資料詳細

目次

序<覗き眼鏡>と<のぞきからくり>

第一章 西洋製光学器具の受容と<覗き眼鏡>

  1 節穴から射し込む光

  2 オランダ人がもたらした珍器

  3 西洋のゾグラスコープ

  4 <覗き眼鏡>のタイプ

  5 公益財団法人致道博物館所蔵の<覗き眼鏡>

  6 江戸時代に製作された<覗き眼鏡>

  7 十八世紀における和製レンズの普及について

  8 付記

第二章 覗き見の装置と遠近法絵画

  1 写実的絵画と東洋の画家たち

  2 壁に穿たれた窓と風景

  3 視覚の優位性と眼の限界

  4 遠近法と創造される風景

  5 蘭画と自然観察

  6 浮絵のトリック

  7 眼鏡絵とレンズ

  8 終わりに

第三章 江戸時代中期の<のぞきからくり>

  1 <のぞきからくり>の起源

  2 十八世紀初頭の<のぞきからくり>

  3 享保年間頃の<のぞきからくり>

  4 人形の中ネタ

  5 浮絵と中ネタ

  6 八百屋お七のカラクリ節と歌祭文

第四章 江戸時代後期の<のぞきからくり>

  1 夜景の演出

  2 西洋の<のぞきからくり>

  3 江戸後期の<のぞきからくり>の展開

第五章 近代の<のぞきからくり>

  1 遊芸鑑札制度と近代の中ネタ

  2 押絵の工夫

  資料 近代の歌詞例

第六章 中国の<のぞきからくり>-拉洋片-

  1 北京拉洋片の伝承者

  2 屋台の構造

  3 北京拉洋片の始まり

  4 西湖景

  5 演目

  6 演唱

  7 杭州・周荘拉洋片取材記

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