亀井 好恵/著 -- 慶友社 -- 2012.10 --

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中央 書庫 一般図書 /788.1/5110/2012 7101334954 Digital BookShelf
2013/02/12 可能 利用可   0

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ISBN 4-87449-142-3
ISBN13桁 978-4-87449-142-3
タイトル 女相撲民俗誌
タイトルカナ オンナズモウ ミンゾクシ
タイトル関連情報 越境する芸能
タイトル関連情報読み エッキョウ スル ゲイノウ
著者名 亀井 好恵 /著
著者名典拠番号

110002022260000

出版地 東京
出版者 慶友社
出版者カナ ケイユウシャ
出版年 2012.10
ページ数 297, 4p
大きさ 22cm
シリーズ名 考古民俗叢書
シリーズ名のルビ等 コウコ ミンゾク ソウショ
価格 ¥4800
内容紹介 ジェンダーの越境的な行為である女相撲・女子プロレスが人々にどのように受容されていたのかを、各地で伝承される女相撲の諸相や、女子プロレスの観客反応についての研究などを通じて明らかにする。
書誌・年譜・年表 文献:p285~292
一般件名 郷土芸能-東北地方-ndlsh-00588694
一般件名カナ キョウドゲイノウ-トウホクチホウ-00588694
一般件名 相撲
一般件名カナ スモウ
一般件名典拠番号

511111000000000

一般件名 東北地方
一般件名カナ トウホクチホウ
一般件名典拠番号 520130700000000
分類:都立NDC10版 788.1
書評掲載紙 読売新聞  2012/12/16  1797 
資料情報1 『女相撲民俗誌 越境する芸能』(考古民俗叢書) 亀井 好恵/著  慶友社 2012.10(所蔵館:中央  請求記号:/788.1/5110/2012  資料コード:7101334954)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152162780

目次 閉じる

序章 研究の目的と研究史
  一 問題の所在
  二 研究史と課題
  三 本書の構成と方法
第一章 明治以降の興行女相撲
  はじめに
  一 興行女相撲のはじまり
  二 興行内容
  三 女相撲の巡業ルートと各地におよぼした影響
  まとめと今後の課題
第二章 女相撲の観客論
  はじめに
  一 明治期の女相撲評-熱狂の対象から「醜体」へ
  二 大正から昭和初期の女相撲評-凋落と変態性
  三 『奇譚クラブ』掲載記事にみるマニアのまなざし-野性の美
  まとめ
第三章 雨乞女相撲についての一考察
  はじめに
  一 雨乞習俗にむすびつけられた女相撲
  二 女の霊力という思考バイアス
  三 雨乞女相撲の再構成-秋田県北秋田郡比内町扇田を例として
  四 地域社会における雨乞女相撲
  まとめと今後の展開
第四章 都市周辺漁村における女性の民俗芸能
  はじめに
  一 式見の芸能熱の高まり
  二 下郷の女性の生活と社会的つながり
  三 下郷の女角力を伝承していくということ
  まとめ-つながる意識
第五章 各地に伝承される女相撲の諸相
  はじめに
  一 各地で行われる女相撲
  二 女相撲の内容
  三 分布の傾向と若干の考察
第六章 「隠れた」女の大力信仰
  はじめに
  一 非日常の力としての女の大力
  二 女の大力の見世物・興行女相撲と大力信仰の零落
  三 大力に感嘆する
  四 女力士と「きゃん」な女
  まとめ
第七章 女子プロレス抑圧者としての力道山
  はじめに
  一 ハイヒールと女子プロレス
  二 抑圧される以前の女子プロレスの報道
  三 女闘美としての女子プロレス
  四 世間の認知と業界内の排除と
  まとめ
第八章 「観客論覚書」再考
  はじめに
  一 善と悪の表象
  二 善と悪の抗争の図式に対する観客反応
  三 演者側からの仕掛けと受け手の読み替え
  まとめ
第九章 観客から演者への投企
  はじめに
  一 女相撲の観客反応-聞き取り調査から
  二 アンドロジェニーへの憧憬-宝塚歌劇団を例に
  まとめ-女たちの戦略
終章 本書のまとめと今後の課題
  はじめに
  一 越境する女の芸能の都市性
  二 ブルジョア的主体による嫌悪と魅惑
  三 民衆社会的主体による越境性の受容
  四 女の大力信仰と近世都市的主体
  五 女性主体によるジェンダー・アイデンティティの変容
  六 今後の課題
補遺 女相撲への憧憬
  はじめに
  一 プロの仕事
  二 女の子たちが勇ましくも
  三 景気づけに、呼んでおくれ
  四 両極にふれる魅力
  五 女相撲は漁師町のハリ
  六 憧憬の対象として