番場 俊/著 -- 水声社 -- 2012.12 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /980.2/ド1/640 7101308963 配架図 Digital BookShelf
2013/01/13 可能 利用可   0

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ISBN 4-89176-925-3
ISBN13桁 978-4-89176-925-3
タイトル ドストエフスキーと小説の問い
タイトルカナ ドストエフスキー ト ショウセツ ノ トイ
著者名 番場 俊 /著
著者名典拠番号

110004657920000

出版地 東京
出版者 水声社
出版者カナ スイセイシャ
出版年 2012.12
ページ数 363p
大きさ 22cm
価格 ¥5000
内容紹介 ドストエフスキーは「小説」という形式をいかにして探求してきたのか。フロイトの精神分析、バフチンの多声性の理論を踏まえ、「手紙」「告白」「メディア」などをテーマにドストエフスキー理解の新たな次元を切り開く。
個人件名 Dostoevskii, Fedor Mikhailovich,(1821-1881)(00438157)(ndlsh)
個人件名カナ ドストエフスキー フョードル・ミハイロヴィチ
個人件名原綴 Dostoevskii,Fyodor Mikhailovich
個人件名典拠番号 120000077090000
個人件名 Dostoevskii, Fedor Mikhailovich
個人件名カナ ドストエフスキー, フョードル ミハイロビッチ
個人件名典拠番号 120000077090000
分類:都立NDC10版 980.2
資料情報1 『ドストエフスキーと小説の問い』 番場 俊/著  水声社 2012.12(所蔵館:中央  請求記号:/980.2/ド1/640  資料コード:7101308963)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152183997

目次 閉じる

序章 ドストエフスキーへのアプローチ
Ⅰ 手紙
第一章 手紙の暴力
  一 はじまり
  二 手紙の夢
  三 作者の誕生
  四 手紙の暴力
第二章 文学と手紙、感応の遊戯
  一 手紙の諍い
  二 新しい仲間たちのもとで
  三 感応の遊戯
第三章 盗まれた手紙
  一 私的なものと公的なもの
  二 無駄話の空間
  三 盗まれた手紙
Ⅱ 告白
第四章 「告白小説」のプラン
  一 「どうやらこのみぞれのせいで…」
  二 告白小説のプラン
  三 「告白」の三つの仕方
  四 二重の書物
  五 分散する声
第五章 告白の現実的条件
  一 『罪と罰』の捜査担当官ポルフィーリー・ペトローヴィチ
  二 スタヴローギンの告白?
Ⅲ メディア
第六章 『罪と罰』と同時代のジャーナリズム
  一 ドストエフスキーの『一八六五年』
  二 犯罪者の一人称
  三 新聞のパースペクティヴ
  四 積極的な欠如
第七章 メディア・リテラシーの練習問題
  一 事件報道と速記法
  二 声
第八章 文学の生まれるところ
  一 メディアの精神からの文学の誕生
  二 メディアのなかの女たち
  三 文学の夢/現実の夢
Ⅳ 『カラマーゾフの兄弟』を読む
第九章 ゼロ年代のドストエフスキー
  一 ゼロ年代の(純)文学状況
  二 『恋空』から『カラマーゾフ』へ
第一〇章 小説の問いから『カラマーゾフの兄弟』へ
  一 対抗言説としての小説
  二 文学と社会
  三 もう一つの社会
  四 全体性をめぐる闘争
  五 『カラマーゾフの兄弟』へ
第一一章 ジャンルの闘争
  一 目次を読む
  二 告白の主題と変奏
  三 小説が裁かれる
第一二章 『カラマーゾフの兄弟』から小説の問いへ
  一 精神分析
  二 「突然」と「あとから」
  三 ドストエフスキーの時間
終章 小説の時間