田林 明/編著 -- 農林統計出版 -- 2013.2 --

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中央 書庫 一般図書 /611.9/5203/2013 7101730376 Digital BookShelf
2013/03/08 可能 利用可   0
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ISBN 4-89732-267-4
ISBN13桁 978-4-89732-267-4
タイトル 商品化する日本の農村空間
タイトルカナ ショウヒンカ スル ニホン ノ ノウソン クウカン
著者名 田林 明 /編著
著者名典拠番号

110001332010000

出版地 東京
出版者 農林統計出版
出版者カナ ノウリン トウケイ シュッパン
出版年 2013.2
ページ数 15, 397p
大きさ 22cm
価格 ¥4600
内容紹介 1990年代からの日本の農業・農村の大きな変化を「商品化する農村空間」として捉え、現代の農村空間の構造と性格を明らかにする。地方や地域による農村空間の性格の違いも整理する。
一般件名 農村-日本-00945806-ndlsh
一般件名カナ ノウソン-ニホン-00945806
一般件名 農村-日本
一般件名カナ ノウソン-ニホン
一般件名典拠番号

511285320380000

分類:都立NDC10版 611.921
資料情報1 『商品化する日本の農村空間』 田林 明/編著  農林統計出版 2013.2(所蔵館:中央  請求記号:/611.9/5203/2013  資料コード:7101730376)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152220939

