中見 立夫/著 -- 東京大学出版会 -- 2013.3 --

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中央 書庫 一般図書 /319.1/5948/2013 7101976572 Digital BookShelf
2013/04/23 可能 利用可   0

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ISBN 4-13-026143-2
ISBN13桁 978-4-13-026143-2
タイトル 「満蒙問題」の歴史的構図
タイトルカナ マンモウ モンダイ ノ レキシテキ コウズ
著者名 中見 立夫 /著
著者名典拠番号

110003745380000

出版地 東京
出版者 東京大学出版会
出版者カナ トウキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2013.3
ページ数 15, 279, 9p
大きさ 22cm
価格 ¥6000
内容紹介 「満蒙」という地域概念はいかにしてつくられたのか。満蒙問題が登場した背景と、その問題の展開を、日本語はもとよりモンゴル語、満洲語、漢語、ロシア語で書かれた文書史料にもとづき検証する。
一般件名 満州問題-ndlsh-00567465
一般件名カナ マンシュウモンダイ-00567465
一般件名 日本-対外関係-中国-歴史 , 満州問題
一般件名カナ ニホン-タイガイ カンケイ-チュウゴク-レキシ,マンシュウ モンダイ
一般件名典拠番号

520103812660000 , 511405600000000

分類:都立NDC10版 319.1022
資料情報1 『「満蒙問題」の歴史的構図』 中見 立夫/著  東京大学出版会 2013.3(所蔵館:中央  請求記号:/319.1/5948/2013  資料コード:7101976572)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152244078

目次 閉じる

序論 地域概念の政治性
  はじめに
  1 「満州」とは
  2 地域名としての「満洲」の成立
  3 「満洲問題」から「満蒙問題」への展開
  4 「満蒙」という概念の特殊性
  5 「満蒙」の拡大と「蒙疆」の登場
  6 「東亜」という地域
  小結
第一章 「東部内蒙古」という空間
  はじめに
  1 「モンゴル」という地域
  2 清朝統治下における「蒙古」と、日本人が認識する「東(部)蒙古」
  3 第三回日露協約交渉と「東部内蒙古」の出現
  4 「対華二十一カ条要求」と「東部内蒙古」
  小結
第二章 清朝末期の内モンゴル王侯
  はじめに
  1 清朝末期の内モンゴル王侯とその領地
  2 清朝体制下におけるグンサンノルブの位置
  3 清末期ハラチン右旗の状況とグンサンノルブ
  小結
第三章 清末期ハラチン右旗の王府と社会
  はじめに
  1 汪国鈞の「喀喇沁本蒙古源流」漢訳と「内蒙古紀聞」の執筆
  2 「内蒙古紀聞」の構成と史料的特質
  3 ハラチン右旗王府の日常
  4 ハラチン右旗の財政と組織
  小結
第四章 清朝の崩壊と「満蒙独立」という幻影
  はじめに
  1 粛親王善耆と川島浪速
  2 北京警務学堂における川島浪速
  3 辛亥革命の勃発と日本の対華政策の展開
  4 川島浪速、参謀本部軍人による粛親王善耆に対する工作の実態
  小結
第五章 グンサンノルブの模索
  はじめに
  1 辛亥革命勃発時のグンサンノルブら在北京モンゴル王侯の動向
  2 グンサンノルブと日本からの「蒙古工作」の実態
  3 グンサンノルブの模索
  4 松井清助と日本人「大陸浪人」による内モンゴルへの武器密送の実態
  5 グンサンノルブの北京政府への恭順
  小結
第六章 「モンゴル独立」をめざし挫折した、ある内モンゴル人の実像
  はじめに
  1 清朝崩壊期までのバボージャブの行動
  2 ボグド・ハーン政権とバボージャブ
  3 ボグド・ハーン政権軍の内モンゴル攻略戦とバボージャブ
  4 パッペンハイム事件とバボージャブ、そしてロシア政府の対応
  5 孤立化するバボージャブと彼の軍団
  小結
第七章 日本による袁世凱打倒工作の展開とバボージャブ
  はじめに
  1 日本人対外硬派の中国革命認識と「満蒙問題」
  2 バボージャブの特使、東京に現る
  3 日本外務省嘱託、須佐嘉橘のバボージャブ本拠地訪問
  4 日本政府による袁世凱打倒工作とバボージャブ部隊
  5 袁世凱の急死とバボージャブの出陣、そして戦死
  小結
第八章 彷徨えるバボージャブの兵士とシベリア内戦
  はじめに
  1 セミョーノフ軍に入ったバボージャブ部隊の敗残兵
  2 バボージャブ敗退後のバルガ情勢
  3 セミョーノフ軍のなかのモンゴル兵の実情
  4 汎モンゴル主義運動に対するバルガの対応
  5 富陞阿の最期
  小結
結語 「満蒙独立運動」という幻想
補論 “東北/北東アジア”はどのように、とらえられてきたか
  はじめに
  1 “北東アジア”か、“東北アジア”か?
  2 “Northeast Asia”は、どのようにして「世界図」のうえに登場したか
  3 ロシア人、アメリカ人は、“Northeast Asia”をどうとらえてきたか
  4 戦前期の日本人学者がとらえた“東北(北東)アジア”
  おわりに