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陳 培豊/著 -- 三元社 -- 2012.8 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階B 一般図書 /802.2/5017/2012 7100983868 配架図 Digital BookShelf
2012/10/02 可能 利用可   0
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ISBN 4-88303-317-1
ISBN13桁 978-4-88303-317-1
タイトル 日本統治と植民地漢文
タイトルカナ ニホン トウチ ト ショクミンチ カンブン
タイトル関連情報 台湾における漢文の境界と想像
タイトル関連情報読み タイワン ニ オケル カンブン ノ キョウカイ ト ソウゾウ
著者名 陳 培豊 /著
著者名典拠番号

110002830440000

出版地 東京
出版者 三元社
出版者カナ サンゲンシャ
出版年 2012.8
ページ数 334p
大きさ 21cm
価格 ¥3400
内容紹介 台湾における「漢文」とは、いかなるものなのか。さまざまな要素が混じり合った植民地漢文の実態と変遷を明らかにするとともに、東アジアにおける漢字漢文の文化的意義、そして近代における台湾人の精神文化史を再現する。
一般件名 漢文-歴史-近代-001118642-ndlsh
一般件名カナ カンブン-レキシ-キンダイ-001118642
一般件名 言語-歴史 , 台湾-歴史-日本統治時代 , 漢文
一般件名カナ ゲンゴ-レキシ,タイワン-レキシ-ニホン トウチ ジダイ,カンブン
一般件名典拠番号

510733410040000 , 520379610470000 , 510601500000000

一般件名 台湾
一般件名カナ タイワン
一般件名典拠番号 520379600000000
分類:都立NDC10版 802.224
資料情報1 『日本統治と植民地漢文 台湾における漢文の境界と想像』 陳 培豊/著  三元社 2012.8(所蔵館:中央  請求記号:/802.2/5017/2012  資料コード:7100983868)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152139096

目次 閉じる

序章 「クレオール化」した漢文への想像と境界
  一、台湾における日本植民地統治の特異性
  二、「同文」の磁場の中の異民族支配
  三、漢文の「クレオール現象」
  四、台湾人の精神、文化史を再現する文体
  五、分析概念としての「漢文」の限界
  六、漢文の混成現象の歴史的位置付け
  七、本書の構成について
第一章 帝国漢文・『台湾教育会雑誌』・植民地漢文
  一、はじめに
  二、領台以前の日本の漢文脈-「帝国漢文」
  三、『台湾教育会雑誌』の発刊
  四、『台湾教育会雑誌』が及ぼした影響
  五、植民地漢文の誕生とその意義
  六、結論
第二章 明治期の明治体から大正期の「中国白話文」へ
  一、はじめに
  二、クレオール語と異なる植民地漢文の仕組み
  三、殊道同歸-道は異なっても、行き着く所は同じ
  四、「中国白話文」から出発した台湾近代文学
  五、想像上の文体と現実の社会のギャップ
  六、結論
第三章 「歌を聴いて字を識る」郷土文学/台湾話文運動-識字・創作・読書・階層との葛藤
  一、はじめに
  二、開けられた文体問題のパンドラの箱
  三、プロレタリア階級教化の主導権の争奪戦
  四、「歌を聴いて字を識る」言語運動
  五、浮上した階級、雑駁、近代化の問題
  六、結論
第四章 「中国白話文」と台湾話文の境界-近代翻訳の埒外にあった台湾話文
  一、はじめに
  二、「一篇多語」の分業方式文体の成果
  三、翻訳から見た台湾話文の問題
  四、近代翻訳の過程の埒外にあった台湾話文
  五、近代翻訳の選択がもたらした言文一致問題
  六、結論
第五章 国防、国体、国策に縛られた植民地漢文-文体解釈共同体の成熟と「同文同種」の破綻
  一、はじめに
  二、植民地漢文解釈共同体の成熟化
  三、台湾人のみの文体の誕生
  四、漢文と日本語の境界の移動
  五、国策の担い手としての純正なる中国白話文
  六、結論
第六章 結論
  一、漢文の再編と近代日本
  二、植民地漢文から見た台湾、日本、東アジア
  三、台湾における漢文への想像と境界
  四、漢文に呪縛された台湾人の自助再生の道
  五、漢字文化で対等の日本と台湾
  六、植民地漢文の戦後