資料詳細

目次

序章 社会事業行政と林市藏

  はじめに

  第一節 創出期・確立期の内務省

  第二節 発展期前期の内務省

  第三節 発展期後期の内務省

  第四節 大阪府方面委員制度と林市藏

  第五節 内務省凋落期および厚生省移管以降の方面委員制度と林市藏

  おわりに

第一部 方面委員制度創設までの林市藏

第一章 出生から内務省高等官(警察監獄学校教授)まで

  はじめに

  第一節 生い立ち

  第二節 小学校から五高入学まで

  第三節 五高入学から卒業まで

  第四節 帝国大学入学から卒業まで

  第五節 拓殖務属から内務属へ

  第六節 警察監獄学校教授(高等官)時代

  第七節 警察監獄学校教授時代の借金返済について

  おわりに

第二章 山口県書記官から東洋拓殖理事まで

  はじめに

  第一節 山口県、広島県、新潟県における地方官時代

  第二節 林市藏の地方事務官時代における地方行政と人事

  第三節 三重県知事時代

  第四節 東洋拓殖株式会社理事時代

  おわりに

第二部 方面委員制度と林市藏

第三章 大阪府知事林市藏の二年二ケ月

  はじめに

  第一節 知事着任前後当時の風評について

  第二節 米騒動と白虹事件

  第三節 大阪府救済課の設置

  第四節 大阪府方面委員規程の制定とその後

  おわりに

第四章 大阪府方面顧問林市藏の思想的基盤

  はじめに

  第一節 日本信託銀行頭取としての林市藏

  第二節 大阪堂島米穀取引所理事長としての林市藏

  第三節 大阪府方面顧問林市藏の思想的基盤

  おわりに

第五章 大阪府方面委員制度創設期における林市藏

  はじめに

  第一節 大阪府方面常務委員の性格

  第二節 沼田嘉一郎について

  第三節 大阪府方面常務委員会における林市蔵の位置

  第四節 救護法制定・実施促進運動における林市藏の位置

  おわりに

第六章 全日本方面委員連盟副会長たる林市藏の思考と行動

  はじめに

  第一節 この時期における生業

  第二節 「皇室の御聖慮」発露期(一九三二～三七年)における林の役割

  第三節 大阪府モデルのアッピール

  第四節 方面委員令関連の規則・依命通牒の対する林の行動

  第五節 銃後体制期の林市藏の行動

  おわりに

第七章 被占領期における林市藏の思考と行動

  はじめに

  第一節 戦時下における「集団輔導」論の提唱

  第二節 民生委員令制定と林市藏の役割

  第三節 民生委員法の制定と林市藏の役割

  おわりに

第八章 「夕刊売り母子の挿話」についての再検討

  はじめに

  第一節 挿話に関する論証

  第二節 林自身の口述記録・論述

  第三節 挿話の流布過程

  第四節 留岡幸助・村嶋歸之・原泰一のスタンス

  第五節 戦後における挿話の扱い方

  おわりに

第三部 補章・史料・著作一覧・年譜

補章 山口県知事たる林市藏宛て山縣有朋書簡の歴史的意義

  はじめに 解題に代えて

  第一節 本文等の翻刻・採録

  第二節 校訂について

  第三節 山縣書簡の時代背景

  おわりに

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