山谷 敬三郎/著 -- 風間書房 -- 2012.12 --

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中央 書庫 一般図書 /375.1/5489/2012 7101475157 Digital BookShelf
2013/02/01 可能 利用可   0

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ISBN 4-7599-1950-9
ISBN13桁 978-4-7599-1950-9
タイトル 学習コーチング学序説
タイトルカナ ガクシュウ コーチングガク ジョセツ
タイトル関連情報 教育方法とコーチング・モデルの統合
タイトル関連情報読み キョウイク ホウホウ ト コーチング モデル ノ トウゴウ
著者名 山谷 敬三郎 /著
著者名典拠番号

110005737440000

出版地 東京
出版者 風間書房
出版者カナ カザマ ショボウ
出版年 2012.12
ページ数 8, 545p
大きさ 22cm
価格 ¥8500
内容紹介 教授・学習過程における教育方法・技術とコーチング・モデルの両者の理論的根拠、方法論及び具体的スキルについて、その関連性を考察し、その統合化を図る。
書誌・年譜・年表 文献:p535~544
一般件名 学習指導-00567310-ndlsh
一般件名カナ ガクシュウシドウ-00567310
一般件名 学習指導 , コーチング
一般件名カナ ガクシュウ シドウ,コーチング
一般件名典拠番号

510590100000000 , 511789300000000

分類:都立NDC10版 375.1
資料情報1 『学習コーチング学序説 教育方法とコーチング・モデルの統合』 山谷 敬三郎/著  風間書房 2012.12(所蔵館:中央  請求記号:/375.1/5489/2012  資料コード:7101475157)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152200588

目次 閉じる

序章 問題の所在と背景
  1 本研究の目的と意義
  2 先行研究の概要
第Ⅰ部 コーチング・モデル構築に関する教育人間学的考察
第1章 教育作用の発生論的意味からの分析
  1 人間を人間にする働き
  2 教育における児童期の意味
  3 広義の教育と狭義の教育
第2章 教育作用における素質の位置づけとコーチング
  1 万能主義と無力観
  2 暗示による素質の改革
  3 素質の弾力性と課題性
第3章 教育作用における環境の位置づけとコーチング
  1 教育の絶対条件としての環境
  2 シュテルンその他の環境論
  3 課題としての環境
第4章 人間の生における問いの意義とコーチング
  1 問いの本質
  2 弁証法的進行としての生
  3 問いと注入
  4 真問か擬問か
  5 方向をもつ問い
第5章 教育作用における問いの位置づけとコーチング
  1 反省を促す問い
  2 問いと覚醒
  3 創造性と問い
  4 緊張をつくる問い
第6章 教育作用の認識論的理解とコーチング
  1 教育学の問題
  2 教育作用の典型
  3 人格的触れ合いと教育
第7章 教育作用における人格的触れ合いの諸相とコーチング
  1 生の共同と愛
  2 ギリシャ的愛・エロスの本質
  3 アガペーの本質
第8章 教育愛の二相構造とコーチング
  1 教育愛とエロス
  2 教育愛とアガペー
  3 教育愛の総合性
  4 教育愛における矛盾性
  5 教育作用の二面性と教育愛
第9章 倫理観・道徳性の類型
  1 道徳的に「善」であること
  2 道徳的に「善」であるとする評価
第10章 倫理観・道徳性の発達契機とコーチング
  1 同一視
  2 条件づけ
  3 模倣
  4 同化と調節
  5 役割取得
第11章 倫理観・道徳性育成の方法原理とコーチング
  1 生成過程への還元の原理
  2 価値葛藤の原理
  3 範例の原理
  4 感化の原理
  5 対話の原理
  6 自己内省の原理
  7 訓育(しつけ)の原理
  8 習慣化の原理
第Ⅰ部のまとめ
第Ⅱ部 コーチング・モデル構築に関する教授・学習論的考察
  1 教授・学習過程におけるコーチング・モデル
  2 “Teaching”と“Coaching”の相補関係の意味
第1章 コーチング・モデルが求められる背景
  1 コーチングの語源と歴史
  2 パワーシフトとパラダイムの変化
  3 コミュニケーションの変化
  4 協働的な人間関係へ
  5 世界公開性の誤解
  6 一人称での語りかけ
第2章 コーチング・モデルに関する理論的考察
  1 コーチング・フローの確立
  2 コーチング・モデルにおけるキーワード
  3 コーチング・モデルの哲学
  4 コーチングとマネジメント
第3章 コーチング・モデルにおけるコア・スキルの開発
  1 質問のスキル
  2 傾聴のスキル
  3 直観のスキル
  4 自己管理のスキル
  5 確認のスキル
第4章 コーチング・モデルから導き出される学習指導過程
  1 ヘルバルト及びヘルバルト派の指導過程
  2 デューイの指導過程
  3 学習コーチング学による学習プログラム
第5章 コーチング・スキルと発問の機能
  1 発問の機能・役割
  2 授業の成否を握る発問
  3 悪い発問
  4 良い発問
  5 良い発問をするための条件
  6 発問構成の工夫
第6章 コーチング・スキルと話し合いの組織化
  1 人間形成と話し合い
  2 話し合いの意義
  3 話し合いのメカニズム
  4 言語発達と話し合い
第7章 コーチング・スキルとしての児童理解と指導
  1 児童理解の内容と範囲
  2 児童理解の方法
  3 児童理解に関する基本的態度
  4 児童理解の諸相
  5 教育相談の活用
  6 話し合いによる児童理解と指導
第8章 コーチング・スキルとしての板書の効果
  1 板書の基本的性格
  2 板書と子どもたちの思考
  3 板書と子どもたちの活動
  4 板書と指導過程
  5 子どもの発達と板書
  6 板書の技術
第9章 ノート指導におけるコーチング・スキル
  1 学習ノートの教育的意義
  2 学習ノートの活用
  3 発達段階と学習ノート
  4 学習ノートの書き方の指導
  5 ノート指導の留意点
第10章 学習形態の活用におけるコーチング・スキル
  1 学習形態を支える基礎理論
  2 学習形態の機能
  3 良い学習形態とは
  4 悪い学習形態とは
  5 施設・設備と学習形態
第11章 学習環境におけるコーチング・スキル
  1 教育環境としての掲示・展示
  2 子どもに働きかける掲示・展示
  3 掲示・展示の工夫
第Ⅱ部のまとめ
第Ⅲ部 コーチング・モデルによる教員養成の実証的検討
第1章 学習コーチング学科の成立過程と背景
  1 生涯学習システム学部の設置目的と社会状況の変化
  2 学部の入学・編入学志願状況及び教員免許状取得状況
  3 学習コーチング学科に教職課程を置く必要性
第2章 学習コーチング学科の内容
  1 学習コーチング学科が養成を目指す教師像
  2 ガイダンス・ティーチャー制の導入とクラス編成
  3 開設授業科目と領域
  4 中核となる科目と基本構成
  5 教育課程編成の特色と学生のニーズへの対応
  6 学習コーチング学科の教育課程
第3章 学習コーチング研究会による検証
  1 コーチングの普及と第1回研究会
  2 特別支援教育と第2回研究会
  3 学習コーチングの具体化と第3回研究会
第Ⅲ部のまとめ
終章 総合考察と今後の課題
  1 本論文のまとめ
  2 本論文の課題と今後の展望