

  三 前橋台地上の広域条里地割成立の諸段階

第六章 「緑野屯倉」の故地-緑野郡

  1 白石古墳群の成立と展開

  2 「評首」の刻書土器

  3 緑野郡の条里型土地区画

第七章 上毛野東部の広域条里-新田郡・邑楽郡

  1 太田天神山古墳の成立

  2 条里型土地区画の展開

第八章 古氷条里遺跡をめぐって-山田郡

  1 上野国山田郡大野郷

  2 山田郡衙

  3 古氷の条里型土地区画

第九章 八幡観音塚古墳とその周辺-片岡郡

  1 八幡古墳群

  2 片岡郡の条里型土地区画

  3 上毛野片岡評と大和葛城県との関係

第十章 東山道「駅路」の設定-碓氷郡

第十一章 鏑川流域の条里型土地区画-甘楽郡・多胡郡

  1 多胡郡の条里型土地区画

  2 甘楽郡の条里型土地区画

  3 和銅四年の多胡郡設置の意味

第十二章 利根川上流左岸の方格地割-利根郡

第十三章 大間々扇状地(西部)をめぐる開発

  一 桃木川の付け替え-「女堀」に関する拾遺

  二 再び、粕川流域の開発

  1 粕川流域の用・排水路

  2 「条里」型地割の設定と持続

  3 国史跡「女堀」存在の意味

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