資料詳細

目次

序章

  第1節 名古屋市立図書館の歴史的位置

  第2節 名古屋市の1区1館計画に関する先行研究と問題点

  第3節 日本の公共図書館史に関する先行研究

  第4節 問題の所在と課題及び研究方法

  <本稿の射程>

第1章 1区1館開始前

  第1節 名古屋図書館

  第2節 名古屋公衆図書館

  第3節 1市2館の時代

  第4節 熱田図書館

  第5節 三角関係の時代

  <概括>

第2章 1区1館と名古屋市の図書館人

  第1節 夢の始まり:赤木館長による構想

  第2節 心に描く分館像:「簡易図書館」の現状を「足掛かり」に

  第3節 方向性の獲得:出来事の積み重ねの中で

  第4節 栄図書館と巡回文庫:もう1つの方向性

  第5節 計画実現の立役者:構想の実現へ

  <概括>

第3章 1区1館と地方行政

  第1節 名古屋市政世論調査

  第2節 杉戸市政期(1961年4月-1973年4月)における始動:名古屋市の都市計画とその時代背景

  第3節 産業優先策からの転換:1区1施設計画

  第4節 本山市政期(1973年4月-1985年4月)における停滞:1区1館の終了

  第5節 その後の分館計画:計画主体の多様化

  <概括>

第4章 1区1館と住民運動

  第1節 図書館づくり運動の幕開け:1区1館制は終着駅か

  第2節 新区の誕生と住民参加:新しい理念の登場

  第3節 住民参加型の図書館 その1:名東図書館の場合

  第4節 住民参加型の図書館 その2:天白図書館の場合

  <概括>

第5章 1区1館完成後

  第1節 住民要求の継続と変化:さらなる図書館増設を求める声

  第2節 1区1館の「総仕上げ」:新中央図書館改築計画

  第3節 市民の願いと幻の中図書館:大型プロジェクトか分館網か

  第4節 図書館づくり住民運動:1区1館の枠を超えるために

  第5節 図書館改築住民運動:1区1館の枠の中で

  <概括>

第6章 1区1館と自動車図書館

  第1節 巡回文庫と「移動図書館」:グループ貸出から個人貸出へ

  第2節 巡回文庫:大衆図書館がめざしたもの

  第3節 図書館網の形成とサービスの均質化

  第4節 「移動図書館」:1区1館を補うもの

  <概括>

第7章 1区1館とコミュニティ施策

  第1節 コミュニティ施策とコミュニティ・センター

  第2節 コミュニティ・センター内の図書室:期待されていた機能

  第3節 コミュニティ・センター内の図書室:実現した機能

  <概括>

第8章 1区1館の第2幕

  第1節 老朽館の改築と1支所1館計画

  第2節 横並びの功罪

  <概括>

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