山本 芳久/著 -- 知泉書館 -- 2013.1 --

所蔵

所蔵は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /132.2/5045/2013 7101500895 配架図 Digital BookShelf
2013/02/12 可能 利用可   0

Eメールによる郵送複写申込みは、「東京都在住」の登録利用者の方が対象です。

    • 統合検索
      都内図書館の所蔵を
      横断検索します。
      類似資料 AI Shelf
      この資料に類似した資料を
      AIが紹介します。

資料詳細 閉じる

ISBN 4-86285-145-1
ISBN13桁 978-4-86285-145-1
タイトル トマス・アクィナスにおける人格(ペルソナ)の存在論
タイトルカナ トマス アクィナス ニ オケル ペルソナ ノ ソンザイロン
著者名 山本 芳久 /著
著者名典拠番号

110005679530000

出版地 東京
出版者 知泉書館
出版者カナ チセン ショカン
出版年 2013.1
ページ数 8, 359p
大きさ 23cm
価格 ¥5700
内容紹介 ペルソナ・人格の存在論的構造を徹底的に分析。トマス・アクィナスの存在論的な人間論の構造を、「存在の充実」という観点から認識論と存在論の統一的視点で解明し、「人格の存在論」を構築する。
書誌・年譜・年表 文献:p279~313
個人件名 Thomas Aquinas, Saint,(1225?-1274)(00458645)(ndlsh)
個人件名カナ トマス・アクイナス
個人件名原綴 Thomas Aquinas
個人件名典拠番号 120000294460000
個人件名 Thomas Aquinas
個人件名カナ トマス アクィナス
個人件名典拠番号 120000294460000
一般件名 人格-ndlsh-00574771
一般件名カナ ジンカク-00574771
分類:都立NDC10版 132.2
資料情報1 『トマス・アクィナスにおける人格(ペルソナ)の存在論』 山本 芳久/著  知泉書館 2013.1(所蔵館:中央  請求記号:/132.2/5045/2013  資料コード:7101500895)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152202947

目次 閉じる

序論
第Ⅰ部 理性的実体としての人格の基本的構造
第一章 人間論的概念としてのペルソナの輪郭
  序
  第1節 ペルソナと理性:ペルソナの自己支配
  第2節 はたらきの基体としてのペルソナ
  第3節 所与としての完全性と課題としての完全性
  第4節 神のペルソナと人間のペルソナ:「知性」と「理性」
  結論
第二章 人格の自己根源性:被造物としての人間の自立性
  序
  第1節 『神学大全』における人間論の位置づけ
  第2節 「原因性」を付与するより高次の「原因性」としての「創造」
  第3節 第一作用者と第二次作用者との関係の分析
  第4節 「原因性」と自己根源性の相違
  結論 意志的能力の二重構造の示唆している人間の関係的な自立性
第Ⅱ部 存在充足としての認識活動
第三章 知性認識における人格の自立性と関係性
  序
  第1節 魂の本質(essentia)と諸能力(potentiae)との区別
  第2節 ペルソナにおける存在とはたらき
  第3節 知性認識における自立性と関係性
  結論
第四章 神認識における人格の自立性と関係性:神の把握不可能性の含意するもの
  序
  第1節 カール・ラーナーの解釈への批判
  第2節 自然的理性による神認識の限界
  第3節 神の把握可能性と把握不可能性
  第4節 至福者の認識様態
  第5節 神の把握不可能性の含意するもの
  結論 「把握」の場合分けの持っている意味
第五章 トマスの沈黙:存在充実の徴としての沈黙
  序
  第1節 人間理性の自己超越的構造
  第2節 沈黙の次元への開き
  結論
第Ⅲ部 存在充足の運動としての愛
第六章 根源的な受動性としての愛:人格の全体性における情念の意味
  序
  第1節 情念と倫理的な善悪
  第2節 passioの意味の三区分
  第3節 情念としての愛の特質
  第4節 三種類の「一致」とその相互関係
  結論 受動的な情念から能動的・意志的な活動への転換
第七章 人格の相互関係:友愛における一性の存在論
  序
  第1節 アリストテレス友愛論への依存と相違
  第2節 自己愛と他者愛:一性の存在論による基礎づけ
  第3節 自己性と他者性の相関関係
  第4節 存在することとはたらきを為すこと:「善の自己拡散性」という観点から
  結論 愛における自己還帰性と自己伝達性
第八章 徳(virtus)としての愛(caritas):愛における人間の自立性と関係性
  序
  第1節 ニーグレンのアガペー理解
  第2節 「カリタス的総合」と「幸福論的な問い」
  第3節 トマスのカリタス理解:「徳」としての「愛」
第Ⅳ部 存在充足の原理としての自然法
第九章 トマス自然法論の基本構造:自然法の第一原理
  序
  第1節 トマス自然法論の基本構造
  第2節 基本善の曖昧性の積極的意味:善き生の大まかな輪郭の描出
  第3節 自然法と実定法の二元論の克服
  第4節 人間理性の規範的性格
  結論
第十章 自然法と万民法:トマスからスアレスへ
  序
  第1節 ローマ法における「万民法」概念の位置づけ
  第2節 スアレスの万民法概念:「諸民族のあいだの法」と「諸民族の内部の法」
  第3節 スアレスの自然法概念
結語