阿部 泰郎/著 -- 名古屋大学出版会 -- 2013.2 --

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中央 3階C 一般図書 /162.1/5123/2013 7101902040 配架図 Digital BookShelf
2013/04/05 可能 利用可   0
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ISBN 4-8158-0723-8
ISBN13桁 978-4-8158-0723-8
タイトル 中世日本の宗教テクスト体系
タイトルカナ チュウセイ ニホン ノ シュウキョウ テクスト タイケイ
著者名 阿部 泰郎 /著
著者名典拠番号

110000033480000

出版地 名古屋
出版者 名古屋大学出版会
出版者カナ ナゴヤ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2013.2
ページ数 10, 598, 29p
大きさ 22cm
価格 ¥7400
内容紹介 聖徳太子伝から仏教儀礼、経蔵、聖教、神祇までを含む広大な領野を「宗教テクスト」の視座から展望し、中世世界の深層に潜む豊穣なる知の体系を解き明かす。
個人件名 聖徳太子
個人件名カナ ショウトク タイシ
個人件名典拠番号 110000511200000
個人件名 聖徳太子
個人件名カナ ショウトク タイシ
個人件名典拠番号 110000511200000
一般件名 宗教-日本-歴史-中世-00568350-ndlsh
一般件名カナ シュウキョウ-ニホン-レキシ-チュウセイ-00568350
一般件名 宗教-日本 , 経典 , 仏教-仏会・仏事 , 神祇
一般件名カナ シュウキョウ-ニホン,キョウテン,ブッキョウ-ブツエ ブツジ,ジンギ
一般件名典拠番号

510913920380000 , 510697000000000 , 511356810110000 , 511013400000000

分類:都立NDC10版 162.1
資料情報1 『中世日本の宗教テクスト体系』 阿部 泰郎/著  名古屋大学出版会 2013.2(所蔵館:中央  請求記号:/162.1/5123/2013  資料コード:7101902040)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152232255

