坂井 博美/著 -- ぺりかん社 -- 2012.12 --

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中央 書庫 一般図書 /367.4/5129/2012 7101429806 Digital BookShelf
2013/01/29 可能 利用可   0
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ISBN 4-8315-1346-5
ISBN13桁 978-4-8315-1346-5
タイトル 「愛の争闘」のジェンダー力学
タイトルカナ アイ ノ ソウトウ ノ ジェンダー リキガク
タイトル関連情報 岩野清と泡鳴の同棲・訴訟・思想
タイトル関連情報読み イワノ キヨ ト ホウメイ ノ ドウセイ ソショウ シソウ
著者名 坂井 博美 /著
著者名典拠番号

110006326760000

出版地 東京
出版者 ぺりかん社
出版者カナ ペリカンシャ
出版年 2012.12
ページ数 396p
大きさ 22cm
価格 ¥6000
内容紹介 明治~大正期に活躍した女性活動家・遠藤清の、自然主義作家・岩野泡鳴との同棲→結婚→別居→訴訟→離婚というライフヒストリーを通じて、両性関係の力学と相互作用を浮き彫りにし、女性の思想と実践を複眼的に照らし出す。
書誌・年譜・年表 文献:p347~363 岩野清著作目録:p364~369 岩野清・岩野泡鳴年譜:p370~384
個人件名 岩野, 清,(1882-1920)(00152996)(ndlsh)
個人件名カナ イワノ, キヨ,(1882-1920)(00152996)
個人件名 遠藤 清子,岩野 泡鳴
個人件名カナ イワノ, キヨ,イワノ ホウメイ
個人件名原綴 岩野/ 清
個人件名典拠番号 110000133500000 , 110000133580000
個人件名 岩野/ 清,岩野 泡鳴
個人件名カナ イワノ, キヨ,イワノ ホウメイ
個人件名典拠番号 110000133500000 , 110000133580000
一般件名 婚姻-日本-歴史-大正時代-001126610-ndlsh
一般件名カナ コンイン-ニホン-レキシ-タイショウ ジダイ-001126610
一般件名 結婚-歴史 , 性差-歴史
一般件名カナ ケッコン-レキシ,セイサ-レキシ
一般件名典拠番号

510709210050000 , 511775910010000

分類:都立NDC10版 367.4
資料情報1 『「愛の争闘」のジェンダー力学 岩野清と泡鳴の同棲・訴訟・思想』 坂井 博美/著  ぺりかん社 2012.12(所蔵館:中央  請求記号:/367.4/5129/2012  資料コード:7101429806)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152196275

目次 閉じる

序章
  一 問題設定
  二 分析対象-なぜ岩野清・泡鳴なのか
  三 先行研究整理
  四 史料について
  五 本研究の構成
第一章 「愛の争闘」前史
  はじめに
  一 生い立ち
  二 「生存競争場裡に立」つ-事務員から新聞記者へ
  三 『二十世紀の婦人』への参加と治安警察法第五条改正運動
  四 プラトニック・ラブと社会的地位の失墜
  おわりに
第二章 「新しい女」をつくる男と女
  はじめに
  一 泡鳴の接近
  二 「ヘツダのやうな女」への欲望
  三 “男版ノラ”としての泡鳴
  四 排除される「旧い女」
  五 「新しい女」の定義をめぐる抗争
  おわりに
第三章 セクシュアリティをめぐる攻防
  はじめに
  一 性をめぐる「征服被征服」
  二 フィクションとしての『愛の争闘』
  三 夫婦間の性に付与された意味
  おわりに
第四章 女性解放論のなかのジェンダー力学
  はじめに
  一 『青鞜』期の女性論・恋愛論・結婚論
  二 丸髷の「新しい女」の経済的独立論
  おわりに
第五章 「争闘」の小説をめぐるジェンダー力学
  はじめに
  一 “文学修行の場としての家庭”
  二 「争闘」の小説
  三 泡鳴と「新しい女」の小説/泡鳴の小説のなかの「新しい女」
  おわりに
第六章 「家庭」のなかの階級
  はじめに
  一 「女中」雇用の歴史
  二 岩野家の「女中」雇用
  三 フェミニスト「主婦」の社会的活動と「女中」
  おわりに
第七章 恋愛結婚における妻の座
  はじめに
  一 「なぜ私は離婚しないか」
  二 なぜ同居請求だったのか
  三 男女問題の「革命者」-泡鳴の論理
  四 法廷対決
  五 判決について
  六 社会の反応-「自由離婚」と妻の座の保護
  七 別居後の思想の転回-結婚の永続性の強調
  おわりに
第八章 経済的独立論と<妻・母の権利>のはざま
  はじめに
  一 同居請求訴訟以後-離婚請求か扶養料の請求か
  二 裁判の概要-扶養料請求と経済的独立
  三 六法全書を読む家族たち-家督相続をめぐる攻防
  四 離婚時の子の帰属・扶養と都市新中間層の離婚問題の浮上
  五 清の沈黙が意味すること
  おわりに
終章
  一 「争闘」の消滅
  二 結論