門田 岳久/著 -- 森話社 -- 2013.2 --

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中央 3階C 一般図書 /161.3/5043/2013 7101886395 配架図 Digital BookShelf
2013/03/31 可能 利用可   0
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ISBN 4-86405-047-0
ISBN13桁 978-4-86405-047-0
タイトル 巡礼ツーリズムの民族誌
タイトルカナ ジュンレイ ツーリズム ノ ミンゾクシ
タイトル関連情報 消費される宗教経験
タイトル関連情報読み ショウヒ サレル シュウキョウ ケイケン
著者名 門田 岳久 /著
著者名典拠番号

110004801150000

出版地 東京
出版者 森話社
出版者カナ シンワシャ
出版年 2013.2
ページ数 393p
大きさ 22cm
価格 ¥5600
内容紹介 パッケージツアーに取り込まれ、商品化された聖地巡礼は、宗教の衰退した姿でしかないのか? 四国遍路の巡礼バスツアーへの参与観察から、「現代の/我々の」宗教的営みが持つ可能性を探る。
書誌・年譜・年表 文献:p350~374
一般件名 宗教社会学-ndlsh-00572414
一般件名カナ シュウキョウシャカイガク-00572414
一般件名 宗教社会学 , 観光事業 , 巡礼
一般件名カナ シュウキョウ シャカイガク,カンコウ ジギョウ,ジュンレイ
一般件名典拠番号

510914500000000 , 510608400000000 , 510930000000000

分類:都立NDC10版 161.3
書評掲載紙 読売新聞  2013/04/28  1815 
資料情報1 『巡礼ツーリズムの民族誌 消費される宗教経験』 門田 岳久/著  森話社 2013.2(所蔵館:中央  請求記号:/161.3/5043/2013  資料コード:7101886395)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152228792

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第1章 宗教・ツーリズム・再帰性
  一 現代日本を舞台とした宗教研究
  二 宗教概念の脱自明化
  三 概念批判を越えて
  四 拡大する消費社会と宗教
  五 「宗教とツーリズム」研究
  六 観光人類学
  七 「民俗」と近代の絡み合い
  八 再帰性<Reflexivity>を捉える
  九 本書の構成
Ⅰ 資源化される宗教
第2章 信仰の「価値」
  一 宗教の遺産化と軋轢
  二 聖地の「普遍的価値」生成過程
  三 「信仰」の価値化と名付けの力学
  四 結論
第3章 巡礼ツーリズムの誕生
  一 ポスト世俗化論と宗教の資源化論
  二 巡礼とツーリズムの邂逅
  三 巡礼ツーリズムの誕生
  四 現在の巡礼ツーリズム・概要
  五 まとめ
第4章 巡礼ツアーのエスノグラフィー
  一 巡礼ツーリズムの基本構造
  二 メンバーと構成
  三 「宗教漬け」の日々
  四 世俗的価値観の侵入と防御
  五 乗務員の仕事
  六 巡礼ツーリズムの特色
  七 未然の自己物語
  八 単数化する身体
  九 結論
Ⅱ 日常的宗教環境の再構築
第5章 宗教観光業の地域民族誌/経営史
  一 佐渡の民族誌的/宗教誌的背景
  二 宗教観光専門業の地域的経営史
  三 巡礼者の信仰と企業家の精神
  四 結論
第6章 日常における宗教的実践の消長
  一 生活世界における宗教とツーリズム
  二 巡礼ツーリズムへの「入り方」
  三 儀礼の復興と日常における宗教的実践
  四 宗教的習俗の再埋め込み
  五 結論
Ⅲ 個の経験からまなざす
第7章 巡礼経験者の生活史と自己物語
  一 個のレベルにおける宗教的経験
  二 「語り」と「対話」に基づく宗教研究
  三 対話の記録
  四 物語化される巡礼経験
  五 個人の信心と歴史的・社会的秩序の関係
  六 結論
第8章 日常的秩序と超常現象の生態学
  一 日常性としての宗教、埋め込まれた憑依
  二 トンチボのいなくなった日常
  三 新たなるリアリティー
  四 考察 1
  五 考察 2
  六 結論
第9章 「経験消費」の設計思想
  一 内在的理解とロマン主義
  二 巡礼ツーリズムとオルタナティブツーリズム
  三 巡礼ツアーはオルタナティブか
  四 オルタナティブ性の消費社会的変質
  五 本章のまとめと結論への展望
第10章 結論
  一 本書のまとめ
  二 個の経験から捉えなおす
  三 「浅い」経験と再帰的自己の未来