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序章 宗教テクスト学試論
  一 宗教というテクスト宇宙
  二 宗教テクストの探究
  三 中世宗教テクストの世界像
  四 中世宗教テクストの場へ
第Ⅰ部 聖徳太子宗教テクストの世界
第一章 聖徳太子の世界像
  一 聖徳太子をめぐる宗教テクストの場
  二 古代における聖徳太子伝と絵伝
  三 中世聖徳太子尊像図像の生成
  四 中世太子宗教テクスト形成の主体
  五 太子宗教テクストの生成展開をうながすもの
  六 中世太子宗教テクストの座標と布置
第二章 複合宗教テクストとしての聖徳太子伝と絵伝
  一 古代における太子像と太子伝の成立
  二 平安期における太子伝の生成と『三宝絵』
  三 『聖徳太子伝暦』における正典の確立
  四 平安期における聖徳太子絵伝
  五 法隆寺障子絵伝における世界像
  六 法隆寺上宮王院の宝物
  七 文芸テクストに表象された太子の霊地
第三章 霊地における太子像
  一 院政期太子像の宗教構想
  二 慈円における太子像の構想
  三 四天王寺の創建伝承と縁起説
  四 『御手印縁起』の成立と展開
  五 中世太子絵伝における四天王寺図像の世界
  六 廟崛太子
  七 顕真における太子廟御記文伝承の文脈
  八 太子廟の礼拝空間における尊像と絵伝
第四章 中世聖徳太子絵伝におけるテクスト複合
  一 中世太子絵伝の宗教図像テクスト複合
  二 中世太子絵伝と太子伝によるテクスト複合の様相
  三 中世掛幅太子絵伝の類型と展開
  四 中世太子絵伝の<外部>と<内部>の複合
  五 聖徳太子絵伝テクスト複合の統辞法
第Ⅱ部 寺院経蔵宗教テクストの世界
第五章 寺院における宗教テクストの諸位相
  一 日本における仏法のテクスト
  二 一切経と聖教の場としての経蔵
  三 中世宗教テクストの縮図としての唱導
  四 宗教テクストの主体としての慈円
第六章 宗教テクストによる国土の<経蔵>化
  一 一切経という宗教テクスト
  二 宗教テクストの位相からみる一切経造立の意義
  三 埋経儀礼と一切経造立の接点
  四 院王権による一切経造立と勧進聖による埋経運動
  五 鳥羽院の末代上人一切経勧進結縁と富土山埋経
第七章 宗教テクストとしての経蔵と目録
  一 「聖教目録」という座標
  二 円珍と寺門派における中世宗教テクストの形成
  三 東寺における空海請来・御筆宗教テクストの布置と展開
  四 醍醐寺三宝院における宗教テクスト体系の形成
第八章 灌頂儀礼と宗教テクスト
  一 宗教テクストの場としての灌頂
  二 守覚法親王の宗教テクストにおける灌頂儀礼
  三 即位灌頂という儀礼テクスト
  四 密教儀礼テクストの諸位相と口決
第九章 中世密教聖教の極北
  一 「文観」像と文観研究
  二 文観の三尊合行法テクスト
  三 三尊合行法テクストと文観著作
  四 『瑜伽瑜祇秘肝鈔』と後醍醐天皇御影
第Ⅲ部 儀礼空間宗教テクストの世界
第十章 仏教儀礼における宗教テクストの諸位相
  一 儀礼空間のテクスト
  二 二月堂修二会の儀礼テクスト空間
  三 唱導の儀礼テクスト
  四 常行堂の法儀と堂僧の念仏
  五 講式を読む
第十一章 宗教テクストの核としての願文
  一 願文という宗教テクスト
  二 古代仏教における願文の諸位相
  三 御堂関白の作善と願文
  四 院政期の次第法則における願文の位置
  五 東大寺大仏をめぐる願文の諸相
第十二章 修正会・修二会と儀礼テクスト
  一 二月堂修二会の儀礼空間と音声
  二 修二会の行法と所作の構造
  三 朱唐櫃
  四 “読む”テクスト
  五 二月堂の神話テクストと神名帳・過去帳
  六 常行堂修正会と大念仏の儀礼テクスト
  七 僧賀聖人の伝承とそのテクスト
第十三章 儀礼の声
  一 悔過の声
  二 講式の声
  三 高声と一声
  四 一味同心の声
第十四章 真宗寺院の宗教空間と儀礼テクスト
  一 城端別院虫干法会の儀礼空間
  二 虫干法会における宗教テクストの諸位相と機能
  三 伝承される宗教テクストの再創造
第Ⅳ部 神祇祭祀宗教テクストの世界
第十五章 中世熱田宮の宗教テクスト空間
  一 神祇をめぐるテクストの諸位相
  二 熱田宮の神典と経典
  三 熱田宮における中世縁起の形成と展開
  四 熱田宮炎上をめぐる託宣記と女房日記
  五 密教聖教テクストの象る熱田宮
  六 「宝釼」をめぐるテクスト
第十六章 真福寺神祇書のテクスト体系
  一 宗教テクストとしての神祇書
  二 真福寺聖教における神祇書の位置
  三 真福寺本神祇書の書誌分類
  四 中世神道の展開と真福寺本神祇書
  五 東大寺東南院からの神祇書の伝来
第十七章 書かれたものとしての神道
  一 テクストとしての中世神道
  二 真福寺聖教の中の神道テクスト
  三 「三宝院御流」聖教の中の神道テクスト
  四 『野決』具書神道テクストの概要と思想
  五 守覚法親王の宗教テクストと神祇
第十八章 修験道における宗教テクスト空間
  一 宗教テクストとしての修験道
  二 御正躰としての蔵王権現像と埋納聖典の位相
  三 修験縁起説と役行者伝の位相
  四 霊地を象る宗教テクスト複合
終章 中世宗教テクストのゆくえ
  一 宗教テクストにおける中世
  二 中世宗教テクストの普遍性
  三 中世宗教テクストの達成としての文字本尊
  四 神祇における中世宗教テクストの到達点