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第1章 序論:商品化する日本の農村空間
  第1節 日本における農業・農村の変化と本書の研究課題
  第2節 農村空間の商品化の定義
  第3節 農村空間の新しい商品
  第4節 農村空間の商品化に関する研究の手順
第1部 農村空間の商品化の諸類型と地域差
第2章 農水産物の供給
  第1節 農産物の供給と農村空間の商品化
  第2節 日本における水稲栽培の地域差
  第3節 東北地方における新品種の普及
  第4節 近年における米の地域ブランド化
  第5節 新品種の普及メカニズム
  第6節 米栽培と農村空間の商品化
  第7節 まとめ
第3章 レクリエーション・観光
  第1節 はじめに
  第2節 ルーラル・ツーリズムの原初形態(第2次世界大戦以前)
  第3節 1960年代のルーラル・ツーリズム
  第4節 農村空間における本格的な観光開発
  第5節 多様なルーラル・ツーリズム形態の出現
  第6節 日本の農村空間におけるツーリズムの変容プロセス
  第7節 おわりに
第4章 都市住民の農村居住
  第1節 はじめに
  第2節 新聞記事,雑誌記事にみる「田舎暮らし」の変化
  第3節 「田舎暮らし」の変遷
  第4節 日本における都市住民の農村居住の特徴
第5章 景観・環境の維持と社会・文化の評価
  第1節 文化遺産としての農山漁村景観
  第2節 佐賀県唐津市相知町蕨野地区の棚田景観
  第3節 蕨野地区における棚田保全活動の展開と地域振興の動き
  第4節 今後の棚田保全と持続的な地域振興に向けて
第6章 農村空間の商品化からみた日本の地域差
  第1節 多様化する日本の農村空間
  第2節 日本における農村空間の商品化の諸類型とその分布
  第3節 日本における農村空間の地域差
  第4節 むすび
第2部 商品化する日本の農村空間の諸相
第7章 北海道羅臼町・標津町における漁村空間の商品化とその地域性
  第1節 はじめに
  第2節 北海道羅臼町における空間商品化と商品化空間
  第3節 北海道標津町における空間商品化と商品化空間
  第4節 おわりに
第8章 阿武隈高地における農商工連携による地域活性化
  第1節 はじめに
  第2節 阿武隈高地における農業の変容と政策受容の実態
  第3節 桑を活用した特産品開発の取り組み
  第4節 桑の特産品開発が地域に与えた影響
  第5節 まとめ
第9章 横浜市青葉区寺家地区におけるルーラリティの商品化
  第1節 はしがき
  第2節 横浜市青葉区寺家地区の生態的基盤と社会的基盤および経済的基盤
  第3節 横浜市青葉区寺家地区における農村空間の再編と活用
  第4節 横浜市青葉区寺家地区におけるルーラリティの商品化の維持システムとその持続性-むすびにかえて-
第10章 茨城県笠間市クラインガルテンにみるルーラリティの商品化
  第1節 はじめに
  第2節 東京大都市圏における市民農園の展開
  第3節 茨城県笠間市における滞在型市民農園の発展
  第4節 笠間クラインガルテンにおけるルーラリティの再構築と商品化-むすびにかえて-
第11章 砺波平野におけるプルリアクティヴィティの展開と土地利用変化
  第1節 日本におけるプルリアクティヴィティと農村空間の商品化
  第2節 砺波平野におけるプルリアクティヴィティの成立
  第3節 砺波平野農村の多機能化:農村空間の商品化の一側面
  第4節 砺波平野農村の田園景観の変化と持続性
第12章 長野盆地における果樹によるアグリ・ツーリズムの変容
  第1節 はじめに
  第2節 長野市長沼地区におけるリンゴ栽培の展開
  第3節 アップルラインの開通とアグリ・ツーリズムの導入
  第4節 アグリ・ツーリズムの質的変化
  第5節 おわりに
第13章 静岡市の石垣イチゴ地域にみる農村空間の商品化
  第1節 はじめに
  第2節 石垣イチゴ地域における経済活動の変化
  第3節 石垣イチゴ地域における観光農園経営の特徴
  第4節 商品化された農村空間の特徴
  第5節 むすび
第14章 兵庫県佐用町南光地区の景観形成作物によるルーラリティの創造
  第1節 はじめに
  第2節 ひまわり栽培の導入と拡大
  第3節 ひまわり栽培の経済性
  第4節 都市のツーリストにとっての農村景観
  第5節 おわりに
第15章 京都府旧美山町芦生地区における山村空間の商品化
  第1節 はじめに
  第2節 「むらおこし」の展開過程
  第3節 芦生地区における「むらおこし」の系譜と背景
  第4節 山村空間の商品化とその意義
第16章 島根県江津市における空き家の利活用による中山間地域の維持・再生
  第1節 はしがき
  第2節 江津市の概要
  第3節 江津市中山間地域における空き家の空間分布と実態
  第4節 空き家の非流動化要因
  第5節 江津市における定住政策と空き家の利活用
  第6節 空き家利活用と農村空間の商品化
第17章 半農半漁村における農村空間の商品化
  第1節 はじめに
  第2節 宇和島市における農村空間の商品化の過程
  第3節 宇和島市における農村空間の商品化の地域性
  第4節 遊子水荷浦の段畑の変化
  第5節 おわりに
第18章 長崎における文化遺産観光と農村空間の商品化
  第1節 はじめに
  第2節 ツーリズムからみた九州・長崎
  第3節 長崎県におけるキリシタンツーリズム
  第4節 聖地巡礼の創造とアクター
  第5節 おわりに
第19章 沖縄の読谷山花織による地域振興
  第1節 はじめに
  第2節 読谷村における「読谷山花織」の復興
  第3節 読谷山花織の地域振興と商品化
  第4節 座喜味集落における織子の生産活動
  第5節 織子のライフヒストリーにみる読谷山花織の重要性
  第6節 おわりに
第3部 農村空間の商品化の意義と背景
第20章 都市農村関係からみた農村空間の商品化の意義
  第1節 農村空間の商品化と都市農村関係
  第2節 従来の都市農村関係と都市農村間流動
  第3節 農村空間の商品化に伴う都市農村関係の変化
  第4節 農村空間の商品化と農村の持続性
第21章 農村空間の商品化における内発性
  第1節 はじめに
  第2節 地域資源の活用による農村空間の商品化にみられる内発性
  第3節 産業資源の再評価による農村空間の商品化にみられる内発性
  第4節 ふるさと志向の高まりと農村空間の商品化にみられる内発性
  第5節 まとめ
第22章 農村空間の商品化の社会経済的背景
  第1節 はじめに
  第2節 「農村空間の商品化」需要の社会経済的背景
  第3節 「農村空間の商品化」供給の社会経済的背景
  第4節 農村空間の商品化の社会経済的意味:おわりにかえて
第23章 農村空間の商品化の文化的背景
  第1節 はじめに
  第2節 構築されるルーラリティ
  第3節 場所の記憶とアイデンティティ
  第4節 おわりに
第24章 結論:商品化する日本の農村空間の特徴
  第1節 はしがき
  第2節 農村空間の商品化の諸類型と地域差
  第3節 商品化する日本の農村空間の諸相
  第4節 商品化する日本の農村空間の特徴