木俣 元一/著 -- 名古屋大学出版会 -- 2013.2 --

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中央 書庫 一般図書 /702.0/5403/2013 7101897657 Digital BookShelf
2013/03/31 可能 利用可   0

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ISBN 4-8158-0724-5
ISBN13桁 978-4-8158-0724-5
タイトル ゴシックの視覚宇宙
タイトルカナ ゴシック ノ シカク ウチュウ
著者名 木俣 元一 /著
著者名典拠番号

110003405530000

出版地 名古屋
出版者 名古屋大学出版会
出版者カナ ナゴヤ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2013.2
ページ数 7, 397, 71p
大きさ 22cm
価格 ¥6600
内容紹介 西洋中世に爆発的に拡大したイメージの世界は、何を顕わにしたのか。黙示録写本、ステンドグラス、聖遺物など、イメージが切り拓いた多様な視覚宇宙を探究し、「見えるようになること」を根底から問い直したゴシック美術論。
一般件名 ゴシック美術-ndlsh-00562568
一般件名カナ ゴシックビジュツ-00562568
一般件名 ゴシック美術 , ゴシック建築
一般件名カナ ゴシック ビジュツ,ゴシック ケンチク
一般件名典拠番号

510297900000000 , 510297800000000

分類:都立NDC10版 702.04
書評掲載紙 読売新聞  2013/12/22   
資料情報1 『ゴシックの視覚宇宙』 木俣 元一/著  名古屋大学出版会 2013.2(所蔵館:中央  請求記号:/702.0/5403/2013  資料コード:7101897657)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152230426

目次 閉じる

序論
  1 はじめに
  2 「文字を読めない人々のための聖書」を超えて
  3 見えるようになることへ向けて
  4 辺境と終末:空間と時間の末端で
  5 キリスト教徒とは何か
  6 救済史のなかのイメージ
第Ⅰ部 隠蔽から開示へのレトリック
第1章 レヴェラティオをめぐるレヴェラティオ
  1 はじめに
  2 「タイポロジー」という思考法
  3 視覚的タイポロジーとその二類型
  4 不可視性から可視性へ
  5 おわりに
第2章 「天に開かれた門」
  1 はじめに
  2 挿絵における幻視表現と読者/観者の内的ヴィジョン
  3 『ベアトゥス黙示録註解』写本におけるヨハネの幻視表現
  4 開口部と視線
  5 フォリオの表裏両面とヨハネの視線
  6 おわりに
第3章 空の向こう側へ
  1 はじめに
  2 蒼穹としてのカーテン
  3 モーセのヴェールとしてのカーテン
  4 おわりに
第Ⅱ部 記憶と想起のトポグラフィー
第4章 イェルサレム・コンスタンティノポリス・パリ
  1 はじめに
  2 宮廷礼拝堂の系譜
  3 マクロとミクロの聖遺物容器
  4 聖遺物の奉遷をめぐって
  5 おわりに
第5章 過去の物質的引用
  1 はじめに
  2 「スポリア」とは何か
  3 西洋中世におけるスポリアを考えるために
  4 サン=ドニ大修道院長シュジェールの「スポリア」
第6章 信仰と伝統が交差する場所
  1 はじめに
  2 図像における規範と自由
  3 「わたしの右の座に就くがよい」
  4 図像と場の規範性
  5 信仰表明と伝統への回帰
  6 おわりに
第Ⅲ部 「鏡」としてのユダヤ
第7章 反転した自己表象
  1 はじめに
  2 ユダヤ教徒の服装と美術
  3 「内なる他者」としてのユダヤ教徒
  4 「シナゴーガ」の冠とユダヤの帽子
  5 『ビーブル・モラリゼ』の挿絵におけるユダヤの帽子
  6 ナウムブルク大聖堂西内陣障栅の浮彫におけるユダヤの帽子
第8章 「恐るべき不信仰」とイメージの聖性
  1 はじめに
  2 聖人像への懲罰
  3 「聖像破壊者としてのユダヤ教徒」というトポス
  4 イメージをめぐるキリスト教徒とユダヤ教徒の論争
  5 キリスト教会内部に発されたメッセージ
  6 むすびにかえて
第Ⅳ部 聖顔:不在と現前のディアレクティック
第9章 痕跡としてのイメージ
  1 はじめに
  2 中世における複製
  3 聖顔
  4 古代、ビザンティンにおける印章と刻印のメタファー
  5 西洋盛期中世における印章と刻印のメタファー
第10章 「顔と顔とを合わせて」
  1 はじめに
  2 メディアとしての聖顔
  3 一三世紀イギリス写本におけるヴェロニカ
  4 ヴェロニカの祈禱文と祈念の構造
  5 聖顔における可視性と不可視性
第11章 ヴェロニカと印章
  1 はじめに
  2 挿絵とべレンガウドゥスによる註解
  3 印章
  4 ヴェロニカ
  5 おわりに
結論