徳永 恭子/[著] -- ひろしま女性学研究所 -- 2012.7 --

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中央 書庫 一般図書 /374.0/5151/2012 7101128849 Digital BookShelf
2013/01/15 可能 利用可   0
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ISBN 4-907684-32-7
ISBN13桁 978-4-907684-32-7
タイトル なぜ防げない?スクール・セクシュアル・ハラスメント
タイトルカナ ナゼ フセゲナイ スクール セクシュアル ハラスメント
タイトル関連情報 アンケート調査に見る教職員の実態
タイトル関連情報読み アンケート チョウサ ニ ミル キョウショクイン ノ ジッタイ
著者名 徳永 恭子 /[著]
著者名典拠番号

110006270990000

出版地 広島
出版者 ひろしま女性学研究所
出版者カナ ヒロシマ ジョセイガク ケンキュウジョ
出版年 2012.7
ページ数 145p
大きさ 26cm
シリーズ名 シリーズ・論
シリーズ名のルビ等 シリーズ ロン
シリーズ番号 1
シリーズ番号読み 1
価格 ¥1000
内容紹介 スクール・セクシュアル・ハラスメントの実態と、その防止対策が有効に講じられていない現状を、被害児童の保護者へのインタビューや教職員アンケートなどを通じて明らかにした上で、解決策を提言する。修士論文をまとめる。
書誌・年譜・年表 文献:p143~144
一般件名 セクシャルハラスメント-ndlsh-00864224
一般件名カナ セクシャルハラスメント-00864224
一般件名 学校 , セクシャル ハラスメント
一般件名カナ ガッコウ,セクシャル ハラスメント
一般件名典拠番号

510587800000000 , 510183000000000

分類:都立NDC10版 374
資料情報1 『なぜ防げない?スクール・セクシュアル・ハラスメント アンケート調査に見る教職員の実態』(シリーズ・論 1) 徳永 恭子/[著]  ひろしま女性学研究所 2012.7(所蔵館:中央  請求記号:/374.0/5151/2012  資料コード:7101128849)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152149752

目次 閉じる

序章
  1. スクール・セクシュアル・ハラスメントに直面した個人的経験
  2. 学校内でわかったことと報道されたことの相違
  3. 先行研究
Ⅰ.スクール・セクハラってなんだろう
1章 子どもがセクハラ被害にあった保護者へのインタビューの内容
  1.東京都内で起きた児童から児童へのスクール・セクハラ事件
  2.千葉県浦安市で起きた担任から児童へのスクール・セクハラ事件
  3.千葉県浦安市の特殊学級で起きた事件の概要と裁判結果
  4.インタビューについての分析と考察
2章 被害にあった子どものトラウマ
  1.セクハラが与えた児童生徒への心理的影響
  2.トラウマ症状
3章 スクール・セクハラの定義
  1.スクール・セクハラの狭義の意味
  2.スクール・セクハラの広義の意味
  3.スクール・セクハラが起こる関係性と場所
  4.男子児童生徒へのセクハラ
  5.部活とセクハラ
  6.ポルノ被害にあう子どもたち
4章 スクール・セクハラ禁止の法的根拠と教職員の処分実態
  1.スクール・セクハラの法的根拠
  2.2009年度および2010年度文科省のわいせつ処分実態
  3.東京都のわいせつ事件の処分状況と処分量定
Ⅱ.教職員へのアンケート調査からみえるもの
1章 今回の調査と12年前の「セクハラに対する児童生徒及び教職員への調査」との比較検討
  1.教職員のセクハラ実態の相違と考察
  2.教職員のセクハラ意識の相違と考察
  3.1999年当時の小・中学生のセクハラ行為についての訴え
2章 東京都内教職員へのアンケート調査
  1.調査の目的
  2.調査項目
  3.調査対象
  4.調査時期
  5.調査方法とアンケート配布状況
  6.調査の限界と困難性
3章 調査の度数分布表の分析
  1.年齢
  2.性別
  3.教職員になってからの経験年数
  4.調査対象者が今勤務している地区
  5.いま勤務している学校の種類
  6.回答者の職種
  7.セクハラ防止指針やガイドラインについての知識
  8.セクハラ相談窓口の設置
  9.セクハラ防止研修についての調査
4章 仮説の検証結果
  1.仮説1-女性教職員は男性教職員よりセクハラを体験している人が多い
  2.仮説2-セクハラ的言動は水面下で起きている
  3.仮説3-セクハラ体験しても相談することができず、対策が取られていない
  4.仮説4-セクハラ体験をしても、セクハラを告発しにくい
  5.仮説5-ジェンダー・ハラスメントについては女性教職員の方が男性教職員より意識が高い
  6.仮説6-プライバシー侵害をセクハラだと認識するのに男女差がある
  7.仮説7-セクハラ問題を解決するためには、人権教育や性教育が必要である
  8.仮説8-セクハラ防止にとっては教職員研修が必要である
  9.調査の小結論
Ⅲ.どうしたらスクール・セクハラは防げるのか
1章 スクール・セクシュアル・ハラスメントのパターン
  1.身体に接触するパターン
  2.犯罪に相当するパターン
  3.着替えなどを鑑賞するパターン
  4.プライバシーを話題にするパターン
  5.言葉などで性的にからかうパターン
  6.性的な懲罰を与えるパターン
  7.ジェンダー・ハラスメントのパターン
2章 セクハラの防止と解決
  1.教職員の研修の必要性
  2.児童生徒への人権教育としての性教育の必要性
  3.保護者へのセクハラ防止に関する啓発の必要性
  4.子どもの権利条約とセクハラ防止教育の関連性
  5.二次被害の防止
  6.管理職や教育委員会の役割
  7.障害児へのセクハラ防止と解決
3章 結論
  1.被害者のSOSのキャッチ
  2.性教育の充実と徹底
  3.子どもの権利条約の定着の必要性
  4.スクール・セクハラ防止のための人権研修の必要性
  5.子どもの性被害を防止するためのワンストップ・センターの創設
  6.スクール・セクハラ通報義務の必要性
  7.子どものポルノ被害に対する防止対策の充実
  8.スポーツ・部活におけるセクハラ防止の徹底
  9.大学の教員養成課程での人権教育やセクハラ防止教育の充実
Ⅳ.調査の集計表