オリオン・クラウタウ/著 -- 法藏館 -- 2012.9 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /182.1/5164/2012 7101266498 配架図 Digital BookShelf
2013/02/01 可能 利用可   0

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ISBN 4-8318-7364-4
ISBN13桁 978-4-8318-7364-4
タイトル 近代日本思想としての仏教史学
タイトルカナ キンダイ ニホン シソウ ト シテ ノ ブッキョウ シガク
著者名 オリオン・クラウタウ /著
著者名典拠番号

120002678250000

出版地 京都
出版者 法藏館
出版者カナ ホウゾウカン
出版年 2012.9
ページ数 334, 4p
大きさ 22cm
価格 ¥5800
内容紹介 近代国家の形成過程で「日本仏教」の概念がどのように作られたのかを見直すことによって、新たな日本仏教史の可能性を拓く意欲的な論考。近代日本思想としての仏教史学をめぐる考察をまとめる。
書誌・年譜・年表 文献:p311~332
受賞情報・賞の名称 国際宗教研究所賞
受賞情報・賞の回次(年次) 第6回
一般件名 仏教-日本-歴史-明治以後-ndlsh-00560958
一般件名カナ ブッキョウ-ニホン-レキシ-メイジイゴ-00560958
一般件名 仏教-日本 , 日本思想-歴史
一般件名カナ ブッキョウ-ニホン,ニホン シソウ-レキシ
一般件名典拠番号

511356820210000 , 510395510020000

分類:都立NDC10版 182.1
資料情報1 『近代日本思想としての仏教史学』 オリオン・クラウタウ/著  法藏館 2012.9(所蔵館:中央  請求記号:/182.1/5164/2012  資料コード:7101266498)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152153534

目次 閉じる

  第一節 「仏教」概念に関する近年の研究動向
  第二節 近代日本、仏教学、オリエンタリズム-研究対象の設定に向けて
  第三節 「宗教史学」への眼差し
第一部 国民国家と「仏教」をめぐる歴史叙述
第一部緒言
第一章 「日本仏教」以前
  はじめに
  第一節 原坦山の生涯-近世的宗学と近代的仏教学のはざま
  第二節 原坦山の明治初期
  第三節 アカデミズム仏教学の誕生
  おわりに
第二章 「日本仏教」の誕生
  はじめに
  第一節 初期の『日本仏教史』とその課題
  第二節 村上専精と「日本仏教史」
  第三節 村上専精による「日本仏教の特色」-戒律・哲学・信仰
  第四節 村上専精による「日本仏教の特色」-仏教と国家
  おわりに
第三章 大正期における日本仏教論の展開
  はじめに
  第一節 高楠順次郎の生涯
  第二節 高楠順次郎をめぐる先行研究
  第三節 『仏教国民の理想』とその試み
  第四節 個人主義、家族主義、そして阿弥陀信仰
  第五節 高楠と家族主義-コンテキストによせて
  おわりに
第四章 十五年戦争期における日本仏教論とその構造
  はじめに
  第一節 コンテキストによせて-『国体の本義』とその仏教論
  第二節 花山信勝にみる日本仏教の「本質」と「実践」
  第三節 家永三郎の「否定の論理」と日本仏教
  第四節 花山/家永の日本仏教論の構造
  おわりに
第一部結語
第二部 僧風刷新と「仏教」をめぐる歴史叙述
第二部緒言
第一章 伝統的な語りにみる僧侶の自己批判
  はじめに
  第一節 「排仏論」と「護法論」-カテゴリとその問題に寄せて
  第二節 近世僧侶による仏教批判をめぐって
  第三節 明治初期の宗教政策と僧侶の自己批判
  第四節 諸宗同徳会盟の成立とその基本問題
  第五節 諸宗同徳会盟と明治国家
  第六節 会盟参加者にみる仏教批判の意義
  おわりに
第二章 近代仏教(史)学の成立と近世僧侶の「堕落」
  はじめに
  第一節 近代仏教(史)学事始と「僧侶の堕落」
  第二節 明治期の「日本仏教史」にみる近世仏教の位置づけ
  第三節 近世仏教の「衰微」と鎌倉新仏教の「隆盛」
  第四節 辻善之助の歴史叙述における廃仏毀釈の位置づけ
  おわりに
第三章 僧侶批判と「実証史学」
  はじめに
  第一節 辻の近世仏教像
  第二節 「信仰の形式化」とその語り方
  第三節 辻仏教史学の政治性
  おわりに
第四章 近世仏教堕落論の批判と継承
  はじめに
  第一節 「葬式仏教」と近世社会-圭室諦成をめぐって
  第二節 研究領域の確立-学術雑誌『近世仏教』とその周辺をめぐって
  第三節 近世仏教の近代的精神とその課題
  第四節 圭室文雄をめぐって
  第五節 近世仏教と地域社会
  第六節 「堕落論」の彼方-大桑斉と高埜利彦をめぐって
  おわりに
第二部結語